2010年10月31日日曜日

リッチモンド日本語補習校

今日は娘が日本語学校へ試験登校をした。
嫁さんが毎週行っている英語を教えてくれる教会を間借りしているので、嫁さんにとっては自分の家の裏庭を行くほど楽ということなので、嫁さんに行ってもらうことにした。自分はラボに行きレンチバイラスを感染させた細胞のメディア交換をし、学生たちの出したレポートの評価とセレクションを行う。
帰ってきて嫁さんに今日の学校のことを聞くと、最初は緊張していたようだが、後は楽しくやっていたようだ。五年生は男の子四人、女の子一人のクラスらしいのだが、そこに来月から娘が入っていくことになる。まあ、悲惨な漢字の読み書き能力を少しでもボトムアップしなければならない。担任の先生は青山学院を卒業された、きちんと教員免許を持たれた先生で、現地のアメリカ人の方と結婚されているそうだ。毎週土曜日だけ開かれる小さな日本人学校では、国語二時間、算数二時間が日本語で教えられる。きょうは正五角形というのをノートに書き込んできていたが、、、果たしてこれが頭の中でレギュラー・ペンタゴンだということと繋がっているのか怪しいものだ。(笑)
現地の中学校では既に中学三年の数学をしているので内容的にはメチャクチャ簡単なのだが、何しろ問題の意味がわからなければ答えようもないし、、、。数式だけの問題ならまだしも、文章題ではしばらく苦しむだろうな、と思います。実は数学の問題は、日本人の私から見ても英語で書かれると非常にスッキリした文章で簡潔に表現できてしまうことが多いです。単数複数の区別や、指示しているものが何かなどが定冠詞や冠詞ではっきりと解るのです。
まあ、とりあえずなにはともあれ親としては頑張って欲しいものです!

追記:長女によると、ワシントンDCでは何かコメディーで有名な人が来るらしくて、今日土曜日も、明日日曜日もモール周辺は大変な混みようなんだそうです。

2010年10月30日土曜日

大物御来場

今日は大学内で行われるCancer Research Retreat Dayだった。
毎年有名人がやってきて講演をするのだが、今年は、、、Sanford-BurnhamのJ.C.Reedがやってきた。 論文数(当然共著込み!)800、Book Chapter 50以上という怪物だ。無論、いろいろな会社の顧問もしており、金はいくらでもあるでよ~、というお方。レクチャーは立て板に水で、良くまとめられた内容の発表をデータを取っ換え引っ換え見せていましたが、後半部の自分の関係するいろいろな試薬の、ビボでの実験成果発表の辺りからどうも話が胡散臭い感じになってきました。何と言うか、話の整合性・データの解釈に飛躍を感じる部分が増えてきたのです。正しいデータ、間違った解釈というのが現実的な科学の歴史の大半なので、余り非難はしたくないのですが、殊更お金や特許などが絡んでくるだけにこの手の開発ストーリーはキナ臭い、生臭い話が増えてきます。
実際、この細胞死の研究で飯を食ってる先生に伺ったところ、この人物の場合話を聞いて気をつけなければいけないポイントというのがボロボロ出てきて、思わずその裏話に唖然としてしまった。最近はグーグルトランスレートでこの私の書いている駄文でさえ自動翻訳される可能性があるので、これ以上は書けません。(笑)用心用心です。

2010年10月28日木曜日

偶然にしては出来すぎ!

