剣道の試合なんて言うモノ自体そもそも生で観たことは有りませんでした。中学の武道の授業の時にチョコっと教わって足の裏の皮がめくれた経験くらいしか持っておりませんでしたので、それこそ35年ぶりのナマ剣道です。
全日本の大会で警察官僚や体育大学の学生達が驚異的なスピードで打ち込む凄いの試合というのは随分前に偶々義父の家で観たことがありましたが、その程度の観戦歴です。極めて平均的な今時の日本人の観戦経験ではないでしょうか。w
さて、場所は昔住んでいた名大医学部のすぐそばにある昭和スポーツセンター。まあ、立派なスポーツコンプレックスなのですが、昔医学部でリサーチをしていた頃には全く用がなかったためか存在すら気づいておりませんでした。今日行ってみて、昔住んで居た家からの近さに二度びっくりでした。
ともあれ、会場に入ってみるとまずは沢山のちびっ子剣士たちがワラワラと歩きまわっておりました。試合も10時くらいには始まり試合自体に慣れていない小さな剣士たちが、小さいけれどもまだまだ不釣り合いなサイズの竹刀に振り回されるように一生懸命試合をしていて実に可愛かったですね。
周りには外人の剣士さん達も結構居て国際化っていうのを感じる場面もありました。たかだか昭和区開催の試合なんですけどね。
中高生以上になってくると、やはり男女とも格が違います。この年令まで続けている子達というのは基本的に小学生くらいには既に竹刀をガンガン振り回していたような子達ですから、熱心さも違う上に継続の長さもまた違う。更に女子では中学生以上は男子と比べてググッと数が減っていました。そういう意味でもまじめに続けてきた生き残りの組でしょうから強いのに磨きがかかるのは当然か?
実に一瞬で決着が着きます |
それにしても、、、ふと思ったのですが真剣で戦ったら剣道って全く別のものになるよなって考えるのは私だけでしょうか。w
2 件のコメント:
なにごとも長く続けるには「好き」だけでは難しく
それなりに覚悟や精神的強さが無いと駄目かも知れないですね。
そういうところが「体育会系好き人事部」に繋がるのかも。
真剣で…怖すぎます~
昔はそれが普通だったかと思うと
日本男児、よく頑張って生き残ったな…なんて思ったりして。
生き残ったのは3通りだと私は思います。
運の良い人間、ヘタレで必死で逃げまわり続けた輩、そして異常に強い奴。w
真剣と剣道は別物だと思います。
そもそも示現流などはたしか己が生き残ることを前提にしていませんでしたからね。
いわゆる”必ず死ぬ=必死”と言うやつで文字通りの捨て身で来る人間は強いですよね〜。
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