日本へ今回抗体を送付しました。
前回はドライアイスでサンドイッチした凍結保存細胞を日本に送ったのですが、二晩半の輸送の後に本当にギリギリで日本に細胞が到着してくれたようです。
その時はFedexを使いましたが、今回ももし低温で細胞を送るシステムがあればそれを使って同じように送ろうと思ってサービスを探してみました。
最初の探索でいろいろと情報が出てきて、どうやらそれ専用のシステムが開発されていることが判明し、それを使ってみることにしました。会社はFedexの子会社でOrderboxesnow.comというまんまの名前なんですが作っている箱がなかなかユニークです。
要するに箱の中にある二重箱の上蓋部分に保冷剤が入っているのですが、その上蓋部分の保冷剤は下部に付いているポッチを押しつぶして化学反応が始まるまではその保冷剤がカウントを開始しないというものです。
箱のサイズ自体も保冷剤のサイズも違うのですが、基本的に48時間保冷されるものと96時間保冷されるものの二種類があります。勿論選んだのは96時間の保冷タイプで少々はこの容積が大きいやつでしたので、箱をオーダーするだけで何と153ドルです。orz
更にこの後この箱を送り出すのはこの箱の値段自体とは別料金。結局ほぼ同じ額を足して300ドルほどの合計額での送付となりました。
これが今週の月曜だったのですが、本日受領しましたとの相手先ドクターからのメールが有りました。意外ときちんとデリバーされるものです。
しかし、全てが電子的なシステムになってからは添付し忘れたら税関でアウトになってしまう書類というものを付け忘れること自体はありえなくなってきているのですが、PCに打ち込む情報を自動的に判断して書類審査するシステムがリクエストする準備書面の煩雑さは昔と何も変わっていません。
特にテロ事件以降の税関の呆れるばかりの厳しさは悪いコトなどとは無関係の我々のほうが害を被る頻度が高くなっているのですから、ほんとにもうテロリストどもいい加減にせえよ!と言ってやりたいですよ、ホントに。
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