今日は病院の人の車にのせてもらって守山と名東の周辺を走ったのですが、その人が見つけた名物オジサンのつくる隠れた和菓子屋に連れて行ってもらいました。(お店の名前は千種区にある風月菓子舗:愛知県 名古屋市千種区 春里町4丁目47)
オジサンと言っても私から見て、、、ということで実際は84歳とのこと。w
これでも四兄弟の中では最も若くて最年長は99歳でご存命というのですから、驚異の長寿兄弟ですわ!
オジサンのお店というのはもう見えの作りからして私が小さい頃に見たことのある「昭和」のお店。おまけに駐車場など有りませんので、店の前にちょろっと停車させて(もしくは一人で来たら短い間の違法駐車)から急いで注文を済ませてまたダダっと去らねばなりません。w
中の商品の配置も全くお客のことなんて考えていない原始的なもので、私はそういったところを通してこのお店に「強い愛」を覚えたのでした。案内してくれたお兄さんによると、店の開け閉めはまったくもってオジサンの都合次第wらしく開けたい時に開け、閉めたい時に閉めているようだとのこと。そういったところにも、一入ならぬ愛着を覚えました!
まあ、びっくりするんですが、中には昭和30年位から使ってんじゃないの?というようなガラス蓋式のふるーーいお饅頭陳列ケースがあって、そこに手書きの値札がひょいと置いてあるだけ。もうね、なんかその商売っ気の無さが滅茶苦茶に愛おしくて。
更にその横にはタバコを売っている本棚風の陳列ケースがあるんですが、そこに並べられているタバコがこれまたもう「全く」売る気無しのバラバラ崩壊状態の山積みタバコ群と言う感じの昔あった九龍城状態でして、マア何というかかき混ぜられた麻雀牌というのが最も正確な表現かと・・・。多分オジサンが山からタバコを摘み上げて時々気ままに自己消費しているだけではないかという。w
もう、見れば見るほどオジサンの事が好きになってしまいましたってことでありましたよ、全く!
(それにしても、写真撮るのを忘れてしもうて大後悔。次回撮って参ります。)
店の空気を堪能した後、帰ろうとした時にふと店の戸口の脇に手作りの手提げが山積みになっているのに気づきました。
気になったのでオジサンに「これ売り物ですか?」と尋ねると、「近所の授産施設の人達が作ってるだ〜」との説明でした。パラパラ~っと何枚か手にとって捲って見てみると可愛らしい鉄道や飛行機の絵がモチーフになっている当直にピッタリの手提げがありましたので、息子に買うつもりで一つ頂きました。きちっとした手抜きのない作りなのにたったの五百円でした。
この手提げものすごく気に入ってます。私もオジサンなのですが、授産所の人の頑張った気持が入っているような気がして、、、。使い倒そうと思っています。
私には20万のGUCCIのカバンより遥かに素敵な手提げ袋です。
(無論GUCCIのカバンなど持っておりませぬが!w)
(無論GUCCIのカバンなど持っておりませぬが!w)
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