2013年11月30日土曜日

アメリカ人も暇ですな~w

昨日、サンクス・ギビング・デイの夜から実質的に始まるBlack Fridayと呼ばれる狂ったような買い物イベント(Shopping Spree)のことはもう去年も書いたので書きませんとは言ったものの、昨日のOld Navyの帰り道に、その斜向かいにあるKohl's とBest Buyで行列にぶつかったので、嫁さんに頼んで車の中から一枚、そして車を降りてBest Buyの目の前で二枚の写真を記念に撮りました。
Kohl'sの前に並び始めた大量の人々の一部。
この人達だけならまだしも中にはまだまだ沢山人が居る上に、
最終的にレジに並んで長蛇の列を作るわけですからもう地獄のような光景です。
勿論私達は入りません。w
これはBestBuyのまん前にガッチリ停まっているポリスカーです。
無論、このオフィサーは時間給で店から雇われていてかなり割のいいバイトになっています。
何で知ってるかというと、、、。
以前ワシントンの日本語学校で必要があって時間幾らで雇えるか調べたことがあるからです。
去年からこの辺りでもポリスカーの入れ替わりが目立ち始めました。先ずはダッジ。チャージャーのポリスオフィサー仕様から始まっていたのですが、最近は上の写真にあるようなフォードのインターセプターが目立ってきました。今も旧式のクラウンビクトリアがまだまだ沢山走ってはいますがこれから数年でほとんど入れ替わることでしょう。
中に入ってすぐのところにオフィサーがドーンと番を張っておられます。w
昨夜のパーティーで話題になったのですが、こういった感じのShopping Spreeは70年代位までは少なくとも無かったと思う、ということでした。
まあ、実際にはこういう感謝祭というホリデーに商業主義がチャッカリ乗っかっているだけの事なんですけどね。更にはネット上のサイバー・マンデーや実際のブラックフライデー等、「ようまあ神様や歴史まで何でも使って兎に角モノを売るように考えとるわいw」ということですな。

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2013年11月29日金曜日

サンクス・ギビング・デイでパーティー

今日はお隣のいつも親しく付き合っている御夫婦にThanks Givingのパーティーに呼ばれました。

今日はサンクス・ギビングで、アメリカの多くの人達がクリスマス休暇並みに休みをとって親戚や家族で皆が一つの家に集まって食事や会話を愉しむのです。毎年毎年この後に起こるShopping Spreeに関しては書いてきたのでもう詳しくは書きませんが、今回のパーティーは本当に楽しかったです。

呼ばれたのは午後5時からでしたが、その時間になると待ちきれなくなった隣の奥さんが我々の家の玄関まで来て「早く来てきて!」と言って呼びにきました。
家に入って行くと隣の御主人の次男の息子さんとそのメキシコ人の彼女、それといつも遊びに来る他の御夫婦が居ました。既にターキーやマッシュドポテト、その他のちょっとしたいかにもアメリカの家庭料理といったものが全部で10皿ほど並んでおり、そこに我々の家からは手作りのティラミスを加えてのパーティーです。

先ずは全員がテーブルに並んだ後、席についてお祈りの言葉。神に対する収穫の感謝と家族の平穏を感謝します。私達は別にキリスト教徒ではありませんが、こういった自分以外の何かに対する感謝の気持を持つ様な習慣を育む行為というのは謙虚さや慎ましさといったややもすると忘れがちな気持ちを持った人間を育てる上で必要な基本的な習慣なのではないかと言う気が最近特にしますね。

でも、こういうのはごはんを食べる前に発する「いただきます」という言葉の中に凝縮されているはずなんですけど、そういうのはどうも我が家では形骸化してる気がします。良くないですね。

さて、パーティーはやはり会話を愉しむのは本番。皆で会話を盛り上げようとするのが本当に大切で、私もありとあらゆる会話と経験を皆の中に持ち込んでこのパーティーでの集いをおおいに楽しみました。
本当にこういった集まりで、みんなが面白い話、興味深い話を集めて会話を愉しむというのはどういうシチュエーションでもこの国では基本だと思います。
というか、そうすることがマナーであるという感じで、これが出来ない人は優秀な聞き役に回る事が出来ればそれでよし、もしくは途中でウイットに富んだジョークを短く返して笑いをとるというようなことが出来るとパーティーは楽になると思います。
それが全てできないと、パーティーに出ること自体が苦痛になるかもしれません。

このパーティーでの会話の内容はそれぞれの仕事に関わったもの、人生に関するもの、病気、家族、教育、、、本当に色々でしたが実に楽しかったのだけは間違いありませんでした。
名残惜しかったのですが、数時間ほどでパーティーを辞して近所のOLD NAVYに行って今年のpre-black Firiday Saleを見てきましたが、入った瞬間に馬鹿げたほどの長いショッピングのラインが確認できて、嫁さんと二人で「出よう。アホらし。」といって出てきました。w

やっぱ、ブラックフライデーのショッピングは「金を時間で買う人達」が集うパーティーのようです。我々が金持ちであるという訳では全くありませんが、どうみても通常より10%のディスカウントを得るために二時間も支払いのラインに並ぶ意味があるとは思えませんでした。

