某Oさん直々の会見があった。
一言で言えば、、、というか一言ではとても言い表せないほど不思議で怪しい会見だったと思います。
個人的な意見をこんな糞ブログで言っても何の波風も立たないので許してもらえるかと思うのですが、法的にはOさんが弁護士を三人も立てて闘っていることはよく解りましたし、自分の未熟さと出鱈目さを会社の社員がやるような紋切り型の文句の羅列で棒読みしていた、というメディア操作への挑戦をされている事実も良く理解できました。
しかし、、、科学的には(サイエンスという意味では)一切、何の解決・回答も提示しなかったという意味ではもう何だかただこの人の頭の中の「幼く貧しい思考のパターン」が可哀想でしかたなかった、としか言えませんでした。
ある宗教の信者が「神は居ます!私は見ました!」と言っているのとほぼ同じレベル。
私は200回もSTAP細胞を云々、というくだりではアンタの見たSTAP細胞って「アンタの頭の中だけで見えている」細胞でしょうとしか言えません。w
サイエンティストが闘うときは「再現性のある正しいデータが全て」であって、極論を言えば、きれいなプレゼンテーションも、流暢な文学的な表現も、綺麗な衣装も一切必要ないのです。
だから、国際会議とかでも本当に会場の人間が重要と認識したデータプレゼンテーションは、どんなに表現が不味くとも、英語が顔を覆いたくなるほど拙くたどたどしいものであっても、若造が発表しようとも提示データがconvincingで、素晴らしいものであれば「熱心な質問」が嵐のように飛び交い、皆がプレゼンに割り込んでまでメモを取ります。
その意味ではこのOさんという人は本当にサイエンティストとしては「ゼロの人」で、まあ、サイエンスを表現する為の基礎教育を一切受けてこなかったんだろうなと思いました。
まあ、博士号からして早稲田大学のインチキ研究室のインチキ教授が発行を許した紙切れですから、それを非難しても詮無きことで、最も重大な責任の所在はこの教授、そしてこんな人間を入学させた早稲田大学でしょう。
あと笹井さん?とかいう人、何で表に出て来ないんでしょうか。このOさんに金と肩書を与えた人間でしょうから、本当はこのオッサンが黒幕のはずなんですが、利権(理研の結構良い誤変換ですねw)はこのオッサンには腹を切ってもらわないんでしょうかね。
それにしても、どのようにすればこんな人間を早稲田が入学させているのか良く理解できないのですが、鍵はAO入試とかいうことになるんでしょうか?私の高校時代はAO入試という呼ばれ方はまだなくて、推薦入試というものが存在していたのですが、これは正直なところ我が高校ではまともに受けたら危ないけど、取り敢えず学校が確保している推薦枠を上手く使って、校内の三番手、四番手を確実に送り込むシステムだったと理解していました。
出来る奴には最初からそんな枠は使わせないというのが当時の田舎の進学校の暗黙の了解でしたが。今思い返すと、この時その枠を使ったのはSさんという後にアメリカ人と結婚した大柄の女性でしたが、何とこの人が行ったのは今をときめく渦中のW大学だったというのが何かを暗示しているのでしょうかね???w
私なんかは、AO入試なんていう如何わしい制度は無くして、アピール力とかいう訳の分からない基準も全部取り去って、この手の「非」一般入試は単に物凄い業績を持った尖った能力を持った人間だけを飛び級入学させればいいんではないかいなという乱暴な議論も出せますけど。例えば、国際数学オリンピック金メダルとかそういうレベルだけに限定!
でも逆に言えばそんな連中にとってみれば、多くの場合は大学入試なんて朝ごはんを食べるくらいの行事と一緒なんでしょうが。
ダメな奴に肩書と権力と金を与えても「少なくともサイエンスの世界では」屑しか産まれないようで。