実は昨日のメールに対しては直ちに担任から返事が来た。
内容はかなり長文のメールで、学校で起きた対応の非を心から詫びるものであったが、注意喚起で学校全体が生徒の身体やメンタルケアに関わるプライバシーを十分に保護するシステムを作り上げるきっかけになったのならば、今回の件は単にネガティブに捉えるだけのイベントにはならないとおもう。
先生に対しては特定の誰も非難すること無く、システムの改善を望む旨、念を押しておいたのでその対応策が定式化され、書式としてきちんとしたものが息子の学校のみならず、カウンティー全体の学校に備え付けられることになるだろう。私が今回の件で憤った事に関して相手もそれを十分理解したようだが、校長にまでその問題を上げずにまずは担任にその送付予定「だった」メールを送ったのは選択として正しかったと思う。もしこの担任が今回の問題をきちんと認識して改善を図ろうとするならば、当然のごとく討論の対象と主体は校長を含めた学校全体に拡がるはずで、その点は余り心配していない。
一見何気なく見える出来事に内包された深刻な内容の芽を、それが実際にあちこちで顕在化する前に摘みとっておくのは大人の仕事だと思う。所詮身体は大きくても子供は子供、何事にも「失敗の」経験が我々とは段違いに少ないのだ。多くの子どもが、自分の力の及ばないシステムのエラーで取り返しの付かない痛い目に遭わないように、前もってシステムに軌道修正をかけることを大人が放棄していては、何も変わらないどころか全体が劣化していくに違いないと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