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2013年11月28日木曜日

自惚れと錯覚

たまたま目についたブログでシャープ凋落の原因はどこにあったのか」というのが比較的明快に書き込まれてまとめられたブログが有ったのでついつい読んでしまいました。

それはこにあるOpenブログで、今日はここを切っ掛けにして、あちこちのブログや記事を読み込んでみましたが、結局最初にたまたま見たここのブログ以上に正当だと思えるものはありませんでした。
自社の技術に対する自惚れと錯覚」に取り憑かれた経営者、特に片山という東大卒の若手社長がその「思い込み」でシャープをぶち壊す様子はあちこちで既に語られ尽くしている感じがしますが、アメリカの企業が日本の企業に挑戦を受け「負けるはずがない」という奢りから次々に撃沈されていった姿とぴったり重なるのを見た気がしました。

しかし、話はそれだけでは終わりません。その裏にはもうひとつ、「技術に関連した信じられない話」があったのは寡聞にして知りませんでした。それは週刊東洋経済の記事に掲載されたもので、アゴラウェブに引用されています
そこに現れるのはサムスンの卑劣さに翻弄される痴呆老人のような人物の話なんですが、これが何と当時のシャープの副社長である佐々木という人物。まあ、国賊級の大活躍。シャープの中の技術者達は堪ったもんではないでしょう。

以前にも少し書きましたが、あの「神様」本田宗一郎が以前韓国の企業に技術指導をした時に、韓国企業がやったことはまさに恩人の顔に泥を塗りつけるような行為でした。それに対するミスター本田の反応は「全てを売り払って韓国企業とは二度と提携をしないこと」というサッパリと別れるという方針でした。韓国人たちの態度とは正反対だったのはタイの技術者たちだったことを記しておくのは無駄ではないでしょう。

オリジナリティーを最優先する神様にとっては、人から物事を習っておきながら感謝のかの字も無く、逆に盗人猛々しい発言をする連中と付き合うことは今後の彼にとって何の益も産み出さないばかりか、害悪であることをたちどころに理解したということでなんでしょうね。
そこがシャープを苦境に陥れたも「八面六臂の影の張本人」たる愚か者佐々木氏との違いだということでしょう。

「卑しい人間達には決して近づかない」という教訓は、そういった毛嫌いする人間にややもするとなりがちな弱い自分であるからこそ常に心に刻み続けたい大切な言葉だと考えています。

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2013年11月27日水曜日

大学がトンデモナイことに

突然なのですが、大学の最もでかい研究棟の地下三階で水道管の破裂が発生しました。

何となく学内のメールのやり取りが慌ただしいことには気づいていたのですが、その原因が地下の水道管の破裂とは、、、。一ヶ月ほど前にも我々のビルディングの前の道路の地下水道管が破裂してビルの機能が全て停まってしまうなんてことがあったのをここでも少し書きましたが、本当に何やってんだ、市や大学のメンテナンスの人達よ。

都市やビルのインフラが古くなって問題を起こすというのは成熟した都市国家ではあり得ることですが、それを未然に防ぐのが日常のスクリーニングとそれをサポートするメンテナンス・プランというものではないかと問いたいのですが、こうなってしまうとメンテをしなかった時より遥かに金がかかる事態になってしまいます。

実際に、ポンプで地下三階から水を汲み上げるのに必死の状態で、そこにあった非常電源やネットのサーバーシステムを含むあらゆる重要機器がダメージを受けたようですが、その被害の全体像さえつかめない状態という悲惨さです。

まわってきたメールによると、ネットの方は非常用の回線にスイッチして難を逃れているようですが、それでも時折回線が止まるし電話も使えないような酷さです。
おまけに多くの人はクラウドでデータをストックしているために、仕事用の素材をどこからも調達できず仕事ができないという有り様。悲惨です。

追加で来たメールによると、エレベータもアウト、他の多くの電源もアウト。ディープフリーザーの多くもかなりやばそうです。本当に緊急の人達しかラボには入ってはいけないというお達しも出ているために、多くの人が実験停止。
ビルの本格的な回復は冬休み明けまで待たないといけないとのことですが、被害の実態の全体像も掴めていない状況では更にそれが悪化する可能性もあるわけです。
休暇明けには、多くのリサーチャーにとって更に悲惨な実態が明らかになりそうな悪い予感がします。

これがサンクス・ギビングにひっかかっていたのが不幸中の幸いというべきか否か、、、。

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2013年11月26日火曜日

Williamsburgへ行きました

今日は嫁さんと息子を連れてWilliamsburgへと行きました。

1日休みをとっての「またまたの」アンティーク探しでした。Williamsburgというのはアメリカ人にとってはJamestownとともに植民地時代のアメリカを彷彿とさせ、郷愁を呼ぶ都市の代表と言ってよいのではないかと考えます。

