2017年1月11日水曜日

試験のシーズン・日米の差は巨大

今頃が最も大変かと思われる日本の受験生。

こういった事をここに書くのも、病棟の師長さんの息子さんが今年受験だということを伺ったことからです。彼女曰く、「もう家の中がピーンとしてるわ」とのこと。しかも次男さんも高校受験で、ダブル受験体制となってしまっており、家の中がもう精神的に張り詰めてると言うではないですか。

ネットを調べてみたところ、今年の大学受験におけるセンター試験の日程は1月14日とその翌日と書いてありましたので、もう本当に”直近、直前、目の前”状態ですよね。私も当時は共通一次と呼ばれていた頃の試験の内容や試験会場の雰囲気まで思い出しますが、その年は本当に数学がトリッキーな問題を出した年で、試験会場に居た周りの女の子達からすすり泣きが聞こえてきたという世界がありました。

トリッキーというのは数学の解答のマークシートで通常は過去の試験では全問題で一箇所か二箇所しかなかった空欄が大量に出てきたというものでした。このため、事前の演習では教師から”共通一次の数学の回答においては空欄はほぼ無いと思え!”と教育されていた学生達はパニック状態になったようでした。

私自身も何度検算しても間違いなく穴ぼこだらけの回答になるのを確認してからマークしていきましたが、内心では「今年は大分平均点下がるかも?」等とちょこっと考えたりもしました。

案の定、その年は数学で点数を落とした人達には厳しい年となりましたがそれもまた運命。粛々と乗り越えるべきものでしょう。たった一点に泣く人、たった一点で切り抜けていく人、その一点差には多くの人生が詰まっていますが、受験生の皆さんがその実力を皆出し切った上で、ケアレスミス無く試験を通過されることを心より祈っております。

しかし、、、よくよく考えてみれば、うちの次女もイワユル受験生ですか?w
彼女たちは何度かSATやACTを受けますけど、緊張感なんて欠片も無さそうなんですが・・・。日米の受験事情の差はデカイですな。

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