病棟を回診してリハビリ中です。
どの病院でもそれぞれの病院独自のシステムというのがあります。これは病院の運営の方法論的な違いが、総合病院かある特定の単科に特化したような病院なのかによっても異なりますし、公立病院か私立病院か、大学病院か企業の病院かによってもまたまた異なりますので、そこにあるシステムに自分自身があわせて慣れていくしかありません。
無論、年々歳々いろいろな改善が導入されたりもしていくのですが、そうはいっても結局はそれにいちいち自分が慣れなければ物事は前に進みませんので、まずは習って慣れるの繰り返しです。
処方の出し方、院内で処方されるドラッグの名称(特に最近流行りのジェネリックなどは名称がたくさんあって大変です)、注射液の名称、容量、投与法などありとあらゆることを学び直す事が必要です。
これに加えて、日本から離れて15年の間医師らしいことをせずに細胞とマウスの相手をしていたわけですから、錆びついた手技のリカバリーも鋭意行っていかなければなりません。今現在は私を呼び戻してくださった先生の後についてIVH、胃カメラ、気管支鏡、気切、挿管などを中心に色々と指に思い出させている途中です。(多分、昔取った杵柄ですぐに思い出してくれると信じていますが、、、。自転車のようには上手くいかないかな?)
あと病院で医師として働くときに大切な人間関係もこれから大事に育て上げていきたいものです。
以前、ここの病院に短期アルバイトでお世話になった時にいた看護婦さんたちとは今再び会っても「あら先生〜〜!」といって、気軽に声をかけてもらえる間柄ですが、今後は技術も診断力も磨き上げてマトモな医師としてのレベルを上げるよう日々努力するこれからの日々です。
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