もっとも、このエリアに来るのは我が家にとってはいつものことで、アウトレット・モールや、地域の観光の一部として両親を連れての旅行なども含めると既に7~8回以上来ていると思います。
とは言え、今回は嫁さんの好きな50-70年ほど前のマグカップやお皿を集中的に探すための訪問ですので、効率よく廻るために予め出発前に目星をつけて、全て経路の効率を考えてGPSに順番を付けて入れていたので何の迷いもなくめぐることが出来ました。

やはりアメリカ最古の都市の一つというだけあって、いろいろな店に「オーー」というようなものが置いてあります。しかし、それもよく見ていると古さに関してはある程度の限界があって、特に古いものは家具関係なのですが、大体200年を超えて時代を遡るものはなかなか出てこないですね。
まあ、それでも大したものですが、基本的にこの200年内のものが売りに出されるという感じでしょうか。

実際には、以前リッチモンドをまわっていた時に400年ほど前の教会の長椅子風の家具を見たことがありましたが、あれはヨーロッパからの輸入物でしたのでそういう意味では概ね原則を外れないという感じです。

さて、今回の探索では実際に幾つかの「嫁さん的には」喜べる収穫がありました。購入金額はいつも本当に微々たるものですが、この「探す過程」が楽しいんですね。特に考えられないような格安の値段がついた掘り出し物!最近は嫁さんにつられて私までそんなことに時々喜んでいる体たらくです。orz

掘り出し物を探して見つかった瞬間というのは予想した位置に巨大なリン酸化バンドをブロッティングで見つけた時のような感覚、、、といってもオタク過ぎて何のことだか解りませんよね、、、。

失礼いたしました。w

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2013年11月25日月曜日

ナイト・ガード

数日前より歯にナイト・ガードなるものを装着し始めました。

簡単に言うと、就寝時に歯と歯が触れ合うことによる歯に対する負荷を分散させるためのプロテクターと考えて頂ければ解ります。
私の場合、歯ぎしりはもとより、噛む力が強い上に切端咬合という歯の端っこと端っこがエッジで擦り合う歯であるため、歯の先端部に細い溝が出来たような状態で歯を擦り減らしているのです。
写真で見ると以下の様なもので、実際に装着してみるとその更にその下の写真例のようになります。

これを装着して寝ると、少なくとも歯ぎしりは無しで、かつ私の顎に入っているインプラントを守ってくれます。このインプラントを守るためには個人的にはどんなことでもしなければ!と決意しているので、お金は無いけれども、それ以上の追加のお金を使わないためにも300ドル+のお金をこのシステムに投じました。orz

このブログで既に何度も言及しましたが、小さな頃から歯を大切にしなかった愚か者は私のように歯に大金を投じなければならなくなります!
少なくとも夜に数回既に装着しましたが、快適ですね~。壊さないようにしなければ。

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2013年11月24日日曜日

DCで送別会!

今日はDCで送別会がありました。

T大学から半年の間研究員として神経研究のスペシャリストとして知られる日本人のO先生のもとにやってきて、朝な夕なガンガン頑張っていたK君の呼びかけによるものでした。そこにNIHの金曜会でいつもお世話になっているB先生、その他の先生方からお誘いがあり、私も御相伴させていただいました。

いつも集合するロック・ボトムは今日他の二つのパーティーで埋まっていたため、ブラックフィッシュというところでの集合でした。今日は早めにF先生のお宅にお伺いして荷物をドロップし、暫くして先生の車に乗ってベセスダへ向かいました。

いやあ、それにしても寒い寒い!!寒くなるかもと思って通常より少しだけ厚着をしていったのですがそれが大正解でした。結局ベセスダの辺りは氷点下三度まで気温が落ちた上に風邪も強かったため、体感気温は更にそれから数度下がった感じとなりました。

バーに集まった研究者達は全部で二十人以上は居ましたね。最初はみんなおとなしくビールと美味しい盛り合わせ料理で満足していたのですが、やがて一部の若者達を中心に「酒に呑まれる」状態があちこちで出現し始めました。w

まあ、当初から予想はしていたのですが、日本人は元々お酒に弱い人が多い感じもしますし、どれくらい飲めばよいのかどういった呑み方をすればいいのかというお酒に対する訓練が出来ていない人がまだまだ多いですね~。
まあ、それも若さと言ってしまえばそれまでなんですが、、、。

二次会も開催されることになり、河岸を日本料理店に移して食べ直し飲み直しとなりましたが、既に完全に出来上がっている女の子がそこに来ていてだんだん泥酔という状態から危険な感じになってきました。
少し徐脈気味で呼吸はかなり不整、瞳孔も室内の明るさに比してやや散大気味でした。質問に対しては応答しようとするガッツはあるのですが内容はもうメロメロでした。トイレに連れて行き何度か早めの吐瀉も試みましたが既に一時間ほど前に飲んだテキーラは逆流することもなく空吐き。
完全な急性アルコール中毒です。一瞬ERに連れて行くことも考えたのですが、暫くの間様子を見ていてギリギリ大丈夫だろうと判断して一晩、彼女の友人にどこを観察して、どのような状況になったら次のステップを踏むかを教えた後、厳重な観察と管理をしてもらう事を条件に家に帰しました。

