2014年1月28日火曜日

アメリカへの海外送金その後

一昨日書き記したアメリカの家へのお金の送金の件ですが、結構ぐったりした挙句の解決でした。

結局、結果的には自分の身一つで銀行に乗り込んでいろいろと手続きを踏むのがもっとも早い解決策であることが判明したというのが事の顛末。
最も近くのUFJ東京三菱までバスに乗って10分。駅のそばのビルに入っているUFJの支店に入り外国送金のことを説明すると、驚いたことに扉の付いた独立した小さなブースに案内されました。そこに据え付けてあったのはカメラとモニターの組み合わさったATMの改造機のようなマシンでした。モニターの指示に従って次々に処理を進めていくと突然女性のオペレーターがモニターの右隅に現れて受話器をとって話しなさいとの御教示。

カチャリと左端の受話器を持ち上げて話し始めると、今回の件でお金を送るのは何故?そしてこのお金は一体どこがリソースになっているお金なの?云々と案の定のマネーロンダリング絡みの質問、、、。解っちゃいるけどこっちは診療の合間を縫って昼休みに抜け出している身、45分後までには病院まで戻って自分を待つ患者さんに2つの処置をする仕事が待っているので、ちょっとイライラ。

今回送るお金は給料として振り込まれたものだけど、それはアメリカにいる間に凍結されて使えなくなってしまった口座へ間違って振り込まれたもので、当然のごとく口座は存在しないため受付を拒否し、給与は病院から現金を直接受け取ったもので、、、などとしたくもないくどい説明をすると、今度はその給与明細などをここにお持ちでしょうか?などとスットボケたことを抜かすので「イマココニハナイデス」と怒りを押し殺して返答すると、モニター上の女性がしばらくお待ちくださいと言って待たせること約五分、多分上司と相談したんでしょう。「今回は特別に」等と、上から目線で許可をくださいましたよ。w

悪いけど、この数倍の金額が必要で義母が私の日本の口座からアメリカにお金を代理人として送ってくれた時にもこんなことは一切ありませんでした。(# ゚Д゚)

まあ、イイんですけどね、、、。(この方法が3500円ともっとも手数料の安い方法だったので!)

全てを終えた後、帰る間際に海外銀行送金の口座指定の書類に必要事項を埋めて、ネット上で全ての処理ができるようにする為の手続きを完了。物理的メールの郵送と返送の時間を省けたことで二週間ほど時計を早く巻けたと思います。これで少なくとも来月の送金からは銀行に行ってヒーヒー言わなくてもスムースに家族に送金が出来そうです。

一昨日のコメント欄に頂いたsuggestionのように、western unionも確かに方法論的にはあるのですが、一階の送金額の天井が比較的低めに設定されていること、またシティバンクの方は一カ国で取得したカードを持って別の国へそのカードで行けば現地貨幣で引き出せるというメリットが有るのですが、私の場合はそれにも当てはまらないという点、また名古屋とはいえ市内中心部でもない我が家の近くにはCITIがないことが弱点でござりました。

ああ、やっとこれで悪夢から開放される。と思ったら、今度はアメリカ側の税務処理をしないといけないのでした。嗚呼。

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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんは。ウェスタンユニオンは?と勝手なことを申した者です。送金額の上限があるのですね。こちらの出稼ぎの人たちの給料は2週間ごと、まるごと送金しても$400ぐらいなので、大変失礼いたしました。国と通貨が違うとこんなに手間がかかるのですね。
解決されてよかったです。

small G さんのコメント...

とんでもありません!有難うございますというのが正直な気持ちです。仰られたアイデアを伺った時には「なんでそれに気づかん!?」と自分のアホさに苦笑いしたのでした。確かに送金の手軽さは間違いなく「送金専門」のWUですよね〜。しかし、最近は本当にロンダリングをロンダリングするのが厳しくなっていて今回の苦悩の始まりとなった次第です。w しかし、やっとこさ、こういう感じで解決したという次第でした。21世紀の今でも「悪い奴ら」のせいで不便をかこつのは我々の方なんですね。
今後とも良いお知恵をいろいろとお貸しくださるとありがたいです。何でも結構ですのでまた今後も色々とアイデアをお貸しください。mOm 今回のことは誠にありがとうございました。