2014年8月11日月曜日

老眼鏡と慣れの話

さすがに時間の流れには逆らえません。

十年ほど前から暗いところで薬のラベルが読みにくいという些細な発見から始まった我が老眼の進行開始の号砲も歳とともに「気のせい」から「当たり前」の事になってしまいました。
実験の際もチューブの底に確かにサンプルをアプライ出来たかを確認するのに一々近眼用のメガネを外すのが面倒くさいなと思っていた頃も既に遠い昔、、、。今では手が自然にメガネを外したり頭の上へとずらしたりというような感じで日々を送っております。

今回はこの前大須に行った時に作製してもらった遠近両用のメガネの装着感に関して一言二言。
お店では「暫く慣れるまでに時間がかかりますよ〜!」と言われてはいたのですが、実際初めて装用した時の感想は「うっ!」という曰く表現し難いものでした。敢えて表現を試みるとすれば視野がユラユラと揺れる上にどこが焦点か良くわかんね〜と言う感じでしょうか。

こういった感覚は装用したことの有る方なら多分誰もが「あ〜、そうそう!」と納得していただけるかと思うんですが、こればっかしは表現力の乏しいわたしには難しいです。

レンズの中心部は近視用に遠くまで見えるようになっていて運転やディスプレイ注視に問題がないよ言うになっているという設定で、レンズの下の端の方は下を見下ろす感じで近くの物や本を読む時に便利なように焦点が合わせてあるのですが、顔を左右にしたり上下にする度に視界が”微妙に歪む”という状態ですのでこの違和感を最小に感じるように脳の方が慣れてくれて、ごく近くを見るときには視界の下で、遠くを見る時はやや上目使いで、、、と首の傾きを調節してくれるようであると良いのですが、オッサンにはナカナカそれが出来ません。

お店の人の初めの説明によると階段の昇り降りも含めて大体一年も連続装用していただければ違和感も感じなくなりますと言われたのですが、今でも病院では近視用のメガネも使い続けているのでどうなるのかは未知といったところでしょうか。
本当はメガネ無しっていうのが理想なんですけどね、パイロットの人達って良い年になるまでメガネ無しでいろいろ出来るんだから大したもんだと思いますよホントに。

あーあ、年寄り臭い話でございました。w

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2 件のコメント:

CHICHI さんのコメント...

細かい文字が見えづらくなりイライラ
でも遠近かけるのも面倒で
眼鏡なし生活
裸眼で0.5くらいなので、
日常生活は眼鏡なしでも支障なし
どうしても細かい字を読まなければならい時は、
3000円の老眼鏡の登場と相成ります

72歳の知り合い
夫に言わせるとモノビジョンの持ち主
遠くも近くも裸眼で見えちゃいます
完全に私よりよく見えています

small G さんのコメント...

CHICHIさん、

そういう方って本当にいるんですよね。
殆どの方が遠視に移行していく中で近視でもなく遠視でもなく、最低限日常の生活に困らない程度の裸眼視力を保たれている方々。

不摂生な仕事の上にPCのモニターを睨めつけることの多い私には到底無理だと最初から諦めております。