これはなにかというと、研究者としての一人前の肩書きを持っている人間で、現在も二年以上研究を継続して行っているものであれば、学生や院生の頃に背負い込んだ学生ローンの返済を$35,000を限度に肩代わりしてくれるというものなのです。何という手厚い研究者保護システム。
一方で私は当時院生だった頃のローン未だに細々とですが返済を続けています。ハッキリ言って、日本育英会というのはこっちの経済事情など全く考慮もしてくれないし、育英という名前の単なる学生ローン貸付機関です。奨学金といえばこちらでは通常返済不要ですが、あそこがやっていることは銀行の教育ローンと全く同じなので、奨学金という名前をつけるのは正直なところ「詐欺」紛いです。借りたものなので細々とでも返し続けてますが、三人の大きな子供達が順々にカレッジと大学の荒波を乗り越える中で、この貧乏研究者にこれは正直「滅茶苦茶」キツイです。
まあ、あそこの事務の人達にとっては「知ったことか~w」で済むのでしょうが、研究止めて医者に戻るという安易な悪魔の誘いに乗らないためにはここで踏ん張るしかありません。
ああ、アメリカで大学出ておけばいろいろ違ったのにな、、、。後悔。
育英会、名とは異なるただの金貸し
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