2017年5月24日水曜日

間違った人物をトップに据えると・・・

最近、私の病院で看護部長が絡む案件で本当にレベルの低いインシデントが立て続けに起こっています。

70くらいの歳ですが、”働いた年月だけで”勲章を受賞(いわゆる永年功労という類の一番下のランク)したようなオバサンならぬお婆さんなのですが、もうね、まともに仕事が出来ない。
そのせいで若い看護地長や看護師、ヘルパーに至るまでいろいろな点で迷惑を被っています。

最悪なのは自分が理解できないことを遠ざけてしまうこと。歳をとって時代の本流となる技術や話題になかなかついて行けないというのは、まあ一般的な流れとしても、仕事に関連したことに関してはそれではマズイわけで、そういったことが連なってくると眼の前にちらつくのは「引退」と「世代交代」という現象であるべきです。

少なくともそういった”老害”で若い世代の足を引っ張るようなお荷物になったら本来は恥じて辞めるべきであって、そのようなポジションにしがみつく事によって、若い世代の邪魔をしたり全体の事業の流れを切断したりするようなことは老醜そのものと呼ばねばなりません。

全体を見通せない人間、技術について行けない人間、人の心が読めない人間が病院のようなテクノロジーと人の交差点のような施設に入ってきて組織の頭に”例え間違ってでも”立つと、その被害はまさに十年単位では済みません。

努力しても無駄とか、自分の仲良しの人間を重用するようなネポティズムが蔓延ると、まさに”組織が必要とする人間”ほど、その組織から流出することになります。だって、そんな人たちは外のまともな組織であれば立派に通用しますから。

このオバサンが看護部長になった経緯に関しては多くの話を伺ったのですが、もうそれこそ”人の厭らしさを凝縮したような話”が次から次へと出てきて反吐が出そうです。理事長の言うことでさえ聞かないという。w

人災が企業を滅ぼす例は最近の日本では枚挙に暇がありませんが、どうやら私の組織も、若手の力でこの人にお引き取りいただく方策を検討する時期なのかもしれません。

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2 件のコメント:

gotoguy さんのコメント...

「インシデント」の時点で終わってるんでしょうか?そこが知りたい。医療現場なのでそこで終わってない場合はシャレにならんでしょうけれども、、、(笑)
文字通り、病院でのインシデントは怖いですよね~

small G さんのコメント...

臨床現場には顔を出さないお婆さんなので、まだそこへの波及はありません。w
今度、理事長と酒の席で「認知症の惧れ」を話してみようと思っております。

東芝の二の舞いなんて断固阻止せねば!