2009年1月11日日曜日

マスターコースの終了に向けて

学生たちのマスターコースの終了に向けた手続きにもう入らなければならない。 本当に一年に満たない時間である程度「形」になるものを残さないといけないのだから、ある程度恥ずかしくないものをと思えば、指導するほうもそれなりに状況は厳しいです。実際は一年ではなくて準備期間の一ヶ月を除き、かつTHESISを書き込む集中時の事を考えると、更にその時間は短くなるわけで、8-9ヶ月の間の実験で完成できる課題を選ばなければならないことになります。そこはそこ、ある程度経験を積んで来ているので私が最終的には飛び出して何とかするということになります。(笑) やはり、ポスドクに来ている人間と違って所詮は学士ですから、実際の実験というような段階に来ると、マダマダ信じられないような理解不足の一面があったりというようなことが「普通に」起きてくるわけで、その度に表情には出しませんが、全身脱力感に襲われるような瞬間というのがあるのです。まあ、こちらの期待値と実際に起きる事象との間のギャップとがそのようなことを起こしてくるわけなのですが、仕方ないの一言で片付けるわけにもいかないので、こちらも気を取り直してひたすら教えたり学習させたりするわけです。 人の教育って自分の子供に限らず本当に難しいです。

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