「本日のクローズアップ現代に出るから時間が有ったら見て下さい」とのことでした。
直ぐに「絶対に見させていただきます」と書いて返事を送りましたが、問題はここからです。それは私の家にテレビがないことです。w
このことは何度もこのブログで書いてきたので以前から読んでいるという奇特な方は御存知かもしれませんが、テレビは当直室にあるのを時々チラッと見るだけです。ですから今回のテレビに関しては病院で見る他有りません、しかも当直室ではないところですから、病室の食堂とか用務員の宿直室に顔を出して、、、と言うことになります。
結論から言うと、とりあえず友人でHDレコーダーを持っている人に録画は頼んで万一の場合に備えていましたが、病院の病棟食堂で直接視聴することが出来ました。
今回のクローズアップ現代は「増える原因不明死」というものでした。
登場した福岡大学法医学教室の久保真一教授という方が今回、キャスターの国谷裕子さんの質問に受け答えしていましたが、この方が私の大恩師であります。w
私がぐうたら医学生時代に法医学教室の教授であった同郷の先輩にに呼び出されて、ガンガン法医学教室で法医解剖をしていたのですが、その時にまだ助手だった久保先生にしこたま仕事と言うものの厳しさを教えこまれたのでした。
もう、恐ろしいほど仕事に対して厳しい先生でして、いかなることにも手を抜かず100%どころか150%のレベルでシゴトを仕上げ、キッチリガッチリとした仕事を自分に要求される方でした。
ぐうたら人間の代表のような私は、この先生の薫陶を受け仕事にだけは手を抜かないという倫理観を身を持って教育されたのですが、その他の部分では全く変わらず・・・私生活はぐうたらの素のままです。w
さて、本題に戻って出ていた番組の内容はと言いますと、我々「行政解剖や司法解剖」の内情を知る人間にとっては既に30年以上前から何度となく俎上に上っていた問題なのですが、改めて番組を観ると、私が日本を離れた頃よりも遥かに酷いことになっているようです。一体、政府は縦割り行政の究極の愚かさをこんな大事な事に当て嵌めて何をいいたいのでしょうか。
こんな連中とも戦わないといけない法医学会を引っ張る先生方も大変ですわ・・・。
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