今日、夜に覚えのない番号から携帯電話が鳴りました。
「???」またマンションか土地の案内かね?位の気持ちでピックップしてみると、どこかで脳味噌が確実に覚えている声が響いてきました。必死になって思い出そうとしましたが、少なくともそれを言い当てないと失礼にあたるレベルの人物だということが頭の中を巡るばかり。w
しかし十秒ほどで「イントネーションから」思い出すことが出来ました。
それは学生時代に大変お世話になったバイト先の紫檀家具屋の社長でした。最後にバイトでお世話になった頃から既に23年! 何ということでしょう。アメリカからは毎年クリスマスカードを16年間送り続けていましたが、ついぞ返事が帰ってきたことは有りません。
しかし、そんなことには関係無く、昔、コネなく金なく実力も経験も資格さえも無かった頃に大変に恩になった社長さんには毎年欠かさず挨拶をしていました。
それが突然の電話での連絡です。社長さん曰く「俺もほら~、あの、なんちゅうんかの〜、あれあれ、コンピューターじゃなくて、あの〜」というので、恐る恐る「スマホ、、、、、?」と私が答えると「オオ〜!それよ!!俺もそれを使う時代ぞ!」と言って笑わせてくれました。
この社長さん、我々学生が金のない頃には、我々が腹を空かせている事情をちゃんと察知してくれて、バイトの用もないのに「XX、寿司食うか?」等と天から降ってくるが如き優しいお言葉を何度もかけてくれた上に、えらく時給のいい、頭の悪い私にでも出来る力仕事をたびたび準備してくれたのでした。
いろいろと電話で近況の交換をしていると、何とこの名古屋にも物産展で三越などに来るそうで。(*_*;
今度は多分春先に来ることになるだろうからということで案内を受けましたが、これはチケットと宿泊先を準備して恩返しをしなければ!と今から意気込む私でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