というわけで猫侍。
勿論、このドラマの中心軸は猫侍の俳優さんと猫。
そう言えばこの男性、薬用トニックかなんかの宣伝で、当直室のテレビで見た事ある人なんじゃないか?と思っていたんですが、名前は北村一輝という方だそうで、いわゆる”イケメン”という人ですな。世の中の多くの女性はよくご存知なのかもしれませんが、私は例によって全く知らず。
目と眉の周辺に非常に印象的な造形を持っている俳優さんですね〜。
しかし、この造形部分こそがこの猫侍の侍役に必要とされる資質そのもので、すこし眉をひそめると”怖い顔”になります。w 一番簡単に言うと初代仮面ライダーの藤岡弘そっくり。
役中ではこの怖い顔を壊さぬようにしているというけっこうきつそうな役どころなんですが、このシュールな顔にして剣の達人、それでいて心根はとことん優しく、優しい目線を持っている男。
しかし、”武士たるものは〜”と言うお題目に縛られてその内側を見せることが出来ぬ不器用さの表現が実に(・∀・)イイ!!
このドラマを見ていてつくづく思うのは笑いを取ろうとしたらその笑いを取る側の人間が真面目であればあるほど、その瞬間がやってきた時の笑いの量と質はでかくなるんだな〜、ってことでしょうか。
こういう笑いに関する研究なんて言うのはプロの人達にとってはアタリマエのことで、かつそんなのは基本中の基本なんでしょうが、私にはこの”温度差”こそが笑いの基本なんだねってことを私なり個人的な咀嚼レベルで一人納得して画面を見つめながらクスクスしっぱなしでした。
この猫侍。コメディーとして本当に秀逸な小品ですよ。
しかし気になるのはシーズン1で出ていたドナツボウを売っていた平田薫ちゃんといういわゆる”美人”からはちょこっとだけずれた感じの女優さんが可愛いな〜!と思ってたんですが(テレビ俳優さんで可愛いなって思う女優さん自体が私の場合ほぼ皆無なので、珍しかったです。というより、すこし不遇な境遇役ってところに多分入れ込んだんでしょうね。私にありがちなパターンなんですが・・・。)、それがシーズン2ではサラッと出てこなくなっててちょっと寂しいなって感じた名古屋のオジサンでした。
皆様も今まで観てなくて、もしチャンスがアレばプライムで御覧になられてはいかがでしょうか。
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