当直室で書いています。
医者をしていると、ほとんどすべての人は何らかの形で自分の勤める病院や外のバイト先の病院での当直をすることになります。まあ、研修医の頃は勉強も未だ未だですし外の病院には出られません。(確か今の研修医の先生方はいきなり外には出られなかったのかな?未だに日本の事情に疎いままです。)
若かった昔はともかく、やっぱり連直なんかがあると体に堪えるというのが正直なところです。特に何も無い日は良いのですが、実際にいろいろなことが重なる日というのはあるもので、それが有った日の翌日などにそのまま一日仕事ですから、名目上は54時間連続で働くなんていう形になったりします。
労働基準法等というものがあってそれをきちんと守るべく病院もきちんとセットアップしてくれるのですが、少ない人数で回そうとするとナカナカ上手くスケジュールが埋められないことがママありますので、そこはどうしても個人の犠牲で埋めなければ病院が危機的な状況になります。
本当は余裕を持って回るように完璧なセットアップができれば良いのですが、全国の病院で強い緊張を強いられるような連続の当直をしている友人を沢山知っています。特に教授職の方ではなく臨床をギリギリまで極めている友達の中には「命削って」やっている友達が居るのを知っています。
どうにかしないと何時か病院で倒れてしまいそうな話を聞いていると日本の医師の診療科や地理的な偏在は当分の間どうにも解消されそうにありませんね。
ああ、それにしても連直は(時々)キツイな。w
0 件のコメント:
コメントを投稿