やがて彼女からテキストと連絡があり、どうやら酔っ払った彼女もスヤスヤと眠ったとのことで吐瀉物もそれ以上は出ること無く、朝まで様子を見てくれるとのことで安心しました。

一体全体こんなになるまで誰が飲ませたんだという気持ちでいっぱいでしたが、こうやって新歓コンパで死んでいく若者が毎年出るのかな、、、という複雑な気持ちになりました。

有志7人はそれからF先生のお宅の地下に更に河岸を移し三時半までワイワイガヤガヤと面白い話を続けました。その後はみんなで地下室にてんでバラバラの雑魚寝。w

朝は八時過ぎには起きてコーヒーを飲んだ後、皆別れを惜しみながらの出立となりました。
朝は再び、昨日の彼女から業務連絡があり、朝は元気に起きましたとのことで安心しました。今後は気をつけてね!w

それにつけても思うのは、やっぱりアメリカという海外で大学は勿論、年齢、研究の背景や職種までを超えて繋がる貴重な経験というのは日本にいては「絶対に」得られない素晴らしく貴重な資産だなと強く思います。
今回の送別会、外にいる私も気兼ねなく呼んでくれた金曜会幹事の皆様、本当に感謝の言葉もありません!
日本で出会った時もいつでも兄弟のように助け合い、話し合い、飲み続ける友達でありたいものです。
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2013年11月23日土曜日

J-RAVでのプレゼン

今日はJ-RAVで自分の研究の過去の展開に関するプレゼンをしました。

6時少し過ぎから始めたのですが、順繰りに過去の研究を現在までの時系列で話した所、質問と応答込みで一時間半以上の長さになってしまいました。15人の方々が集ってくれての話でしたが、糖鎖などの研究は「普通の研究者」の人達には通常一生縁のない話しであることが多いので申し訳なかったかなと思いました。

大きなピザが5つ綺麗になくなり、ビールやジュースなどもみんな沢山飲んでもらって、そのあとみんなで部屋で色々と話し込んだこともあり、スイッチを消して全員が帰ったのは開始から三時間以上経った後の九時過ぎでした。

プレゼンの後も、この年末の慌ただしく寒い時期、皆いろいろと個別の深い話があって面白かったです。
ある先生と戻る駐車場の方向が一緒になったところで私が発表を行ったある分子の話との関連で肺気腫とその分子のインヒビターが実に面白い相関を示すことを話してくれて、実に熱い話になりました。凍えるような寒さの中、20分ほどもその研究内容に関する話で盛り上がりました。

研究の発表というのはこういった小さな対話から始まる研究の考察が討論からグラントへと発展していくこともよくあるのだろうなと思いました。
特に研究者が沢山集う学会では自分のポスタープレゼンなどを、興味を持って見に来てくれた人達が質問をしてくれる中で先に進んだ内容の質問をしてくれたり、クリティカルな質問から出てくる面白い発想などが次の仕事につながったりなどということも実に日常茶飯事です。

しかし、そのためには自分が積極的に研究発表を繰り返してこういった反応を得る側でなければならないということですね。

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2013年11月22日金曜日

日本への抗体送付

日本へ今回抗体を送付しました。

前回はドライアイスでサンドイッチした凍結保存細胞を日本に送ったのですが、二晩半の輸送の後に本当にギリギリで日本に細胞が到着してくれたようです。
その時はFedexを使いましたが、今回ももし低温で細胞を送るシステムがあればそれを使って同じように送ろうと思ってサービスを探してみました。

最初の探索でいろいろと情報が出てきて、どうやらそれ専用のシステムが開発されていることが判明し、それを使ってみることにしました。会社はFedexの子会社でOrderboxesnow.comというまんまの名前なんですが作っている箱がなかなかユニークです。

要するに箱の中にある二重箱の上蓋部分に保冷剤が入っているのですが、その上蓋部分の保冷剤は下部に付いているポッチを押しつぶして化学反応が始まるまではその保冷剤がカウントを開始しないというものです。

箱のサイズ自体も保冷剤のサイズも違うのですが、基本的に48時間保冷されるものと96時間保冷されるものの二種類があります。勿論選んだのは96時間の保冷タイプで少々はこの容積が大きいやつでしたので、箱をオーダーするだけで何と153ドルです。orz

更にこの後この箱を送り出すのはこの箱の値段自体とは別料金。結局ほぼ同じ額を足して300ドルほどの合計額での送付となりました。

これが今週の月曜だったのですが、本日受領しましたとの相手先ドクターからのメールが有りました。意外ときちんとデリバーされるものです。

しかし、全てが電子的なシステムになってからは添付し忘れたら税関でアウトになってしまう書類というものを付け忘れること自体はありえなくなってきているのですが、PCに打ち込む情報を自動的に判断して書類審査するシステムがリクエストする準備書面の煩雑さは昔と何も変わっていません。
特にテロ事件以降の税関の呆れるばかりの厳しさは悪いコトなどとは無関係の我々のほうが害を被る頻度が高くなっているのですから、ほんとにもうテロリストどもいい加減にせえよ!と言ってやりたいですよ、ホントに。

