当直を開始して何も起きず!の一泊目が終了致しました。
ところが二日目の当直に入って異変発生。夕食を食べて落ち着いていたところへ患者さんの様子が変だとのことでスクランブル。左上下肢の不全麻痺と眼球の偏視、それに少し呂律が回りません。夕食に呼びに行った看護師さんが、なかなか起きてこない患者さんを確認に言った所、上記のような状態で発見されすぐにコールされたのでした。この方はもともと癌の末期の方で医療用麻薬を用いたターミナルケアをしていたところで、近々転棟の予定が入っていた方でした。
頭部CTで出血が無いことを確認、MRIでは右MCAの支配領域に広範な梗塞が始まっておりましたので、直ちに処置を開始しそれが終了した後、御家族の方へ電話で状況を説明するということで、今後の予測と方針に関してお話させて頂きました。
それが一通り終わるか終わらぬかという頃に今度は精神科病棟からコール。転倒した患者さんが右の股関節が痛いということでレントゲンを撮りましたが、陳旧性の恥骨骨折しか移りませんでしたが痛みの強さが骨折なしとは考え難いものでしたので、念のため股関節のCTを撮って幾つかの角度からチェックした所、冠状断という方向で撮影したものに亀裂骨折が見つかりました。取り敢えずこの方にも処置をして一安心。
と思ったら・・・今度は内科の別病棟で慢性腎不全と肺炎を繰り返しておられた高齢の患者さんが急変ということで駆けつけ処置を施すもリバースはならず。90歳を超えた方で身寄りの無い方でしたが、静かにお見送りさせて頂きました。
取り敢えず二日目の夜は”忙し目”の夜となりました。
後は何事もないことを祈っております。orz (この師長と組んだ夜は何か起きるんだよな〜。)
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