2017年5月8日月曜日

長女の来日予定

昨日のことですが、嫁さんから連絡がありました。

どうやら長女達の日本訪問はいきなり名古屋来訪ではなくて、成田に到着したあとは一旦千葉の友達の家を根城にして東京見物をするようです。

その千葉の友達というのは彼女がジョンズ・ホプキンスにいた頃の日本人のの友達の家らしく、お父さんは医学生物学では有名な研究者の方で、いわゆる本にも載るような豪邸なんだそうですが・・・。日本の豪邸ってどういうものか良くわからないのですが、アメリカで娘にその家の写真を見せてもらった嫁さんいわく間違いなく「豪邸」だと感心するレベルのお宅のようで、その家を根城に使わせていただけるというお話。

というわけで、6月23日から翌月15日までの三週間の夏季休暇では多分そのうちの一週間くらいは東京近辺でウロウロするのでしょうね。あくまで推測ですが。

それにしても娘の行っていたホプキンスは本当に裕福な家庭の子が多く、日本でいう裕福とは多分一桁か二桁くらい資産レベルの違う家庭の子供達が沢山いたようです。娘から聞いたその手の話をし始めるとキリがないのですが、娘はそういう意味での経済格差というのはいやというほど味わったようで、休日になるとただただバージニアに帰ってくるビンボーな自分と、ちょっとした休み毎に世界中に散らばってはまた舞い戻ってくる学友との距離感に結構惨めな思いを抱いていたようです。(これは彼女の卒後に嫁さんから聞いて知りました。)

この友人もそういう意味ではやはり裕福な家庭の子と言って差し支えないのでしょうが、私は逆にそういう友人を持つことは良いことだと思うんですよね。アメリカの通信インフラの改善を通じて貧困の解消対策に勤しむ娘が、己の意志と能力と有力な友人、上司達のコネクションを使ってより責任のある立場に立ち、より自分の意向を取り入れた制作を立案していけるようになったら本当に良いことだと思います。

貧困対策の責任者が貧困である必要は全く無いですからね。ここはとてもアメリカ的で、例えばフィランソロピストは超絶レベルの金持ちであるということは実にアメリカではごく自然なこと。金の使い方を知っており、金に縛られくことがないからこそ、金を自由に操っていろいろなことを成し遂げるということが出来るということをアメリカに行って事実として体験しましたし。

清貧は個人のレベルではよくても、金がなければプロジェクトは実行できないのです!

ちょっと話は脱線してしまいましたが、大人として日本に休暇を取りに戻ってきた娘とその彼氏。大いにJapanを楽しんで欲しいもんです。それにしても就職一年目からいきなり3週間の長期休暇を取れるってやっぱりアメリカはそういう面では良い国でござる!!

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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

三週間の休暇というのは、アメリカで働けばみ~んなそれだけ休暇が貰えるのでしょうか?
日本のサラリーマンのお父さんたちが聞いたら「なんだよ、それ~」って言っちゃいますよ。
そういえば、ハーバードロースクールを出た人の初任給(年俸)が
最低クラスでも日本円で1500万円だと聞いたことがあります。
多い人だと2300万円だとか・・・すごいですね~!
豊かさというかゆとりというか、やっぱりアメリカはいまでも憧れの国かも!

small G さんのコメント...

初年度から3週間というのは私が教えていた大学でもそうでした。というわけで結構普通だと思います。
休暇というのはまとめて取ってなんぼというもので、ILOも日本の戦後の特殊事情に鑑みて特例を許しただけで、基本的には有給というのはまとめて取るのが国際的な常識だと思います。

ハーバード・ローは基本的には特殊な例ですし、大学院と思えばそこを卒業した人間がアメリカという国で1500万の初任給というのはむしろ低いかも?まあ、彼らはその後が凄いので・・・。(世間一般の人からは蛇蝎のごとく嫌われるわけですが。w)