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2013年11月21日木曜日

日本から送られてきた英文原稿

数日前に日本のある後輩医師から英文による学会発表スライドと説明原稿の校正を頼まれました。今回も「至急」ということでの校正でした。

毎回思うのですが、この医師の例に限らず、何だか詰めが甘いスライドと英文の意味が良くわからない草稿を送ってくる人が多くていつも頭を悩ませます。
しかも毎回の進歩がない。最初が酷いのはまあいいとしても、毎回の進歩が全く見られないのは訂正を入れる手間を依頼する相手に失礼とは思わないのでしょうか。(まあ、そういったことを考えないから送ってこれるのでしょうが。w)

スライドを見直しながら、今回、彼が言いたかったであろう事を逆に推測して発表原稿を書き直したりしました。
もともと今回のスライド自身も「余りにもBUSY」で絶対に規定の時間以内に聴衆が理解できない上にそもそも発表事態がスムースに終了しない事が明らか、というようなスライドを今回「も」送ってきているので、毎度のことながらファイルを開けた瞬間に心が疲れます。
手助けするのにやぶさかではないのですが、もう少し良く練ってから送ってよ、と思わず苦笑い。

日本語の構造が問題でこのような英文になるのか解らないのですが、今日別の日本人PIの先生とこういった日本からくる原稿訂正依頼の話をしていた時にその先生から言われたのは「やっぱりそういう人の書く文章は日本語で書かせても駄目です」と言う話でした。

(´ε`;)ウーン…あんまり言いたくないけど、私も同意します。基本的に日本語でプロポーザルや原稿を作成できない人は基本的に未だ頭の中にそういった研究発表を行うためのフォーマットというものが出来ていない訳で。

医師を医学博士というふうに我々は呼びますが、博士という呼称がついてはいてもそれで研究に必要な準備ができていると言うわけでは「全く」ありませんから、こういったことが起きても何の不思議もないんですけどね、、、。
実際は殆どの臨床のドクターは臨床報告の発表などから訓練を始めて、やがてその中でも「研究発表」というのをしたい人、やらなければいけない人、やらされる人等などいろいろな事情を持った皆さんがいろいろと上級医師の指導を受けながらエッチラオッチラものを仕上げていく訳です。

素晴らしい上司を持ちかつ精進を重ねた人は確実に良い研究と発表を出してくるのですが、そうでなかった人は、、、。良い上司に恵まれても精進しなかったり、精進はしたのに指導する上司が残念で研究発表の準備が整わないままに学会発表を繰り返す事になる、ということになってしまいます。

どんな時でも一番いけないのは自己満足でしょう。「これで終わり」とか「とりあえずこれで十分」とか言うようになったら進歩は止った状態になったと考えて良いのではないでしょうかでしょう。怖い事ですけど。
いつまでも「もっと良い発表を」「もっとしっかりした研究を」というような自分であり続けたいものです。

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2013年11月19日火曜日

アメリカで中古車選び

H先生のところに留学中のN先生、ただいま新しく自分が乗ろうとする「中古車」の選択に余念が有りません。

いろいろとこの国で中古車を業者さんなどから買い取るときに診るべきポイントと手順を教えていっているのですが、何分にもN先生が都会の人で、日本でも車が殆んど不必要で使ってこなかった上に車自体にも元々興味もなければ知識もないという状態でしたのでなかなか順を追って説明するのに骨が折れました。このマルチステップの検査項目、結構大変です。
素人を騙そうとする業者が掃いて捨てるほどワンサカいますし、もうエンジンボロボロ、トランスミッションもアウト、ショックも抜けてる車を平気で売ったりしますから、、、。

彼から候補として上がってきた車を連日チェックし続けてきたのですが、もう殆ど出鱈目な車ばっかりで、彼も最近は選択に自身をなくし気味でした。しかし、その彼も遂にsuggestした車の中からこれはいいんじゃないかい?というタマを二台ほど見つけ出して一両日中にもそれを目視、契約へと持って行こうとしているところまでやってまいりました。いや~、長かった。ここまで約数ヶ月。w

何でこんなに車の取得に辿り着くまでに時間がかかったかというと、実はこのお話「免許をとるところ」から始まったからです。本来車は私の中古を買い取る予定だったのですが、免許を取るのに時間をかけすぎている間に他の日本人の先生御家族のほうがどう考えても「より大型車が必要」ということで、私がN先生に理屈を説明してそちらに売ってしまったということもあり、当地で独り身の彼にはもっと生活スタイルにあった小型車をということになったという事情もあったからです。

もっとも、彼にはもう随分前から何度も車を私から手にする機会があったのですが、何と自分が乗ろうかというアメリカ版Odysseyという大型ミニバンをどうやら私がガレージの横においていた嫁さんのFitと勘違いしていたという。そしていざ買う段になんてその車の大きさにビビり、、、。w

まあ、当地で長距離旅行もしなければ奥さんも日本に置いてきている彼のことです、あの大型車はハッキリ言って家族の長距離移動やサッカーママの送迎専用車、もしくは子連れ夫婦の荷物搬送車です。至極順当な選択と言ってよいでしょう。
彼がもし今選ぼうとしているフォード・フォーカスに乗るのであればそれがベストだと思います。
特にスリードアハッチはカッコイイですからね。

後は彼の安全運転を祈るのみです!頑張れ~!

