2015年3月19日木曜日

ツインタワーで勉強会

今日は名駅ビルの17階で感染症の勉強会がありました。

メインのゲストスピーカーは岩手医科大学・救急医学講座教授の遠藤重厚先生でした。
結論から言います。めちゃくちゃ面白かったです。一言で言うと、自分がこつこつと地道に「実際に」やって来た事実とデータを自分の思考力できちんと解析して得た結論を元に、じっくりと臨床とサイエンスを結びつけている反骨漢と言う感じでした。

話自体は私のような感染症の門外漢にとっては面白いイベントが次々紹介されてなかなか「いろいろな意味で」楽しめました。
敗血症の治療における設備の違いは先生の教室のような救急医学の専門講座とは雲泥の差があり、彼我の差を埋めることは到底出来ませんが、その思考の過程を見せてもらえるという一連のスライドは大変役に立ちました。

経験豊富な方が最終的な結論に辿り着くまでの試行錯誤の過程というのは通常、滅多なことでは見せてもらえませんので、それを惜しげも無く45分間話していただける瞬間に立ち会えたと言うのは最近ないことでした。

まあ、これに行こうと考えたのはタクシーチケットが出るという不純な理由からだったのですがw、そんなことをまるっきり忘れさせてもらえるほどの心地良い講演会でした。アメリカのいわゆる一流雑誌の(一部の???)エディターのインチキぶりは以前から実地で知っていましたが、いやはや、、、実例続々で笑ってしまいました。

次の愛知県重症・難治性感染症研究会には是非出席しようと思いました。

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