まさかとは思っていたのですが、全米における各種の新聞社その他のアンケート結果でそれほどトランプとヒラリーに差がついていないことが示されることが多くなっている感じです。
基本的にはどの調査機関でも8割プラスアルファでクリントンが勝つというのが予想されているようなのですが、それでもやはり各種の統計の結果ではearly voterやlikely voter等、様々な層によってそれぞれに指示の割合が変わってくるのが複雑なところで、それぞれの支持者層のそれぞれの年代のそれぞれの人衆的バックグラウンドや教育的バックグラウンドが重層的に重なり合って投票結果を作り上げるのみならず、今後の数日の間にもいろいろなソース不明の噂やニュースやスキャンダルが互いにばらまかれるでしょうから、その破壊力次第ではこの均衡が破れるようなことが起きないとも限らないわけです。
この二人共、いわゆる”清潔感”等という言葉とは縁遠い人間たちですので、舞台裏から何が飛び出してきてもハッキリ言って驚かないわけですが、それでも尚、驚かせるだけの何らかの仕込みが為されているとしたら、互いに”ガチの支持層”が薄い御人達の薄氷を踏むような闘いですので、一発逆転もあり得るかな?ってな感じも持っています。スキャンダル合戦、大事件。最後まで眼が離せません。
更に大きな問題はこの大統領選に絡んでくる国政選挙ですよね。上・下両院における共和党の議員の比率が逆転され、民主党に力が戻ることのほうが経済運営という意味においても日米関係においてもやっぱり不味いんじゃないの?ということ。もう一つ言えば、弱体化している対中国姿勢も大きな懸念の一つではあります。
ヒラリーが見せている対中国の姿勢がどれほど”真”なのかは今後ともよく見極めなければ相当危ういことが”日本にとって”起き得ると私は恐れているのですが、この懸念が大外れとなることを四年後に自分のブログを読んで笑っていられる状態でありたいものです。
ここにトランプの顔が出てくるのか・・・? |
4 件のコメント:
アメリカの大統領がクリントンになったら、対中国で日本への協力はどうなるんですかね・・・
フィリピンの暴言大統領が中国に接近してるし、なんだか面倒くさいことになりそうな・・・
(smallGさんのご家族でこの選挙に投票できる人はいらっしゃるんですか~?)
フィリピンのオジサンは究極のプラグマティストですから、悪魔の前でダンスも踊るしたたかな人間です。
タダで引き出せるものならなんでも引き出していくことでしょう。一方、栗きんとんには何も期待していませんが。
我が家は一番下の娘以外は国籍変更をしない限り投票権はありませんし、下の娘も未だ選挙人登録はしていないと思います。
栗きんとん! 笑
グリーンカード=投票できる、じゃないんですね(すみません、何にも知らなくて)
投票できると体育祭の応援合戦のように気分も盛り上がるでしょうね・・・なんてね 笑
日本の特別永住権保持者と一緒です。
選挙権はないのでした。そしてそれが当然だと思っております。w
投票すべきは”国民”ですので。
それにしても大統領選の前後はいつも学校も含めていろいろと短縮授業だったりお休みだったりです。
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