それは名駅そばにあるトヨタ産業技術記念館です。
外国人観光客にも行って良かった博物館の筆頭に挙がっているとか何とか他の方から伺っていたので、これはいかねばなるまい!と気合を込めて行ってまいりました。
東山線にそのまま乗って名駅を通り過ごして次の駅です。基本的に名駅から北へは通常なんの用事もないのですが、今回は別。亀島という駅で降りて十分も歩かない所に産業技術記念館はありました。基本的にはノリタケの博物館の隣っていう感覚でよろしいかと思います。
季節もバッチシで、さくらの開花が宣言されてすぐの名古屋ですからちょっとした歩きは素晴らしい散歩になります。スマホの地図に従って歩いて行くとすぐにそれらしい建物が見えてきました。
レンガ造りの骨格を今に残す元はトヨダの工場だったところです。
ご存じの方はおられるかと思いますが、LEADERSという豊田喜一郎がモデルの映画の元になった現場は多分ここではないかと思います。そういう意味では歴史的にも意義深いところですよね。(間違ってたらスミマセン!)
佐吉翁の特許証。なんと農商務省大臣名が陸奥宗光! |
入り口のプレートです |
正面入口の全景です |
しかも、実機を動かしての説明ですので、迫力があります。物事の説明も非常に丁寧で一つ一つ分解して説明してくれるので「なるほど~」ということばかり。下の写真は佐吉翁の作った大発明の一つ。
時代順に見ていきますが、もうここまで来ると凄すぎて凄すぎて。 |
ドラマにも出てきたトヨダAAとG1!!これが最初はよく故障したとか |
部屋の移動中に見える昔あった工場の屋根の形跡ですね |
自動車技術とトヨタの時代を画した名車達の大展示場です |
初代トヨペットクラウン。当時の超高級車。今の時代におけるクラウンとは格が違います。 |
医学部の学生だった当時、”既にボロボロ”のこのセリカに乗っていた先輩がいました。w |
やっぱりこう言った巨大なシステムから産み出される工業製品というのは情熱と才能を持った人間が興した企業を、周りの別の才能を持った数多くの人間達が支え、それを連綿と改良し続けることで発展していくんだなーという余りに平凡ですが至極当然の感想を持ったのでした。それにしても、トヨタ車の最初の学習対象はシボレーの分解研究から始まったんですね〜。感慨深いものがありました。
見学自体は大人の男一人が約三時間ちょっとくらいで終わりましたが、日本人も外国人も、休日ということもあり沢山訪れていましたね。
今度は家族と来てもいいかなとは思いつつ、嫁さんには受けないかも?とちょっと思った私でした。
2 件のコメント:
ここ、いいですね~
東京にもお台場のメガウェブにヒストリーガレージというのがありますが
自動織機みたいなものはありませんね。
名古屋に行く機会があったら名古屋城とともに行ってみたい場所の候補になりました。
正直言いますと、、、メカ好き男性にはくるものがありますが!と付け加えさせてください。w
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