2015年5月8日金曜日

看護師さん達の違い

病棟に居ると、万一病気になったらこの人に看護してもらいたいな〜、と言う人とそうでない人がいます。

これはきっと自分自身や家族が直接入院したり、親戚を病院に見舞ったことのある方で看護心達と交流する機会の有った人の中にも同じように感じる人が沢山いるのではないでしょうか。
当然の如く、全ての看護師さん達は基礎教育を受けて看護師として不幸にして病を得た人達に奉仕するようになっているわけですが、その人のベースには元々その人に備わった人格と、親から受けてきた教育というものがありますから、それぞれの看護師さんが行う看護の仕事には目に見えて大きな質の差があることになります。

まあ、おんなじことは医者にも言えますが、「勉強しない、学ばない、そもそもキャラが看護師に向かない」なんていう人は、いくら病棟で先輩が教育をしてもナカナカ教化されず、同じ経験をしてもAさんとBさんではまるで違ったアウトプットが生まれることになります。

実際に業務をしていても、師長さんにそれこそ何度も何度も同じミスを繰り返し、怒られっぱなしでいつまでも次のレベルの業務を任されない(可哀想といえば可哀想な)看護師さんもいます。

なんだか見ていて痛々しい事も多いのですが、そのような看護師さんは結局病棟移動のチャンスを与えられるか、退職していくようです。どんなに鈍感な子でも、最終的にはそういったことのプレッシャーに耐えられなくなっていくのでしょうか。

また、ベテランといえども私が患者だったら、正直なところ看てもらいたくないな〜と言う人がいるのも事実。生来言葉使いが乱暴だったり、人に対する応対に裏表が有ったり、、、。
ここまで来ると「看護教育」だけでは矯正できないもう一枚深いところが違わないと「良い」看護師には成れないのでしょうが、これは親からの感化や生来持つ性格が大きいでしょうからちょっとやそっとのことで他の人間が変えられるものではないですし。

結局、これって人の教育そのものでしょうから、取り立てて「看護」に限ったことでは無いですし、全国、全世界で職場に入ってきた人達を指導する上司が同じことを考え感じているんでしょう。

それにしても、、、何かあった時は思いやりのある看護師さんにあたりたいな。w

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