2016年3月9日水曜日

インフルエンザとアレルギーまぜまぜ

名古屋は未だにバリバリにインフルエンザの警報が出ています。

fluのタイプもB型がほとんどになってきて収束に向かっているかと思っていたんですが、名古屋の小中学校は絨毯爆撃のようにインフルエンザにやられ学級閉鎖、学年閉鎖と色々なレベルでのお休みに入ってしまっています。

グラフを見れば一目瞭然なのですが、インフルの入りの頃は今年は空振りかなと思っていたのは単なる叶わぬ夢レベルの願望であったということがよくわかります。
おまけに花粉もバンバン飛んでいて、風邪とインフルエンザとアレルギーで病棟の看護婦さん達も家族のメンバーが倒れただけでなく、自分も仕事の中でアレルギー性鼻炎や後鼻漏でボロボロ。
鼻もかみすぎてトナカイのようになってしまっている人も居ました。早めに抗アレルギー剤を使い始めた人達はまだいいのですが、タイミングが遅れてしまった人の中には眼の痒みや鼻水で仕事にならない人達も・・・。

そういう視点からみると患者さん達はお年寄りが多いにもかかわらず意外とこの冬は風邪やインフルエンザの発生は有りませんね。(無論我々が必死で防御線を張っているのも確かな事実なのですが!)

病院で最も気をつけないといけないのはスタッフによる起炎菌やウイルスの持ち込み。そしてお見舞いのご家族が持ち込む感染症です。
可能であればお子様はこの時期、お爺さんおばあさんのいる病院のお見舞いには行かせないようにしていただけると我々も、患者さんの命も助かるのですが・・・。

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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめ投稿します。
この頃、フェースブックて健康マニアの友だちが、インフルエンザをはじめとする色々なワクチンは危険だという記事をシェアしているのをたまに見ます。私もメリーランドに住んでますが、アメリカにいるとインフルエンザは必ず打ったほうが良い、という意見のほうが多い気がするのですが、実際はどうなのでしょうか?私個人としてはワクチンは賛成派なのですが。

small G さんのコメント...

はじめまして。
実際にはこの手のワクチン厚労省への届け出以上にマイナーな副作用はある感じです。
しかし、ワクチン接種には2つのキーワードが有ると思っています。
一つはリスクベネフィット・バランス。二つ目は自己責任の原則です。
実際に副作用としてガラガラ声になったり具合が悪くなる人も周りで見てきましたが、それでも確率から言えば非常に低い。
おまけに、医療従事者は己が罹ると周りの患者さんたちにも生死に関わるリスクを押し付けることになりかねませんので、そこはGOです。

それでも、年によってはワクチン外れることもありますので難しいものですね。