仕事を終えて家に戻った時点では、娘達二人は昨日から東京に行って来日中のアメリカ人の女性タレントのライブに行った帰り道で、丁度名駅に到着した位の時間でしたので、まだ家には着いていません。また、息子はと云うと本日はお泊りに出ておりますので、家には珍しく私と嫁さんの二人でした。
そこで嫁さんとしては料理を作らず手を抜けるという意味で是非とも外出したかったのでしょうか、ともかく意見に乗って温泉に行くことに致しました。w
尤も都市型温泉としての最近の銭湯に入りに行くという事自体は私も大好きですので、一時間のリラックス・タイムをお金を払って手に入れる事に異存はありません。しかも「それなり」に美味しいご飯を風呂上り直後に食べられますからね。^^
さて、今日も湯あたりしないように気を付け乍ら風呂に浸かり続け、10回くらい浴槽を変わったところでそろそろ45分ほど経過。嫁さんとの約束はこれ位のセッティングにしていましたので、ゆっくりと風呂を上がる準備に切り替えて体をシャワーでひと流しして着替えを済ませ外に出ると一分もしないうちに湯上りの嫁さんが女風呂から出て来ました。
そこで二人そろってレストランに入って飲み物と食事をオーダー。嫁さんはもつ鍋、私は月に一度は食べたくなるとんかつを食べ始めました。途中で嫁さんは注文したセットの量が多すぎるからと私に料理を押し付け始める始末。まあ、仕方なく食べましたが…。
しかし、そこで気付いたのは周りに意外と妙齢の一人きりの女性の多い事。一人で風呂に入りに来て一人でご飯をサクッと食べてまた一人で車を運転して帰っていくのでした。
我々が食べ終わって、銭湯の会計を済ませて出ていこうとするとこれまた若い女性が颯爽と一人で入って来て手慣れた感じでズンズンと歩いて擦れ違っていきました。思わず嫁さんに「なんか一人で来てる女性多くないか?」と話してみると、彼女も同じ事を感じていた様で私の質問に同様の言葉で返してきました。
20代から40代の若くて美しい女性達がたった一人で次々に温泉にやって来て風呂とご飯を愉しんでサクッと帰っていく。なんだか俺たちの若かった頃とは世界が違う事だけは確実で、男だから女だからなどという思い込みはとんでもない事だと「改めて」悟った夜となりました。
時代はこうやっていろんなところで変わっていってるんですな。