昨日、夜ベッドに入る前、娘がDVDプレイヤーの前に置きっぱなしにしていた映画を発見、これでも見ながらねるベイ、と思い「物凄く久しぶり」に自分の意志でテレビのスイッチを入れた。
ところが、三つのリモコン「TV用」「DVD用」「ケーブルテレビ用」がドンとテレビの前に置いてあり、普段触りもしない私にはいきなり高いハードルが待ち構えていた。ただDVDみたいだけなんですけど、、、。(笑)まあ、このくらいのことでいちいち娘や嫁さんを起こしていては家長の沽券にも関わるので暫くは電源を入れて砂の嵐の画面を見つつ、ボリュームだけをゼロにして、じっとリモコンを見つめることに。時間だけが経つので、取り敢えずスイッチを幾つかいじってみるとまずケーブルテレビがついた。その画面にはなんかお笑いトークショーの人が出ている感じで、その司会者の前に何だか物凄くオバマ大統領に似たヒトが座っている。しかし、スイッチを入れてしばらくの間は司会者が一方的にしゃべっている上に、このオバマ似のじんぶつが右後からの画像だけだったので、「エラい似てるソックリさんがおるもんやな~」位に思ってそのままちょこっとそのコメディーを眺めていたら、、、なんと喋りだした人物はあれ、あれ、あれ、あれれ?あれあれ!「ホンモノ」。(笑)このコメディートークショーに大統領が出るって言うのは日本で例えて言えばどんなインパクトですかね。笑っていいともに出てくる小泉人気絶頂の頃の小泉総理くらいの感じか、、、。何と言ってもこの手の政治風刺をするトークコメディー自体が日本には無いジャンルなので比べること自体どだい無理があるのでしょうが。
実にたまたまとは言え、子供の頃たまたま見たプロレス中継で、ブッチャーがテリーファンクとドリーファンクにスプーンを突き刺し血まみれにしたのを目の当たりにしたくらいの驚きを受けました。(何か例えが全くオカシイのですが。orz)
それで結局映画は観ずじまい。なんなんですかね私のやってる事は。

2010年10月27日水曜日

マジコン仕分けの女

最近、蓮舫のファッション雑誌による国会内写真撮影のことで追求が厳しい。
話としてはどうでもいい輩のどうしようもないいつもの愚行なのですが、柳田先生のブログを巡回していて思わずわらってしまいました。何とこのマジコン女が国会で着ていた衣装を揃えるのにかかる費用は300万!(笑)
いつも銀座の夜の店にいる女っていうのはこんな服着ているんだろうなと思わせるような(行ったこともないし、これからも行く気もないのでテレビドラマレベルの想像に過ぎませんが)襟立の服を着ていますよね。それがバレンチノその他の組み合わせで300万。その女が国の無駄使いを仕分けるとは、、、強烈なブラックユーモアか四流の茶番とか、そういうレベルの低俗さがプンプンしてきます。
この女が昔、たけしの番組に出ていたときポロリと自分の昔のっていた車の話をしたことがあり、会場が「えーーー」と半分引いて半分盛り上がったのを今でも強烈に覚えています。こいつが司会者に耳打ちした答えは「ロールス・ロイス」でした。(笑)
庶民派の代表さんにはこれからも是非頑張って、VOGUEの雑誌インタビューで答えていたように総理という選択肢も、私の中では否定していません」を実現していただきたいと思います。あのオボッチャマくんのバカ鳩が総理大臣になって以来、務まるか否かは別として総理大臣というのは古道具屋の置物以下だというのが皆に知れ渡ってしまったので、こんなマジコン女でも馬鹿な国民相手に枕営業をすればきっとなれるでしょう。(その時まで、私の知っている日本という国が存在しているという前提での話ですが、、、。)



新入生への授業

今日は久しぶりに新入生へのグループレクチャー。十人単位に別れたグループに対して、まずは其々のグループに医療領域で問題になっているトピックを課題として与える。次にそれを検討するに見合う論文を探し出させてきて、それを彼ら自身が討論を通して更に絞り込むことによって論文の探し方とそのコンテンツの把握の仕方に関する学習をさせるものだ。
最初にグループ全員で30報選んでいた論文が10報、6報、そして最後は3報へと絞られながら、最後に全学年の前でその3報をメインにグループ代表によるプレゼンテーションへとつながっていくというもの。最初教え始めだした頃はなかなか自分も要領がわからずに、指導に手こずる学生もたのですが、ここ数年で、私のほうもいろいろな変わった状況やこれまた普通でない学生への対応に慣れてしまったこともあり、今では毎回出てくる学生たちの面白いプレゼンに喜んでいます。
グループを作って面白いのは本当にその集団の中で直ぐにリーダーシップを取るもの、論文の抄録作りに精を出す者など積極的に自発的な役割分担を果たそうとするところですかね。何事も自分達自身が原動力となって指導者任せにしないところが、アメリカの社会人学生の素晴らしいところだといつも思う。しかもこちらの話もよく聞いてくれるし、質問も素直にぶつけてくる。

