同じラボのプロレス大好きな先生が何と俺をプロレスに誘ったのです。別にプロレスは好きでも嫌いでもない俺としては反応に困ったのですが、面白そうなことなら何でもしてやろう、見てやろうという気持ちは何時でもあるので、誘われれば物見遊山にGOです。
今でも間違いなく覚えているのはジャイアント馬場が出たということだけ。wその他はグレート小鹿かなんか忘れてしまいました。それほどの興味しか無かったのです。頭の中のデータベースにあるプロレスラーの名前は以下の通り。(プロレスファンからは笑われてしまいますが。)
- ジャイアント馬場
- グレート小鹿
- サスケ
- ザ・ファンクス(テリーとドリー)
- タイガーマスク
- ザ・デストロイヤー
- ブッチャー
- 小橋
- 三沢
- 橋本
- ジャンボ鶴田
- 武藤
- 天龍
- シーク
- アンドレ・ザ・ジャイアント
- グレート・ムタ
- 馳浩
- 大木金太郎
- 長州力
- サンダー杉山
御覧の通り、時代も団体もてんでバラバラだし、指折り数えていったところで20人にも満たないかずですので、プロレスファンでないことは明白です。w
さて、話を戻します。その時行った会場は地域の体育館でした。結構広めの体育館で、パイプ椅子がズラーっと並べられており、客の入りは7-8割だったでしょうか。無名の新人達による前座の試合が幾つかあって、(無論この人達の事を私が知る由もおありませんが、、、)、曲に合わせて次から次へとし合いが進みます。やがて真打ち登場。馬場が出てきました。やはりデカイ!ジャイアントと呼ばれるだけあります。ところがいきなり相手チームの反則攻撃で馬場がロープ際へ、、、と思ったら馬場の胸への空手チョップに合わせて馬場が唾をプハープハーと十メートルくらい四方に満遍なく飛ばしているのです。(笑)客席は大わらわでその唾から逃げ惑います。
完璧なエンタテインメントで、観ているこっちは大笑い。いや、やっぱテレビではこんなことは出来んよね~、などと思いながらその頃既に御老体だった馬場のショーマンシップに一人感心していました。この時です、二階の観客席でさっきから団体の内部事情に詳しそうな「いかにも」プロレスのコアなファンという感じの若い男が汚い野次を馬場達に浴びせていました。すると、、、。さっき前座で試合をしていた若い兄ちゃんの一人が鬼の形相で二階に駆け登って行くではありませんか。二階の兄ちゃん、ガタイのでかい若手レスラーにどやしつけられて、しゅーーんとなってしまいました。暫くはこの兄ちゃん静かだったのですが、興奮してきたのかまたもや同じ調子で罵りはじめました。今度は二人の若手レスラーが鬼のような速さで二階へ行きます。
一瞬逃げかけた兄ちゃんも、そのスピードに観念したのかおとなしくなりました。その後はこの兄ちゃん大声でこんこんと説教されていましたが、最後はどうなったのか知りません。w
最後に馬場の相手が反則負けで試合は馬場達の勝ち!何とも不思議な満足感の残る試合、というかイベントでした。
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