私の歯はダメダメです。
基本的に甘いもの好きで、小さな頃から虫歯が多くて、小学校の頃から始終あちこちの歯の治療に通っていた覚えがあります。ところがこの歯の”大崩壊”が始まったきっかけは今でも比較的よく覚えていて、母親の弟(おじさんですね)が当時勤めていたカネボウのガム工場から、ブロック一つ分のソーダガムを帰郷時に小学二年生の私に買ってきてくれたことに始まります。
ブロック一つというのは例えば小売店でガムを買うといえばハチコ入れや十個入りのサイコロ状のものが縦に並べられて棒状になったものを一つ買いますが、それが小売店では小箱に5x5とか言う感じで立体的に積み上げられて箱に入れられて売っていますよね。そうなんです。その数百個のガムを嬉しさの余りわずか数日で連続的に食べてしまい、おまけに歯を磨かずに連続で寝てしまったものですから結果はもう本当に目も当てられない様な”酸とエナメルの化学反応の実験場”状態を自分の口腔内に作ったことになります。
まあ、馬鹿な小学生の愚かなストーリーでありまして、賢母であればそんなものは子供の手から取り上げて精々一日一個くらい上げれば良いものなんでしょうが、当時の私は野放しの犬と同じ状態で育てられておりましたので、当然、誰もそんな馬鹿な子供の口腔衛生の状態など気にする人もおりません。
そして今があります。
結果として今、私の下顎には数本のインプラントが埋められた状態になっておりまして、大人になって歯に関連して大きな出費を強いられることになったというわけです。これがアメリカだったから良かったんですが、日本だったら・・・。保険なんぞ効きませんので、下顎だけで100万大突破コースですよね。orz
それに私は歯に関連していろいろと病気にもなりましたし。ヤッパリ口は消化管の入り口。何にも増して大事です。
己と同じ間違いを犯さぬために、子供達には細心の注意を払って口腔内衛生に気をつけて育てたつもりです。おかげで大人になった今の子供達には虫歯の苦労をさせずに済んでおります。
ああ、俺も親がもう少し学のある人達だったらな〜。w
2 件のコメント:
インプラントの歯で食べるのと、生の(?生まれつきの)歯で食べるのと
味や歯触りなど何か違いがありますか?
入れ歯よりは断然本物の歯に近いんでしょうね?
インプラントは実感としては全く己の歯と感覚は変わりません。
ただし、正常では存在するはずの歯根膜がありませんので、一度感染症などが広がると大変な事になります。
メンテは普通の歯とは比較にならない慎重さが必要です。
アメリカでは比較的安くで作れる所が良いですよね。
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