要するに身分は学生であっても行動は「大人」なのだ。

殆どの学生が既に結婚指輪を嵌めているのを見てもそれは間接的に見て取れる。物理的にも、精神的にも大人である彼らを子供扱いしてはこちらも失礼というもの。以前教えていた某旧帝大学医学部(N大学)の「どうしようもないほど」の一部の勘違いしたガキとは比べることさえ間違っていると思わせる。(笑)そもそも、偏差値が高いだけでは医者や歯医者は出来ませんがな。ほんとうに与えられた問題だけを無邪気に解く躾のなってない小学生みたいなのがウジャウジャ居ました。
今もあんまり変わってないと思います。知りたいとも思いませんが。

2010年10月26日火曜日

なんかもうボロボロですな、、、

民主党って政権党になる前から駄目だとは解っていたけれど、、、これほどまでに駄目だったとは投票した人間も落胆している人が多いのではないかと推察するのだが、どんなもんだろう。
マスゴミがいつも仕掛ける世論調査がアテにならないことは右の場合も左の場合もいつものことなので全く見もしていないのですが、ここで今もし大きな国政選挙が行われた場合どうなるのか、当選倍率の高い宝くじを引くようなもんで、かなりスリリングな結果が出るような気がしてならない。鮮極、マジコンR4、土管、フランケン、バカ鳩、反日国家公安委員長など多士済々の民主党も、外から攻められる前に自己融解しそうな「勢い」がありますね。(笑)
旧自民党はもう嫌、しかし民主党は国家崩壊の加速器だと判った今、どういう選択があるのか、、、。
やはり個人的には保守中道しか日本の正しい進路は無いと思うんですよね。そんなマトモな政党が出てきてくれますことを遠くアメリカより祈っております。

2010年10月25日月曜日

激安車検

今月は我が家のホンダFitが年一回のSTATE INSPECTIONの期限を迎えるため、今日が持っていける最後の週末となる。
日曜でも朝九時から近所のFIRE STONEは店を開けているので、さっさと持っていく。
二時頃には家に電話が入り、車が仕上がったので取りに来てくれとの電話が入った。5ドル引きのクーポンはがきを差し出すと、11ドルで一丁上がりでした。一年の車検代11ドル。(笑)毎度のことでわかってはいますけど日本との違いには大笑いです。

車に金はかからない

これ、アメリカの鉄則です。というか日本が掛かり過ぎなんでしょうね。靴に巨額の税金をかけられたら誰だって戸惑うし、怒りますよね。

2010年10月24日日曜日

ポカホンタスへ再び

今日は朝からウエスタンブロットの結果を確認しに朝からラボに行き、そのあとCancer Centerに移動して共同研究者の先生と共にmigration assayの結果確認。どうやら結果はどちらも予想通りのようだ。
午後家に帰ってきて昼食を取っていると、下の娘がまたポカホンタスへ行きたいと言い出す。orz
お父さん、ちょっと疲れてるから休みたかったんですが、、、まあ、仕方ないです。健康のためには良いので。というわけで行った時に撮ってきた何十枚かの写真の一部です。
歩けばまだまだ汗が出ます。紅葉は大分進んできていますが、常緑樹も結構混じっているので完全に真黄色になるというわけではありません。

2010年10月23日土曜日

ついでに昔の思い出を開陳w

昔、日本で大学院生してた頃の話です。
同じラボのプロレス大好きな先生が何と俺をプロレスに誘ったのです。別にプロレスは好きでも嫌いでもない俺としては反応に困ったのですが、面白そうなことなら何でもしてやろう、見てやろうという気持ちは何時でもあるので、誘われれば物見遊山にGOです。
今でも間違いなく覚えているのはジャイアント馬場が出たということだけ。wその他はグレート小鹿かなんか忘れてしまいました。それほどの興味しか無かったのです。頭の中のデータベースにあるプロレスラーの名前は以下の通り。(プロレスファンからは笑われてしまいますが。)

