2017年1月24日火曜日

お婆ちゃんと大寒

私の受け持ち患者さんの一人にお婆さんが居ます。

この方、脚が不自由で歩くことはままならないのですが、八十過ぎても頭脳は明晰。認知症のテストでは2種類の簡易テストにおいてどちらも満点を取りました。通常、認知機能に障害がないと言われる人でもどちらのテストにおいても満点を取るというのは高齢者になるとかなり難しいものです。(50代でも満点を取れない人なんていくらでもおります。)

いわゆる一点、二点程度の小さなミスは通常あるものなのですが・・・。
以前、94歳のお婆ちゃんで満点を取った驚異的な方が居りましたが、この方は本当に自分史における昔の細かい日付まで本当によく覚えておられました。今回のお婆さんはその亡くなられたお婆ちゃんに次ぐレベルの記憶力の持ち主ですね。

この方との話の中で”季節”と言うものを認識する単語として小寒、大寒という言葉が出てきたので内心「ああ、そう言えば!」という感じで直ちにネットを調べて少し知識の肉付けをしてみることにしました。

例によってネット上で幾つかのサイトを調べて読んでみますと、二十四節気の立春前の時期で、一年で最も寒く寒稽古が行われる時期。通常1月20日前後であるが実際には”期間として”1月20日から2月3日まで”となっとるようです。
こういった歴(れき)に関する知識というのは、私にとって年間の休日と結びついた行事の知識とともに全く知識の欠落している分野の一つ(沢山有る無学領域のうちの一つw)でして、いい年コイているのに情けない限りでございます・・・。orz

それにしても風も吹いてないのにこの体の芯まで冷え込みが浸透してくるような寒さというのは一体何なんでしょうか。地球温暖化とは申しますが、この瞬間ばかりはそれには納得できませんね〜。

それでも、岐阜から来ているドクターに言わせると「昔の飛騨高山なんかに比べれば最近の寒さは全く軟弱レベルですw」とのことでしたので、九州出身の人間にとっては・・・という前提条件付きの大寒みたいです。トホホ。

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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

立春から始めると二十四節気の最後が大寒ですね。
子供用の教育CDみたいなのに二十四節気を歌にしたのと
都道府県をあいうえお順にした歌があったので
それだけ私も覚えたのでソラで言えますっ!
なんの役にも立ちませんが・・・笑

small G さんのコメント...

そんなCDがあったなんて!(・・;)

何の役にも立たないとはこれまた・・・。
そういう知識こそが教養というのでは?
教養こそ人類史そのものなのだと思います。☺