プロとアマの壁が云々等と言って、アマがプロを凌駕するようなことをそもそもその分野のプロってなんなの?というような「どうでもいいような分野」でのアマの活躍を伝えるメディアなども有るようですが、、、。
専門性の高い分野がそれぞれのエリアにおいて存在する医学上の様々な手技においてもやっぱり「息を呑むような」凄い人がおるんじゃの〜と言う事を先日改めて実感させられました。
その先生は消化器内科の先生でファイバーを生業にしている人で、バイトでいろいろな病院を回りながら日銭を稼いでいる先生なのですが、そういうことをしているだけあっていやはや凄い技を見せてもらいました。
その先生が今までやった消化管のファイバースコープが7千例程度らしいのですが、上から入れても下から入れてもスムーススムース、ウルトラスムース。アッという間に一番奥までアプローチして、パシャパシャと写真を撮ったりサンプルを集めてきながら直ぐに終了してしまいます。
終了後の患者さんに術後の感想を聞いても「この前別の病院でしてもらった先生よりも早かったし全然苦しく有りませんでした。」と言われました。やっぱり自分の目でみた感覚通りの感想を患者さんも同じように持っていたようで、、、。
こういうのってやはり元々のある程度の向き不向きも有るのでしょうが、毎日のように何例も何例もこなしていっていると、やはり呼吸をする様にカメラの操作ができるようになって行くのでしょうね。
ファイバーの送り方や振動の加え方なども横で見ていて「なるほどね〜」というような方法を使っており、目からうろことはこの事かいな、と感じさせられました。
どの分野にも居る超美技の持ち主。今日見た先生はきっとその持ち主の一人だったのでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