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日本の芸術は二極化しているのではないか?

先日ネットを賑わした日展の篆刻に関する「詐欺まがい」の事件に関する記事は、まあ、そんなもんだろうと思っていた日本の権威主義的芸術会員の皆様の内実が白日のもとに晒されて大笑いです。
こういうハンコでよくみるような石なんかに刻みつけた字のことを篆刻っていうのかな?
楽しけりゃ自分で彫って楽しむだけで十分だよね。金払って何がしたいんだろ?w
いやあ、これって篆刻の話に限った感じになってますけど大なり小なり他の部門でもあるんでしょう。実際、もっと警察の捜査と密告の奨励というゲスな方法をとればきっと全てがボロボロになるほどあれやこれやと出てくるんじゃないでしょうか?

今回の件でわかったのはこういった習い事の延長にあるのはこういったネズミ講ソックリの仕組みが美しく整えられているということ。技術や美が云々とか言う前にこのクソジジイ達が欲しいのはまず「金」ということで、上座に座ったクソジジイ達は金をたくさん使って手に入れた名声を使って、今度はその投下した金を回収にかかるという訳ですな。

そしてそれは世代を重ねて次に引き継がれていくという、、、。どっか相撲の世界でもそういう話を「星の交換」というストーリーとして何度も聞いたようなきがするのですが、これは形を変えてはいるものの同じようなPonzi schemeそのものですね。

世界の中で多くの優れたポップアートや人気絶大なアニメを輩出し続ける一軍の若手芸術家達の群れも日本にいるかと思えば、悪い意味で日本でしか通用しないジャパンスタンダードの世界の中で完結したネズミ講を構成し、「褒められたい」「賞の欲しい」人達を相手に金を巻き上げていくシステムを作り上げ権威の名のもとに「修学旅行の枕投げ」宜しく内輪で盛り上がる人達。

人間の醜悪さが芸術という名で糊塗された状態で腐臭を放つ様はなかなかシュールでこれこそ「人間模様」という名の芸術なのかもしれません。w

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2013年11月18日月曜日

アンティーキング三昧

アンティーキングなんて言われても、普通の人には「何じゃそら?」と言われてしまうのがオチなのですが、今日は嫁さんとともにそのアンティーキングというのをしてまいりました。

昨日の短時間アンティーキングに続いての今回のお仕事ですが、アンティーキングというのは下衆な言い方をすれば「骨董品漁り」とでも言ったらいいのでしょうか、要するに自分の目的に沿って目星をつけたお宝を発掘しにアンティークショップを巡ることです。

下に、今日その途中のショップの幾つかで撮った面白そうな画像を載せてみました。

1825年の楽譜の裏に描かれていたイタズラ書き。w みんな乗って~!
と書いてある横の落書きがクセのある字でよく判りません。
しかし、着ている服が190年前の落書きだというのを納得させてくれます。
 1825年の日本は異国船打ち払い令が出ていた頃!で、未だあの大塩平八郎の乱さえ起きていません。十返舎一九、葛飾北斎、徳川家斉、間宮林蔵、遠山の金さんまでバリバリに働いていた頃で、井伊直弼でさえまだ十歳です。勝海舟にいたっては未だ二歳! w
これもよくあるものの一つなのですが、南北戦争の時の砲弾やその破片です。
銃弾一個が大体二ドルくらいで売られています。
これは二ドルで手に入れたんですが、日本製と思われるバターキャラメルの箱です。
レトロ感があるでしょ?ネット検索したんですが、手がかりが見つかりませんでした。
トラちゃんのバターキャラメルというのは御年配の方でご存知のかたとかいらっしゃらないのでしょうか。
実はアメリカのアンティークショップって日本関連の物ってたくさんあるんですよね。価値が解ってなくてゴミに高値を付けていたり、またその逆になっていることも良くあります。
値札は付いていなかったんですが、いわゆる幌付きの馬車ですね。
何年製なんでしょうか、、、。
これも日本のパチンコメーカー西陣のマシン。
wikiで調べたら会社設立の時期からして少なくとも70年代以降のものと考えられます。
今調べたら、この「白いかもめ」というマシン、昭和46年以降に作られた西陣飛躍のきっかけになったマシンなんだそうですよ。沢山出回ったのかな。
これには玉も付いていました。
これが棚一杯に入っていたmade in occupied Japanの陶製人形たち。
実はこの前もちょこっとだけ書いたのですが、この占領下の日本で作られた(多くは愛知近辺製)多くの陶製の人形たちもよく売っているものの一つです。
探せばまだまだいろいろありますよ~!。(嫁さんが何を探していたかは秘密です!w)

