夜の名古屋、実は今暑くありません。
夜、窓を開けて気付いたのは「アレ?」というくらいの涼しい空気でした。
スマホの天気アプリを見てみると、外気温は23度とか24度位。これなら冷房など必要ないし、扇風機をつけていれば逆に体を冷やしすぎかねないほどの気温です。夜に窓を開けて外の景色をじっと眺めていると結構ひんやりした空気が体全体を包み込んでくるのを感じます。
名古屋の夜は特に週末に限らずとも、遠くの幹線道路から珍走団の爆音とともに”パラリラ・パラリラ”とかいう音が聞こえてきますので、心のなかで「他人を巻き込むなよ〜」と祈りながらじっと暗闇を見つめていると心が落ち着きます。
何もしない、何も考えない時間というのは日常生活の中で大事な時間だと思うんですけど、果たして外からのノイズ無しのそういう時間をどれほど自分が持っているのかと問われると実はゼロだったりする日も多いような・・・。
以前、歴史的に有名なスパコン"CRAY"の研究者として有名なシーモア・クレイ博士の伝記を読んだことがありますが、彼は家の下に黙々と、それこそ黙々とトンネルを掘り続けることを趣味にしていた奇人でしたが、彼曰く、「掘っている時にアイデアが湧いてくる。妖精が語りかけてくるんだ」等と話していました。
凡人が同じことを言えば”発症?”と疑われそうですが、彼ほどの頭脳と実績の持ち主がそういう発言をすると、そういった何かの単純作業に一心不乱に取り組む時間というのは人の思考にとって特別な引き出しを開ける機能を持っているのかもしれない、と考えさせられます。
そういえば、私にとって一番頭が働く時間は昔からシャワーを浴びて居る瞬間です。いろいろとしないといけないことが頭に浮かんできて、結局その数分で考えたことにもとづいてその日一日を過ごしていく・・・みたいな感じでしょうか。
レベルは様々でも、そんな時間が誰にでもあるんじゃないかななどと考えてみたりするのですが。どんなもんでしょう。
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