野菜が高い野菜が高いと周りの看護師さん達が騒いでおりました。
ところが私の方はと言いますと、スーパーに行っても殆ど夕食などの食材としては野菜に一瞥もくれることがありません。何しろ野菜を買っても私のように男やもめの家ではその新鮮さを保てないままに買った野菜が朽ち果てる(文字通り!)まで冷蔵庫の中に横になっていることが多いため、それが重なるとトラウマになって”自然と”その手のものに手を出さなくなってしまうのです。
余り物を使ってちゃちゃっと何かを作るような知識も意欲もありませんので、チルド室も何もない単身者用の安冷蔵庫の中で次第に萎れていく野菜達の姿を見ないで済むという状態のままここ三年ほど過ごしてまいりました。
ところが上に書いたような状況で看護師さん達が騒ぐものですから、ストアに行ったときに久しぶりにそういう野菜の陳列棚をみてみることにしたのですが、確かに何だか値付けが変です。トマト一個が200円?あれ、トマトってこんなに高かったっけ?と言う感じ。確かトマトって一個60〜100円位じゃやなかったっけ?
庶民向けスーパーにしてこの値付けですから、成城石井などという私のようなものが近づけない恐ろしい場所では一体幾らの値付けがされていることやら・・・。私の想像力の外側の値段なんでしょうか。w
今回の野菜の高値は相次いだ今夏の台風と停滞した秋雨前線、それに減り続ける農業生産者などと説明されておりますが、最後の部分は例えそうだとしても理由としては半分本当で半分は嘘でしょう。減っても大規模農家がシステマティックにやりくりさえすれば、もしくは付加価値をつけて物を出してきている最近の非農協系の独立農家等が有るわけですから、前者2つの理由こそがほとんど全てだと思います。
それにしても家族の多いところにとっては野菜が普通に食べられないと言う状況は健康維持という面のみだけでなく、美味しいものを作るための食材の入手が難しくなるという意味において味を落とすことにもなりかねず結構シリアスな問題ですね。
来年はもう少しくらい安くなりますように。でもコレってデフレ改善になるのかも!?
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