2015年2月9日月曜日

看護学校を受験する子達

病院で看護学校を受験する子供達がいます。

私が「子」と言っているのは私から見れば、自分の子供達と同じ年令の子達という程度の意味で、高校はもう卒業している子達ですが、地方から名古屋という都会に出てきて(九州その他の過疎エリアから見れば多くの日本人にとって名古屋は充分に都会です!w)ヘルパーやその他の仕事をしながら次のステップを踏もうとしている子達です。

次の目指すステップが准看護学校という子もいれば看護学校と言う子もいます。
一般的に言って准看の学校より正看の学校の受験のほうが難関なのは必然で、得られる資格が異なり准看は地方自治体の長が任命する免許、一方の正看は国家資格ですから、どこに言っても使えるよりレベルの高い資格ですよね。
実際に准看は医師や正看の指導のもとに云々という文言もあるくらいですから、一生のことを考えたらどうしても正看をとっておくのが就職上圧倒的に有利なわけです。言ってみれば引く手あまたと申しましょうか。この辺りの事情は看護師さん達は骨の髄まで染みて理解されているかとは思いますが、、、。

多くの病院では能力の有無は別として、正看でなければ看護師長やXX部長等になれないというような規約を設けている所もたくさんあります。まあ、これは医師免許と一緒で、免許や資格自体は必ずしも何かの能力を表す訳ではないわけですが、持っていると何かと有利という現実が有ります。

さて、この子達も夢はでっかくという感じで介護職などをしながら受験したりして頑張っているのですが、その準備のほどは如何かと申しますと、、、結構厳しい物が有ります。

というわけで、これは二回に分けて書きます。

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