  • ジャイアント馬場
  • グレート小鹿
  • サスケ
  • ザ・ファンクス(テリーとドリー)
  • タイガーマスク
  • ザ・デストロイヤー
  • ブッチャー
  • 小橋
  • 三沢
  • 橋本
  • ジャンボ鶴田
  • 武藤
  • 天龍
  • シーク
  • アンドレ・ザ・ジャイアント
  • グレート・ムタ
  • 馳浩
  • 大木金太郎
  • 長州力
  • サンダー杉山
御覧の通り、時代も団体もてんでバラバラだし、指折り数えていったところで20人にも満たないかずですので、プロレスファンでないことは明白です。w
さて、話を戻します。その時行った会場は地域の体育館でした。結構広めの体育館で、パイプ椅子がズラーっと並べられており、客の入りは7-8割だったでしょうか。無名の新人達による前座の試合が幾つかあって、(無論この人達の事を私が知る由もおありませんが、、、)、曲に合わせて次から次へとし合いが進みます。やがて真打ち登場。馬場が出てきました。やはりデカイ!ジャイアントと呼ばれるだけあります。ところがいきなり相手チームの反則攻撃で馬場がロープ際へ、、、と思ったら馬場の胸への空手チョップに合わせて馬場が唾をプハープハーと十メートルくらい四方に満遍なく飛ばしているのです。(笑)客席は大わらわでその唾から逃げ惑います。
完璧なエンタテインメントで、観ているこっちは大笑い。いや、やっぱテレビではこんなことは出来んよね~、などと思いながらその頃既に御老体だった馬場のショーマンシップに一人感心していました。この時です、二階の観客席でさっきから団体の内部事情に詳しそうな「いかにも」プロレスのコアなファンという感じの若い男が汚い野次を馬場達に浴びせていました。すると、、、。さっき前座で試合をしていた若い兄ちゃんの一人が鬼の形相で二階に駆け登って行くではありませんか。二階の兄ちゃん、ガタイのでかい若手レスラーにどやしつけられて、しゅーーんとなってしまいました。暫くはこの兄ちゃん静かだったのですが、興奮してきたのかまたもや同じ調子で罵りはじめました。今度は二人の若手レスラーが鬼のような速さで二階へ行きます。
一瞬逃げかけた兄ちゃんも、そのスピードに観念したのかおとなしくなりました。その後はこの兄ちゃん大声でこんこんと説教されていましたが、最後はどうなったのか知りません。w

最後に馬場の相手が反則負けで試合は馬場達の勝ち!何とも不思議な満足感の残る試合、というかイベントでした。


2010年10月21日木曜日

アブデューラ・ザ・ブッチャー

歳がバレてしまうのですが、(既にいろいろな書き込みでバレてますがw)あの我々世代の人間にとっての伝説的悪役プロレスラーザ・ブッチャーがジョージア州に住んでいることを最近たまたま知りました。彼はもともとカナダ生まれのようで、いろいろな人の伝聞では実は紳士的な人物だと言われています。いまアトランタでAbdullah The Butcher House of Ribsというレストランを営んでいるようで、週末にでもブッチャーのレストランにでも飯を食いに片道九時間のドライブをしてこようかな等と考えています。(笑)店はここ。
大きな地図で見る
しかし行くならブッチャーの居るときでないと、訪問の価値は暴落してしまうので(笑)まずは電話をしていかんといかんのかな等とも考えておりますが、、、。ここ1-2週間で予定を詰めてみますか。何と言っても片道九時間もかかりますので、DCやNYにヒョイヒョイ行くようなわけには行きません。
それでも!なんといっても我等の世代の男なら誰でもしる「あの」伝説の悪役ブッチャーを生で、しかもアメリカで拝めるのならば、私自身、東海岸に住んでいる価値も3/100位上がるのではないかと思っています。
別にプロレスオタクでも何でも無いのですが、そんなものを越えた昭和のアイコン、ブッチャーです。誰か半径100マイルくらいに住む日本人で同世代の人がいたら一緒に行かんかな~。どうせ家族に話したところで?という反応しか帰ってこないのは眼に見えているし。
野郎の一人旅もいいかも。

日本とアメリカの差・続き

こっちで教育を受ければよかったな、、、と思ったのは、良くこんな回覧が研究者にまわってくることも一つなのです。
これはなにかというと、研究者としての一人前の肩書きを持っている人間で、現在も二年以上研究を継続して行っているものであれば、学生や院生の頃に背負い込んだ学生ローンの返済を$35,000を限度に肩代わりしてくれるというものなのです。何という手厚い研究者保護システム。
一方で私は当時院生だった頃のローン未だに細々とですが返済を続けています。ハッキリ言って、日本育英会というのはこっちの経済事情など全く考慮もしてくれないし、育英という名前の単なる学生ローン貸付機関です。奨学金といえばこちらでは通常返済不要ですが、あそこがやっていることは銀行の教育ローンと全く同じなので、奨学金という名前をつけるのは正直なところ「詐欺」紛いです。借りたものなので細々とでも返し続けてますが、三人の大きな子供達が順々にカレッジと大学の荒波を乗り越える中で、この貧乏研究者にこれは正直「滅茶苦茶」キツイです。
まあ、あそこの事務の人達にとっては「知ったことか~w」で済むのでしょうが、研究止めて医者に戻るという安易な悪魔の誘いに乗らないためにはここで踏ん張るしかありません。
ああ、アメリカで大学出ておけばいろいろ違ったのにな、、、。後悔。

