2010年10月6日水曜日

ヒヤッとした

図書館に行ってThe Papillomaviruses の本を更に6ヶ月借りるのを延長してきた。その帰りがけ、歯学部の玄関のドアを開けようとしたとき突然後ろのほうで乾いた「ドサッ」という音がしたのでフッと振り返ると、玄関先に寄せていたおじいさんの車の扉が開けられたまま、杖をついたお婆さんがそのとこで仰向けに倒れているではないか。本を放り出してお婆さんに駆け寄り痛い所はないか尋ねるととりあえず問題はないということで身体をゆっくりと抱え込んでお爺さんの待つ車の助手席へ運び込んだ。
お婆さんいわく「ね、この歳になるとこんな事も起きるわね。バランスすぐ崩すし。」といって笑っていたが、打ち所が悪くなくて本当に良かった。全てのことが終わってふと気づいたら、通りがかりの男性が投げ出した本を私の眼の前にホイといって差出してくれた。一部始終が終わるまで待っていてくれたんですね。紳士でした。

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