NHKの朝ドラはアメリカに居た時から結構観ていました。
ただし話題になったものに限って。アメリカのような海外にいると、結構評判が良い上に、全体としても盛り上がっている信頼できる評論群を頼って番組を選ぶことになります。
その中で今回抽出したのがこの「マッサン」でした。前にも何度かここに書きましたが、私はウイスキーが好きな人間、しかもアイラ・モルトが好きな人間ですので、スコットランドのウイスキーづくりを習ってドラマチックな人生を送ったマッサンの物語に惹かれないはずが有りません。
余市も実際二十年ほど前に学会のついでに行きましたしね。
というわけでYoutubeに堂々と出ているマッサンを観始めましたが、、、最初の方に出てくる泉ピン子の腐れ外道ぶりにはもう何と言って良いのやら。w 勿論、あの時代に青い目の嫁さんを、ああ言った旧家の跡取りと目される男子が家に連れて帰るということの衝撃波は手榴弾が頭上で炸裂するレベルのものだとは思いますが、泉ピン子の意地の悪さは演技を超えた「何らかの真実」を感じさせますな〜。
それにしても、あの時代にああいった形で駆け落ち同然で地球の反対側に単身で乗り込むなどというのは殆ど「冒険家」のレベルの勇気が必要だったんだろうな・・・。
今のように電話も無ければネットも無い、手紙を出しても往復数ヶ月。そして周りにはほとんど自分の国の言葉を話す人間など誰も居ない上に、肌の違いでほとんど宇宙人を見るレベルの奇異な視線を常に浴びせられるとか、どれほどの孤独感やストレスなのだろうと想像すると、、、いや、実際の所本当に「想像の向こう側」です。
今の時代で言えば、火星に片道切符で旅行に行く無謀な連中と同じレベルなのでしょうか。
エリーさん。本当に強い女性だったんでしょうね。
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