2016年5月2日月曜日

グリーンカードにサヨウナラ

実は前回の帰米時に入国管理官からグリーンカードの保持は無理と言われつつも何とか入国させてもらえました。

日本に戻るときに弁護士に金を払うなりして、アメリカを長期間にわたって空ける理由等を文書で作成してwaiveすれば二年ほどは問題なくグリーンカードを保持できるのですが、テロの件以降はそういったことも段々と世知辛くなってきて、人によってはいきなり取り上げられる人もいるんだとか。

まあ、私の場合はいくら取り上げられても娘がアメリカ人なので、万一アメリカにまた住みたくなって再発行を依頼すれば最優先でグリーンカードを発行しなければならない、というアメリカの法律があるのでその点については何の心配もしていないのですが、少なくとも正式にグリーンカードを放棄しなければなりません。

ということで、その方法は領事館や大使館などのHPに書かれているのですが、今回は入国時に直接書類を手渡す方法でいくことになります。
私のように逆単身赴任をしていて長期間にわたってアメリカ国外に居る人間はグリーンカード保持者であっても、「米国に住み続ける意思のないもの」という風に分類されて取り除かれるようです。

まあ、これで二カ国間にわたる税金の申告もしなくて良くなるので良いといえばよいのですが、今までとは異なり入出国に一々申請書を提出したりしないといけなくなるので、サッとグリーンカードを提出してすぐにアメリカに行けるというようには行かなくなり、なんとはなく面倒くさくなります。

それにしても、21世紀になっても国境というのはいろんな意味で人の出入りを不便なままに留めおくものなんですね・・・。

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2 件のコメント:

misssy さんのコメント...

ついにそういう状況になりましたか。2カ国間の往復お疲れ様です、とはいえ、もうしばらく続くのですよね。返上後も何年かは納税義務が続くといううわさを耳にしましたが、どうなんでしょうか。

small G さんのコメント...

今回の帰米を含めあと三回アメリカには定期的に帰ります。
最後の一回とかは結構しんどいことになりそうですが、帰国前に何処かに家族で旅をしようかなどとも考えております。(キューバとか?w)

納税義務はカードを放棄して少なくともその放棄した年の分のファイリングは居るだろうなくらいには思っておりますが、そこらあたりはもう少し調べてみないとなりませんね。
いずれにしても嫁さん達はファイリングを続けないといけないので、ややこしいったらありゃしません。
何事も特殊ケースの積み重ねで疲れます。orz それでも淡々とこなすしかありません。