今年も病院の休み明けを狙うように患者さん達が流れ込んでくることでしょう。
そもそも病院の内部においても一部の大規模病院で救急施設を持っているようなところを除けば基本的に精密な血液検査などを走らせることはできません。あったとしても、小規模な病院もしくは内科自体が小さいようなところでは血ガスやシンプルな血液組成、あとは使い捨てキット型のプローブを使ったD-dimerの検査程度でしょうか。
画像の検査もその病院が地域の当番日で、放射線技師さん達が出勤しているような日は別として、通常は緊急で呼び出したりしなければならないような事が普通ですから、患者さんに何らかの変化が起きた時にいつもなら「比較的気軽に」行える検査が出来ずに思案してしまうことがあるのです。
経験則に則って判断しなければいけないこともあれば、三次救急の病院に連絡を入れてから引き受けていただけかねばならないことも少なからず発生します。
そもそも論で言うと休日には医師のみならず看護師も通常は数が減るというのが普通ですので、ケアの頻度も落ちるし、残念ながらその薄まった分が質の低下にも繋がるというもの。更には患者さん達を見つめる眼の数が減る訳ですから、転倒などのインシデントも発生しやすくなる上に患者さんに食事介助をしたりする時にどうしても次の患者さんに待ってもらわなければならないような場面というものが発生するのです。
更にはリハビリの先生達も多くは休みますので、その分は拘縮の進行や筋力の低下という形で患者さんが不利益を被ることになる訳です。
そういう意味では、職員が休暇を取るにはいい時間なのですが、患者さんにとっては碌な事は無いし、例え休みを取れたようにあってもそれは実は勘違い。その休日の間に調子の悪くなっていたけれども病院には来なかったという人達が大挙して押し寄せるわけです。
休日の連続。あんまりメリットを見いだせないのが病院というシステムの悲しいところですね。
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