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2013年11月17日日曜日

リッチモンドマラソン

今日は下の娘に頼まれて彼女のボランティアをアシストすべくRichmond Children's Museumまで彼女を送り届けに行きました。

ところが、リッチモンドの中心部に近づいていくとあちらこちらで道路が封鎖されていて博物館に近づくことが出来ません。「一体コリャ何じゃ??」と思ったんですがその直後に思い出しました。そうです、今日は私の友人達が言っていたリッチモンドマラソンの行われている日だったのです。

暫くリッチモンドの中心地を走っていたら既に一時過ぎにもかかわらず死にそうな顔をしながらヨタヨタと走り続けている老若男女が路上をゾンビ状態で前進していました。(以下その写真)
そんなにしてまで走るか?
渋滞に巻き込まれながらじっと車窓からその隊列を見つめていても、何だか身体に悪そうなことやってるな~、、、という感じしか受けません。もちろん、軽快に走り続けた人たちもたくさん居たのでしょうがやはり「一般人」にとって体のディベロプメントと体調維持に良い距離というのは精々ハーフマラソンまでなんじゃないかなというのが正直な気持ちです。

フルで走り切るのは確かに「凄いな!」というのは間違いないんですが、何回もそんなことを続けていたら身体に多大な生理的、物理的負担がかかってしまいそうで。(私なら十キロ走でも今やれと言われたら死ぬ自信がありますが!w)

とはいえ後で聞いたところによると私の友人でフルに参加したY先生は何と4時間切りの怪記録をだしましたし、ハーフに出たN先生もきちっと立派に完走したようです。やっぱり日頃から鍛えてる人達は凄いですよ。

さて、博物館へのアプローチといえば最終的にはあっちもダメ、こっちもダメと言う感じで物凄い遠回りをしながらやっとのことで博物館に着いて娘を落としたあと、我々は息子と嫁さんと三人でアンティークショップ巡りをした一日となりました。

夜はVCUとWinthropのバスケの試合(第三戦)でしたが、予想通りの展開で特に興奮することもなく21点差で相手を下しました。私的には今後はアウェイでどれほど勝ち続けられるのかということにだけに興味が出てきました。

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2013年11月16日土曜日

最近はスマホ依存症気味か、、、

便利すぎてちょっと不味いですね、スマートフォン。

最初はちょっとだけ便利なミニコンピュータぐらいのもんだと思っていたんですが、昨年の九月にiPhone5を怖ず怖ず使い始めて以来、次第に自分も便利なソフトを探しては試して使うことを繰り返すようになり、自分にとって便利なのはどれなのかが判ってきました。

クラウドでのファイル保存、検索、メール、ニュース、旅行の手配や飛行機の運行状況とチケットの記録、車の整備記録と近々の整備予定、読みたい本の整理、銀行の預金や各種クレジットカードの管理、ライフログ、SNS、渋滞のチェックと経路探索、音楽、スケジューリング、天気、メモ、そしてゲームまで。

数え上げたらきりが無いのですが、日本にもし住んでいたらこれにバスや列車の運行状況、それに経路検索や医学データや診断指針の基本数値なんかが更に加わってくるのかななどと考えたりしてしまいますね。

しかし、これだけいろいろと便利になってくると嫁さんから見て「依存」と言われておりまして、そんなもんなのかなと反省してみたりもします。
残念ながら、加齢とともに進行してくる老眼との戦いがこのスマホへの依存に少しだけ惨めさを付け加えてくれます。間違いなく便利なのに、拡大しきれない部分の数字などは確認のために近視用のメガネを頭の上に一旦ずらしてスマホを覗きこむというちょっと情けない状態です。

昔は実験のデータをみるために一々メガネを外して近くでそれを矯めつ眇めつ眺めていた教授をゲラゲラ笑っていたものですが、今では私自身が嫁さんにさえ笑われる側です。w(しかしその嫁さんも最近暗闇では小さなラベルとかが読みにくくなったとか呟いていたような?要するに順繰りですな!)

次期iPhoneでは大きな画面への変更も予測されているようですが、もしそれが出たら真っ先に買おうかなと真剣に思っています。出来たら4.7か5inch位がいいですね。
計算してみると、縦横比が一定である限り今の4inchが4.7inchになれば面積的には38%もの表示面積増ですからその恩恵はオッサン化したわたしには絶大なものがあります!w

という訳で、オッサンはその日を気長に待ちましょうかね。

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2013年11月15日金曜日

中の人も大変だ~ w

この記事読んで、こっちまで冷や汗出そうになりました。w

話は簡単で、先月末に熊本県庁を訪れた天皇皇后両陛下が御当地ゆるキャラならぬ、日本でも一、二を争う有名キャラとなった「くまモン」にお声をおかけななられたというもので、そのあとくまモンは両陛下の御前でくまモン体操なる振り付けまで披露したという、、、。

皇后陛下からは「ありがとうくまモンさん」、そして天皇陛下からも「ご苦労さまです」とお声をかけられたというではないですか!こういう時って、中の人は声を出して返答すべきなのかそれとも180度頭を折って両陛下に無言で答礼すべきなのか?
無論、頭を下げたら被り物が落ちて冷たい汗と熱い汗とで汗だくの中の人が陛下の御前で酷い格好を晒すことになるわけですからこれは選択肢としては有り得ません。