育英会、名とは異なるただの金貸し

2010年10月19日火曜日

日本とアメリカの差

アメリカで教育を受ければ良かったとこの歳になってよく後悔する。
日本に居ると、アメリカの教育のことがいろいろネガティブに報道されることが多く、私もそんなもんかいな等と思っていたが、それは例によって例のごとくマスゴミ君達のセンセーショナリズムそのものでしかなかった。
下を見れば限がないというのはどんな場合にも競争という言葉がある限り当てはまるものだが、要するに影の部分ばかりが報道されている。多分日本に居ると大きく勘違いされるひとが多いと思うのだが、少なくとも私が経験した二つの州の教育システムというのは出来る子を上にずんずん引き上げて、意欲のある子をサーチし続けるという意味ではまさに磁石が鉄をくっつけるように、レーダーが目標物を探知するように探し続けるようになっている。
小学生の頃特に四年生になるくらいまでは学校の授業の易しすぎることに子供ながら辟易していた思い出がある。確かに反復練習は大切なのだろうが、どう考えても自分の当時できることのレベルからしたら易しすぎたと今でも思う。もしこっちに居たなら、、、。それを考えると少々がっくりきてしまいます。
機会平等、結果も平等を求めると強引にでも型にはめ込むのが日本式なのかも知れませんが、やはり私的には現実は機会不平等、結果は当然のごとく「異なる」ものだと思います。だからといってそれは結果の不平等とは言わないでしょう。結果は努力や才覚に合わせて平等に出てきます。
日教組的な馬鹿はこの点を大いに勘違いしてるようで、結果まで平等を求めるならそれは努力を人に要請しない社会になります。これが世界中で大崩壊していった共産主義なのですから何とかに付ける薬はないということですか。(笑)
勘違いする人もいるかと思いますが、学校の勉強が出来ないからと言ってそれが別にいつでもネガティブになるわけでもなく、学校側がこの子は未だ反復が必要といえば子供は同じ学年に「小学校であっても」普通に落第します。ですから、時には背格好の違うお大きな小学生が居たりするわけですが、、、。親も結果を見せつけられればぐうの音も出ませんし。
上にも下にも平等というのはこういう事ではないでしょうかね。無論、学校卒業後の努力は人生においては遥かに重要なわけで、世の中に出れば、様々な分野で自分よりできるものを持った人達がうじゃうじゃいるという単純な事実に気づくわけです。
そうやって自分の出来る分野得意な分野で世の中の役に立つ人間になることを目指すように仕向けることが教育のねらいであるべきではないかと思うのですが、どうも日本ではそういうことを教わりませんでした。

たとえ公教育であれ、下を見ても限がなく、上を見ても限がない。
実にアメリカしています。

学校からの返事

実は昨日のメールに対しては直ちに担任から返事が来た。
内容はかなり長文のメールで、学校で起きた対応の非を心から詫びるものであったが、注意喚起で学校全体が生徒の身体やメンタルケアに関わるプライバシーを十分に保護するシステムを作り上げるきっかけになったのならば、今回の件は単にネガティブに捉えるだけのイベントにはならないとおもう。
先生に対しては特定の誰も非難すること無く、システムの改善を望む旨、念を押しておいたのでその対応策が定式化され、書式としてきちんとしたものが息子の学校のみならず、カウンティー全体の学校に備え付けられることになるだろう。私が今回の件で憤った事に関して相手もそれを十分理解したようだが、校長にまでその問題を上げずにまずは担任にその送付予定「だった」メールを送ったのは選択として正しかったと思う。もしこの担任が今回の問題をきちんと認識して改善を図ろうとするならば、当然のごとく討論の対象と主体は校長を含めた学校全体に拡がるはずで、その点は余り心配していない。
一見何気なく見える出来事に内包された深刻な内容の芽を、それが実際にあちこちで顕在化する前に摘みとっておくのは大人の仕事だと思う。所詮身体は大きくても子供は子供、何事にも「失敗の」経験が我々とは段違いに少ないのだ。多くの子どもが、自分の力の及ばないシステムのエラーで取り返しの付かない痛い目に遭わないように、前もってシステムに軌道修正をかけることを大人が放棄していては、何も変わらないどころか全体が劣化していくに違いないと思います。

