アメリカの私のretirement planである401Kは当然株式で構成されていますが、その額の増減を見ても何だか他人事のように思えてなりません。あっと言う間に$15,000ほど額が下がっていましたが、そもそもその存在には何も期待していないので「ほうほう」と他人事です。w
そもそも、この子供大統領を国の真ん中に担ぎ上げた時点でこんな感じの負けは決まってましたので、後はどれほど落ちてどれ程の時間をかけて戻る道を戻って行けるのかという話。
いま、この子供大統領が御執心なのは「関税」とい自分の好きな言葉を使って20世紀初頭の世界を大恐慌に叩き込んだ重商主義の端くれオジサンである「無策のフーバー」の劣化版コピーです。
Wikiで重商主義のページを見ていると、17世紀のオーストリアの弁護士且つ学者のオッサンの重商主義に関する包括的な説明を読んでいると、おやおやこれはアメリカの子供大統領のやろうとしていることそのものですな~と言う話。w
- 国の土壌のあらゆる部分を農業、鉱業または工業に利用すること。
- 完成品は原材料よりも価値が高いため、国で見つかったすべての原材料を国内製造に使用すること。
- 大規模な労働人口を奨励すること。
- 金と銀のあらゆる輸出を禁止し、国内の貨幣をすべて流通した状態に保つこと。
- すべての外国製品の輸入を可能な限り制限すること。
- 特定の輸入品が不可欠である場合、金や銀ではなく他の国内製品と引き換えに、それらを直接入手すること。
- 輸入は可能な限り自国で完成できる原材料に限定すること。
- 国の余剰製造物を、金と銀との交換のために必要な限りで外国人に売る機会を常に求めること。
- そのような財が自国で十分かつ適切に供給されている場合、輸入を許可しないこと。
全世界の全ての国を脅して己の国が大消費国であるという事実に気づかず、再度製造国として何とか[MAGA]を再現しようとしている愚かさ。
やりたい事は解りますが、無理なのよ。^^ そもそも貯蓄より消費を優先させて肥大化してきた国ですから、その消費が物価高で行き詰まり始め、更に製造業に至っては既に何十年も前に錆びついてしまって、今では外国からやて来た各種産業がアメリカに根付いて花開いている状態。
一体全体この子供大統領の頭の中では何をどうしたいという構想が「関税」と「恐喝」という言葉以外に何かあるとはとても思えません。
今回の子供大統領の関税策定の根拠となっている数値の計算式を見てると頭が痛くなってきます。更に、その根拠となる基本の数値はまさに「恣意的」な数字をいろいろな時代の色々な状況のものから掻き集めてきておかしな公式に集めて更におかしな解釈から数字を弾き出すというまさに「狂った政策」です。
これから数年、どんな交渉が為され、どんな世界が現れるのか。頭が痛いです。orz
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