2009年1月6日火曜日

新聞社の断末魔

このブログを書かれている方、コミケに漫画を出品されているようなのですが、この方がそのブログ「続ドクバリニッキ」で新聞配達の関係者から聞いた新年会の話というのを書かれているのを読んで嬉しくなってしまった。紙媒体としての新聞が死んでいく様を今、目の当たりにしているのが私たちの時代なのだということが内側からの話でひしひしと伝わってくるではないですか。
ここも面白い。新聞の購買層などというのはもう、これから十年から二十年以内に大激減するのだという冷徹な事実をグラフが物凄く雄弁に物語っている。昔からこれらの偏向メディアたちには一刻も早く消えてもらいたいと考えていたので、新年早々慶賀の至りである。自分たちを再販制度と宅配システムという旧態依然たる護送船団方式で護り、高給を食みつつ大所高所から庶民の味方の振りをして偏向した事実を垂れ流し、情報弱者を囲い込みながら己の事を「公器」だの「社会の木鐸」だのと、元々のそれらの語彙の意味を誤らせるような言葉で自分たちを修飾する恥知らずの集団。新聞無くても世の中何も困りません。前の大戦で大政翼賛の片棒を担ぎ、戦後はケロリとした顔で共産主義を喧伝した羽織ゴロ共の本質は二十一世紀になろうと何も変わりません。
今ある新聞社の唯一の生き残りの方法はまあ、精々通信社として生き残り、論評一切抜きで単純に起こった事実のみを次々と写真や映像とともにウェブに上げ続けるしかないのではないでしょうか。まあ、起こった事実をきちんと伝える能力も、そのようなことを取材する能力も、新聞社にあるとは「とても」思えませんが。(笑)
私の個人的な予想なのですが、三大新聞といわれているところのうち少なくとも二つは2025年までには元の形を保ってはいないと思います。倒産か合併、もしくは今頑張っている不動産業で食いつなぐか?(大笑)セイギノミカタの安らかな死滅を心の底より祈る2009年の私です。

どの時代どの場所であっても次の言葉は不変の真理だと思います。
「大声で自らの正義を唱導する者を最も警戒せよ」

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