2010年10月18日月曜日

息子の事で学校にメールを書いた

この前の話の続き。
10日ほど経って、この前あった学校での出来事に関して学校にワードで二ページのレターを書いてまずは担任の先生に送った。どういう返事が帰ってくるのか。私はただ待つしか無いが、怒りの余り「齟齬」が発生するといけないので、取り敢えずは起きた事実の説明とそれに対する学校の今後の判断はどうするのかについて淡々と客観的な事実と希望を書いて送った。
精神面でのハンディキャップのある息子を持つ親としては当然の措置をとったと思っている。今後の学校側の反応がどう返ってくるのか非常に興味のあるところだ。
親は普段はじっと表に出ずにじっくり控えているだけで良いと思う。他の娘二人の育て方も常にそうだったし、これからもそうだ。親など学校の教育が素晴らしいと考えられる限り、そして協力が求められない限り、表に出る必要は無いといつも思っている。
しかし、ここぞというときには子供を守るためにはビシッと矢面にたたなくてはならない。それが親の唯一の仕事だと思う。親としてこんな事は本当に子供の一生に一度で良いと思う。しかし今回は動く。
これが息子にしてやれる数少ない親らしい仕事だ。親は子供の友達ではない。理解されなくても全く私は構わない。しかし、やる時はやるという所を見せてこそ親だと思う。

2010年10月17日日曜日

しっぺ返し

真偽の程は誰も知るまい。
しかし確かなことが一つある。中国の行ってきた愛国教育が絶大な成功を収めつつあるということ。国家の内政問題を隠す最も効率的な方法は、国外に敵を作ること。要するに対外的な波乱要因の有無に関わらず、国家の敵を「人工的にでも」作り出すことでその結束感を高めたり、内政問題から眼を逸らしたりする方法だと思う。
しかしそんなものは所詮、政治家の思惑でコントロールできるものではないのだ。江沢民から連綿と続くこの手法もそのうち大きな後悔をもって政府首脳部が対応せざるを得ない日が来るだろう。内政問題の矛盾は今そこに見えなくても、やがては地底にたまった歪のように表に影響を及ぼしてくる。小さなデモ、大きなデモ、様々な鬱憤のうねりはやがて天安門事件では「表面的に」抑えつけに成功した「真実を隠蔽する国家への挑戦」という形で対峙を要求してくるだろう。それがいつか、、、我々日本人は、そのドグマの崩壊を冷静な眼で見ていくべきではないだろうか。

2010年10月16日土曜日

哂っていいでしょうか、、、「巧みな演出、スター像確立 比類なき谷ブランド」orz

中国新聞という新聞記事に次のような記述が、、、。

女子柔道の第一人者で参院議員の谷亮子さん(35)が15日、現役引退を表明した。民主党の小沢一郎元代表も同席した記者会見では、演説のようにスラスラと今後の抱負などを口にした。選手と政治家の両立は貫けなかったが、その理由も「スポーツの環境づくりに尽くしたい」。デビュー時の愛くるしいイメージが、漫画「YAWARA」の主人公と重ね合わされて人気者に。以来、巧みにメディアと歩調を合わせて独自のスター像を確立した。異色の存在感を誇った谷さんの電撃引退に、日本スポーツ界、広告業界では称賛とともに惜しむ声も上がった。


この新聞は中華人民共和国の新聞ですか?タイトルは今日のブログのタイトル通り付いていたのですが、遂にこの脳味噌スッカラカンの柔道ロボットもセイジの世界に専念しますか?(笑)可愛くもない、賢くもない、だったら取り柄は柔道!その文字通り素晴らしい柔道の実力だけでその半生を終わらせて欲しかったのですが。名選手が名伯楽にはなれないのが世の常ですが、まだソッチの方が人の畏敬は勝ち得たかも。いまでは自覚のないただのミニ木偶の坊。(恥を感じないという意味では立派なセンセイです。)
ハッキリ言って推薦枠でこのオバサンに自分の出場枠を削られる後輩にはいい迷惑だろうとずっと考えていたので、遂にその未練も断ち切る時が来たかという感慨を持ちました。
汚沢も隣に座って、産みの親風の顔をしている写真を見ましたが、自分を追い込んだ検察審査会の決定の行く末の方を心配したほうがいいんじゃないでしょうか。w
まあ、オバチャンも国会での答弁で原稿読むときはキチンと漢字にはフリガナつけてもらっておいてくださいね~。恥を解せぬ痴性という意味では三宅とどっちが「下」かな。

