私の勤める病院も一応28日からは年末の休日モードです。
とは言え病気はそんなことにはお構いなしですから、中で働く人は輪番でガッチリ働かざるを得ません。
この休日中にも体調が急変された方、腫瘍の転移が全身に進み厳しい状態にある方などもおられるので、一時を争うような治療行為を行うこともあります。
真夜中に一人で薄暗い廊下を小走りで走って行く時などは、医者の仕事って本当に自分を犠牲に出来ないと到底続けられないなと強く思うのです。
看護師さん達も、我々から何時もだったら出される「大量の指示」が減り検査も疎らになりますから、少しはリラックスモードに入っているようですが、年末で人の数も減っているので、結局は「忙しさ」には大きな変化はなさそうで気の毒ではあります。
この一年の仕事は結局、病棟で患者さんと向き合いながら看護師さん達に協力を仰ぎながら過ごした一年でしたが、やはり基礎の現場とは違って、人と人とが交わる場所では人をどう使うかというのがより一層大切なのだというシンプルな事実を思い知らされた次第でした。というか、思い出させられたというのが正直なところでしょうか。w
これからやって来る次の一年も個人的にも病院全体としても、いろいろと大きな動きがあるとは思いますが、一つ一つ誠実にクリアしていこうと考えるオッサンでした。
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