2010年10月30日土曜日

大物御来場

今日は大学内で行われるCancer Research Retreat Dayだった。
毎年有名人がやってきて講演をするのだが、今年は、、、Sanford-BurnhamのJ.C.Reedがやってきた。 論文数(当然共著込み!)800、Book Chapter 50以上という怪物だ。無論、いろいろな会社の顧問もしており、金はいくらでもあるでよ~、というお方。レクチャーは立て板に水で、良くまとめられた内容の発表をデータを取っ換え引っ換え見せていましたが、後半部の自分の関係するいろいろな試薬の、ビボでの実験成果発表の辺りからどうも話が胡散臭い感じになってきました。何と言うか、話の整合性・データの解釈に飛躍を感じる部分が増えてきたのです。正しいデータ、間違った解釈というのが現実的な科学の歴史の大半なので、余り非難はしたくないのですが、殊更お金や特許などが絡んでくるだけにこの手の開発ストーリーはキナ臭い、生臭い話が増えてきます。
実際、この細胞死の研究で飯を食ってる先生に伺ったところ、この人物の場合話を聞いて気をつけなければいけないポイントというのがボロボロ出てきて、思わずその裏話に唖然としてしまった。最近はグーグルトランスレートでこの私の書いている駄文でさえ自動翻訳される可能性があるので、これ以上は書けません。(笑)用心用心です。

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