2010年10月15日金曜日

今月最後のグラント

ようやく最後のグラントの仕上げが終わった。
学長主催の小額グラントなのだが、それでもまあ3万はあるので出さなきゃソンソン。書いて手に入るものならロシア語のグラントでも書きますよ!できる事なら同じ学部からの競合はなるべく避けたいものだが、それは関係なく仁義なき戦い方式でやるしかあるまい。(笑)何しろ生存競争なので、研究資金はどこからであろうとかき集める。それが生き残るための法則というやつ。
大量の資金があってもまあ、困ることはないのだが、小額でいいからコンスタントにあったほうが研究者は知恵を搾らざるをえないので、私のような怠け者にはこういったシステムは尻に火をつける良い材料だと思う。
とりあえず、他のラボの女の子たちの実験を少しだけ手伝いながらのグラント申請。ちょいと目が回るほど忙しかったのですが、これでとりあえずは二週間ほど一段落。

2010年10月14日木曜日

激怒しながら・・・

朝から我が大学の緊急連絡網を使ったアラートシステムが私の電話を鳴らす。
普通は演習用に月一位しか鳴らされないものなので、何だと思いつつもテキストを読んでみるとネット関係の全システムダウン!とのアラート。JESUS!w
先日も書いたばかりだが、本当に個々のネットのサーバの不安定性はシリアスレベルの問題だ。
大体が余裕を持ってNIHのR21を最終的に提出しようとしていた矢先にこの事態。ネット上に保存しているデータの保存から他の研究者とのコミュニケーションにいたるまで、断絶が起きるのは許されない。今や研究者にとってネットというのは人にとっての血管と一緒なのだ。
データ検索、データ解析、物品注文、他の研究者との討論、グラントの提出など、全てネット。
これがきかないというのは「お前は今日はそれらのすべてが出来ないという」のと同じことです。しかも最近は電話もネットフォンなので、電話も使えません。
実験はできますが、手足を紐で縛られているようなものです。
それでも、、、今日は共同研究者のH先生と二人で昼過ぎから私のオフィスに籠りきりで、連続四時間休みなしのグラントのRESEARCH STRATEGY部分の最終訂正作業を行った。
本当に息を止めての作業だったが、やはり討論を繰り返しての作業は非常に建設的。
興味の範囲が重なる有能な研究者との共同研究と討論こそはなんといっても科学の醍醐味というべきものだと思います。

2010年10月13日水曜日

やっぱり安いアメリカのDVD

今日はウォルマートで手に入れた「意外な日本のテレビ番組」のDVDについて一言。
ストアの中でキーボードを探していたときにフト目にとまった懐かしの写真があった。「初代ウルトラマン」何故ここにとは思いつつも、日本のアニメなどの人気を考えれば特撮シリーズもありかなという感じでとりあえず手にとってみました。ところがなんと!驚くことに全39話が英語と日本語で入っているのでした。四枚DVDセット。値段は腰を抜かすほど安い!
$7.5(600円ちょっとw)
・・・なんの迷いもなく買いです・・・

例えば日本のウルトラマンの「廉価版」と言われるバンダイのシリーズを見てみると、たったの四話が収録されたものでなんと¥1890、、、。例えばもし12話集めるとすると、廉価版で定価買いでほぼ税込¥6000。ということはドル換算で$75!となる。40話だと、、、$250!!!恐ろしや。子供の買い物ではありません。中古品でも一巻ほぼ千円から二千円で取引されているようです。
日本人ってなんの買い物にしろ映像ものは極端にボラれてませんかね

