2014年4月11日金曜日

20年前の未来予想

YOUTUBEには自分のお気に入りのビデオが約1000種類ほど保存してある。

1000と言ってもかなり前からビデオを見る度に「これは面白い!」と思えるものをチョコチョコっと集めていったらあっという間にその数に達したというもの。
おまけにこの中でも幾つかのものは著作権の為に消されていきますので、時間が経てば経つほどかなりの割合でその数は減っていくことになります。(特に日本発のものは!w)

今回アメリカに帰ってきてこれを再チェックする時間があったので、ゆっくり見なおして自分なりに整理して削除を入れていたところその中にAT&Tが20年前に作ったTVのCMが紛れ込んでいました。
内容は"You will"という名のタイトルのもとにあなたにはどんなデジタルな未来が待っているかということを具体的に生活シーンの中で見せてくれるものなんですが、、、。
順をおってみてみると、具体的に

  • インタラクティブな遠隔学習(ネットではとうの昔に!おまけにグーグルのプロジェクトで全世界の本もデジタル化が着々と進行中、更にはカーン・アカデミーやMOOCで見るような世界各国の優れたレクチャーの無償提供)
  • 3DのGPSの登場(現実は遥かにこれを超えて渋滞情報、運転者相互の各種情報伝達、例えばWaze等、さらには3D自身も目の前の景色とデジタル化された写真情報の重ね合わせを見せてくれるようにまでなっている。)
  • 海岸でパッドタイプのPCにペンで書き込んだメモをそのまま送信する。(イメージ中ではFAX!と言っているのが微笑ましいですが。w)
  • 高速道路で減速せずにそのまま通過して課金される。(イメージ中ではわざわざカードをスワイプしているのが笑ってしまうんですけどね。)
  • コンサートのチケットを実際に椅子に座った時にどう見えるのか様子を調べて遠隔の端末から購入。(今どきこんなこと家で出来ます~。)
  • 公衆電話の端末から家の人とそのままテレビ電話!(今どきどこからでも携帯で出来ますがな。)
  • 家のドアを個人の音声の持つ音紋で判別して開けてくれる。(今は生体認証の方法はもっと多様化してますね。)
  • 個人のメディカルヒストリーを自分の財布にいれて持ち運べて、それを行きつけの病院ですぐにみることが出来る。(私は実はこれアメリカの病院の分は持ってます。ただし、ここの部分はまだまだデータ量の多いこともありクラウドという形での解決と日常ベースの個人生体データの収集は今正にナイキなんかを中心に爆発一歩手前ですね!)
  • 会議にビーチから参加。(技術的には全く普通に出来る。)
  • 家にいながら映画をオンデマンドで見る。(今は百花繚乱過ぎて過当競争です。多くの貸ビデオ屋とレンタルショップが相次いで潰れましたね。w)
殆んどの予想は20年を経て、もうあまりにも当たり前に我々の日常になってしまっています。
昔から言いますよね、「想像のつくことは可能になる!」いま言ったらホラ吹きと言われるようなことが、未来では当たり前になるということを何千回何万回繰り返し見せられても凡人にはなかなか理解できないものです。

予想は多くの場合「想像を超えて」事実として具現化されていくという我々の世界。
人間というのは素晴らしい生き物だとつくづく思います。

次の20年、どんな未来が現実になってくるのでしょうか。ワクワクします。

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