遂に1ドル124円を突破しました。辛い。w
まさかここまで急激に円が安くなっていくかね〜って感じです。日本からアメリカへ送金する方としてはこの一年半で既に25%の円の下落です。アベノミクスが大きくクローズアップされている限りは円とドルの価格トレンドの反転の瞬間は暫く見られまいとは思っていましたが、ここまで一直線に来るとはね。orz
円をドルに変えて送金する主体としては辛い状況ですが、この円安は実質は国富の損失ですわな。日本はお隣の国とは違って、実は喧伝されるほど輸出立国ではないんですが、ここのところはトヨタのような目立つ大企業の目立つ業績が余りにも前面に出されるためアベノミクスが一方的に日本に良い影響のみを及ぼしていると言う勘違いが拡がっていますし・・・。
今回はオイルが激安になるという奇跡の追い風があったからこそこのアベノミクスの負の面がクローズアップされる危機が何となく回避されてしまっているのではないでしょうか。
私は経済学者ではないので、自分の小さな窓からしか経済の世界を眺めるしかありませんが、通常、経済においては自国の通貨が強いほど国家の総体としては「強い」ということではないのかと理解していたのですが、、、。
金融政策だけで国家が強くなるようなことって今の時代でも通用するのか、門外漢の私ではありますが、その方法論に何だかきな臭いものを感じるのですが間違っているんでしょうかね。(政府の行う経済活動なんてものはハナから信じていない私です。)
アメリカがこのまま黙って自国の通貨安を見逃し続けるともとても思えませんが、アメリカ国内の利上げや雇用の動向次第ではこの円ドルレートもかなりのvolatilityを伴って短期間に上下するのではないかと心配しています。中国の隠された巨大なネガティブオーラが経済において表出したら、恐ろしい変化が通過と経済を痛撃するんじゃないかと真剣にビビっています。中国の爆買いなんて行動は多分「瞬間的に」蒸発することでしょう。
しかしまあ、私自体のマイクロな経済活動など、世界の経済の動向からすればハリケーンの中で吹き散らされる季節外れの花びらのようなもんですか・・・。 ああ辛い。w
0 件のコメント:
コメントを投稿