2010年10月12日火曜日

今日もグラント漬け

朝から晩までグラントの推敲で大忙し。
グラント書いたら猫にでも読んでもらえといいますが、それほど多くの人の多面的な批評が大事なのです。タコツボに入ってグラントのことばかり考えていると、自分だけが解っていて読み手の全く理解出来ない訳のわからないものを仕上げてしまいかねないので、読み手が読み易く、理解し易く、かつ内容は必要十分なものが揃っていなければならないということなので、なかなか大変です。
おまけに21世紀になってからは、ますます脊椎動物を使った実験系への監視の目は厳しくなってきており、下手な動物取扱のプロトコルを書くと、どんなに実験自体が素晴らしいものであっても「確実に」そこでグラントの提出は差し止められます。それほどその部分への社会の目が厳しくなっているのです。特に一部の極左系の動物の権利を主張するグループは良心に基づく人は勿論、真性の基地外まで含めて過激な行動をとりがちな一群がいるので、科学者も、大学も、そして政府の関係機関各位においてもそれらのグループや人物に神経を尖らせています。話し合いなら解るのですが、いきなり乱入してきて暴力行為を働いたりする是非もない連中が居ますので要注意です。
大昔はプロトコールなど有って無きが如きものだったらしいのですが、少なくとも私がアメリカで知っている動物取扱規約は非常に厳格なもので、ありとあらゆる意味で動物の側に立って、精神的、肉体的苦しみを少しでも取り除くセッティングがなされています。

それはそうと、今回のグラント通ると良いんですが。

2010年10月11日月曜日

一日中グラント関係のお仕事

今日は一日中グラントの最後の詰めの部分で文言をいじくり回していました。
こういう時に限ってウインドウズはぶっ壊れてマウスは反応しなくなるし、マックの方はバージョンがマッチしなくてなくて文書が開けないしで、立ち上がりから散々でした。悪い時には悪いことが重なるもんで、予備のウィンドウズマシンにオフィスを入れようとしたら、CDもDVDもロムを認識しないし、、、。もう泣きたい気分になりましたが、最後はラボで仕事すれば済むこと!と腹をくくり取り敢えずオープンオフィスをインストールして作業を続行しました。
取り敢えず必要とされる6ページを超えて7ページ書き込んだのでこれからの一日はブラシュ・アップの時間です。どうなりますことやら。

そう言えば今日は日付が10・10・10で体育の日だったんですね。らしいアクティビティーといえば息子と遠出の散歩を夕方にしたことくらいですか、、、やはりほぼ全く無関係でした。

2010年10月9日土曜日

このGPSはバカだ(笑)

どうもGARMINのGPSを自分用の車に購入してから調子がよくない。嫁さんの車に積んでいるMAGELLANに慣れ親しんだと言う事もあるのだろうが、どうやらそれだけではなさそうだ。その際たるもの、しかも最も肝になるのは最も重要で、この手のマシンの魂であるところの「検索アルゴリズム」。
どうもこれがMAGELLANのようにいかないのだ。嫁さんのマシンのほうは人の運転に極めて感覚的に近く、道の誘導もその周辺の道を知っている人間にとっても成る程と納得できるものが殆どなのですが、、、。GARMINときたらあんたそれは無いでしょうと言うような無理やりな近道を示すのだ。例えば私道を突っ切るとか、斜め160度その場ターンとか、ラリーでもさせるんですかと言うような鬱蒼とした道を走らせるとか、、、。あと、道を選ぶ選択方法がMAGELLANのように有料無料の区別「及び」それらの選択の上での時間優先、距離優先のコンビなどと言うのが非常にダメ。
今日はおかげさまで息子と二人で楽しむ季節ごとの恒例行事DILLWYNでの列車乗りにもうチョイで遅れるところだった。最後は秘密の加速走行で、国定公園の中を頭の中の記憶に従って近道を探し(GPS途中から完全無視)、10分前に駅に到着。最後の乗客として二人で客車に滑り込んだのでした。これぞ滑り込みセーフ。今日は始めての道を使ってGPSを頼りに余裕を持って家を出たのでしたが、GARMINに危うく騙されるところでした。途中からどうもおかしいという、直感のほうを優先したおかげで上手く修正できましたが、最後まで信じていたら完全にアウトでした。ああ、STATE POLICEに出会わなくて良かった。メデタシメデタシ。
日本語を始め各国の言語で会話してくれるし、いろいろと遊びの機能が満載で面白いのですが、、、。肝心の道案内が上手くないGPSなんて、イケメンだけど清潔操作の出来ない外科医の様なもんで「役に立ちません」、はい。