2017年2月8日水曜日

アメリカの大学受験生の親として・・・

今回の次女の大学受験をもって取り敢えず私の方は子供の受験というものからは開放されます。

しかし、周りの様子を見ていると同じ受験生でもシステムの違い、時期の違いが余りにも違いすぎるため何だか受験生を持つ親という自覚が殆ど私自身の中に育っていないのが明白ですね。

同じ受験生の親の話を何人かから聞いたころによると、家の中全体がやっぱりピリピリしているし、ちょっとしたことでも自分の子供と言い争いになったりすることが頻発しているんだそうです。私は邪魔はしないまでも何で己の育てた子供に己の家で遠慮をすることが有るか?などと思ってしまう口なのですが世間一般では子供の受験時には全面協力体制を家族で敷くのが普通のようで・・・。

アメリカの家に居たところで、時々やってくるSATのテスト(一年以上前の学年から受験できる)の願書を出すたびに何度か娘から「お父さん、今度SATまた受けるんでXXドル要るからね〜」って言われて「あ、そう」と言うだけ。実際に何日にテストがあるのかもハッキリ言って全く知りません。w 

そろそろかなと思っていると全然違ったり、なんてことない日々だと思っていると実は今日とか。そういうわけで私はアメリカにおいては子供の受験というのを全く意識しないままで大学に送り出しております。要するに心配しているのは授業料のみ・・・。なんちゅうか、いい加減なものです。

あと日本だと一校受験するのに平均して3万5千円かかると聞いて二度ビックリ。おまけに共通テストも一科目ごとに6千円?ずつ積み上がっていくとか聞いて「なんじゃそれ?」状態です。
そんなもん出せんような貧しい家庭は幾らでもあろうに、たかが大学受験程度でそれほどカネがかかるっていうのはアメリカの受験?を経験したものからするとかなり異常な高額に感じます。

通常、各大学の審査の申請料は50ドルから75ドルというのが相場ですから、一行が300ドル超えとかいうのは何だかね・・・。まあ、何れにしても私の親は末端の貧乏国家公務員でしたので、親父からは呪文のごとく「国立だけやからな〜w」と言われておりましたので、私立その他の大学の当時の受験料を気にすることもありませんでしたが、当時から同級生で東京の私大に何校も泊りがけで受験に行く友達を見ていて「金あるな〜」って感じてたことがあります。

何はともあれアメリカの大学受験は日本とは全く別物ですな。

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