もう、このニュース読んでいてくまモンの中の人のアドレナリンの激しい吹き出し具合を想像しただけで失神しそうになりましたよ。僕は。orz 何と言うか、運命とはいえまさか両陛下の御前できぐるみを着て体操までしなければならないという運命。勿論、両陛下は温かい眼差しでくまモンを御覧になられていたのでしょうが、中の人は寿命が十年ほど縮まったんじゃないかなと推測します。僕ならもう緊張と畏れ多さで心臓停まってますから。

これって周りの警備の人も、熊本県庁の人達もくまモンの愛嬌ある姿や立居振舞とは裏腹に激緊張状態にあったんじゃないだろうかと推察されます。こけたりしたらきっと優しい皇后さまのことですからお手を差し伸べられて、等ということにでもなったらと考えただけで、、、。
一億積まれても僕にはくまモンの中の人は絶対に無理です。w

遅くなりましたが、関係者各位の皆様お疲れ様でした。

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2013年11月14日木曜日

全米の犬が危険に?

今、アメリカでおかしな犬の病気が流行り始めているという情報が出ています。

今のところカリフォルニア、ミシガン、オハイオでしか確認されていないのですが、放っておくと数日で死に至る可能性が高いという恐ろしいもので、原因は推定にしか過ぎませんがどうやらcirco virusというバイラスの一種のようです。
circo virusといっても人を診る医者の私には余り馴染みのないものなのですが、調べてみると環状単鎖DNAをもつバイラスで豚や犬、鳩、ダックなどの脊椎動物に感染していくみたいです。人畜共通感染症の原因となりえるか否かは書いていないのですが、まあ有名でないということは人には大きな病気を起こすような感染性はないのではないかと推定されます。(推測なので真実ではない可能性もありますので念のため!)

ニュースソースをよく読んでみると、三大主要症状としては元気がなくなる、吐く、下痢となっているようですが、管腔性臓器や胸郭への出血で死に至るものがあるようです。今まで食用の豚を一週間で死滅させたり(養豚場の群落でしょうね)や鳥(オウムなどが怪しいらしいです)を中心に感染源が疑われているらしいのですが、今までは犬でのこういった致死的症状を持つ感染の連鎖は見られていなかったとのことで、もしかしたらバイラスに変異が入って感染性の変化が起きたのかもしれません。

RNA virusではないので、複製の安定性という意味ではミューテーションが入る可能性は相対的にかなり低いのではないかと推測されるのですが、ある種の不幸な変異がそこに起きて劇的に感染性の変化が起きたことは可能性として捨てきれないと思います。

この犬への感染が初確認されたのは2012といいますからたった一年前です。症状の記述も未だ確定していない状況で、今のところはこのサー・バイラスが最も疑わしいというだけでワクチンさえ存在していませんし、困ったことに診断法も迅速に検出できるキット等は未だに無いようです。

全体でどれだけの被害が出ているか数的なものは私には今のところわかりませんが、こちらでは犬の繁殖家やペットショップ、さらにはペットのホテルなんかが強い危機感を抱いているようです。当然ですよね。

しかし、バージニアには来ないでほしいな、、、。(獣医には時間の問題と見る人が居ます。まあ、当然ですよね。)

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2013年11月13日水曜日

敵地で劇的な勝利!

この勝利はデカイ!

相手は車で一時間ちょっとのところにあるUVA。今季の全米ランキングは25位で、14位の我々の少し下です。しかし相手はACCカンファの雄ですしゲーム自体はアウェイで行われるのでどっちに勝負が転ぶか全くわからないというのが私の試合前予想。

始まってみると「案の定」の展開で、鎬を削り、火花を散らすような様なhead to headの点取合戦です。最大でも開いた点差は7点で、互いに全く譲りません。前半は2点差でUVAが上回りましたが、試合を見ていて心臓がドキドキしっぱなし。ちょっと見るのが精神衛生上宜しくないと悟ったヘタレの私は録画を嫁さんに依頼して息子のシャワーに二回へと上がりました。

暫くしてパンドラの箱を開けるような気持ちで結果をウェブで確認してみると、、、。何と三点差でVCUが勝利しているではありませんか!しかも最後にボールを持ったラスト9.7秒のリターンで攻めて、残り1.4秒のところでTreveon Grahamが劇的な3ポイントシュートを叩き込んで本日のヒーローとなりました。

それまでガンガン盛り上がっていたUVAの1万5000の観客はシーンとなって逆にそこに詰めかけてはいたもののUVAの戦略で二階の上の方の席に押し込められていた(テレビ画面からは見えないようになっていた)我々の応援団の大歓声が大洪水のようにコートに流れ込んできました。


ここ数日雪がちらつくほど急に寒くなった氷点下の寒空の中、勝って帰るか負けて帰るかというのは物凄く大きな差です。この勝利はデカイ!本当にデカイ!

今年はちょっと期待できそうですな~!

この試合に関する記事で中立の立場で書かれたものはここにあります。

追記:本日、All Americanが二人新たにVCUと契約しました!有り得ん!
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