今日医局においてあった中日新聞の一面 |
高校生のこの超長期戦を「美談」仕立てで報道するのもマスゴミならではでしょうが、本来あるべき高校生の育成と言う意味で何を求めているのか全く理解できません。
おまけにこの試合が終わった後二時間チョットで決勝戦を同日にさせるとかもう正直なところ「気違い沙汰」としか思いません。球児の体の事とか一切無視して期日以内に終わらせることのみを考えて、只々ぶつかり稽古の如くチーム同士をスケジュールに則って戦わせるとか本当におかしいです。ヾ(*`Д´*)ノ"
球児たちはそういった既定路線に乗せられて只々黙々とやり続けるだけですし、燃焼し尽くした後は充実感というものが有ると感じさせられるのでしょうが、、、。
同じことを国外でやったらどうだったか?まあ、袋叩きでしょうね。運営側が如何に想定能力が低かったか、そして球児たちの体を壊すことに何の躊躇いもないことに関して。選手達の能力を育成するのが本来の目的ならば、その将来にわたっても彼らが野球を楽しめる体を残してあげるというのは本質的に最も大切なことであるのは間違いないでしょう。
今どき昭和スポ根で体をぶち壊すまでやらせるようなことをするなんて本当にこの高野連の連中の脳味噌には筋肉しか詰まってないんですね。ホンマに。
これがもし硬式野球だったらどうだったでしょう。
決勝戦に出てくるようなチームの投手にスカウトが目をつけていたとして、連投、連投で1047球も投げ込ませる場面を見せつけられたら?間違いなく一刻も早く負けてくれと思うでしょう。間違いなく。
野球において本番で投げ込む真剣な投球はメジャーリーグでは投手の肩の寿命から引き算でその寿命を短くするものと計算式まで準備されているようなことを何処かの文章で読みましたが、そういった方程式から逆算すると、彼は投手としての命のロウソクに自らガスバーナーを当てて蝋を溶かすような作業をしていたわけです。
野球の専門家たちの意見、特にスポーツ科学の観点から評論してくれる人の意見がネットにやがて溢れてくるはずでしょうから、早くそれを読んでみたいなという気持ちがあります。