2014年2月28日金曜日

イオンカードで大爆発!

久しぶりにこんなレベルの低い大型サイトに出会いました。

日本に帰ってきてクレジットカードを持っての買い物が不便だというのは判ってはいたんですが、前回のユニクロでアメックスが使えない一件で「仕方なく使った」唯一の日本のVISAカードであるAEONカードを使わざるを得ませんでした。
まあ、それはそれでどうでもよいことなのですが、このカードアメリカに行く前に、時々近所のジャスコで嫁さんが買物をするために渋々作ったカードでした。

今回このカードでの支払のためにネット上での登録を試みたのですが、、、。
これが激糞システム!もう、なんちゅうクラシカルでどうしようもないシステムなのかと腰を抜かすくらいダメダメのシステム。オマケにサポートときたらシステムを更にシステムの糞レベルを更に下(上)回る?駄目っぷり。w
最初は怒りが先行していたのですが、あまりの糞っぷりにやがて珍しい昆虫の観察をしているような気持ちで対応しました。

結局、アメリカのこういうサイトの「標準的な」大規模サイトと比較する自分が間違っていたんです。ハイ。w

何が起きたか、おおまかなことを順序立てて書いてみると、、、。

  • カードの裏にあるwww.aeon.co,jpというところにアクセスしてみると左端にイオンスクエアという「多分」会員たちをここに導入させたいんだろうなという自分たちが決めた名前に基づいたサイトへの登録サイトが有りました。
  • 当たりをつけて入って登録開始です。ところがところが、、、入力をしていく過程で入力した住所をもう一度カタカナで入れなおせと言ってきます。まあ、てめえらの利便のためにカタカナ分類をさせているんでしょうがまあ、まだこれかろ起きたことに比べればそこは「まだ」いいでしょう。
  • そして入力にあたって次々同意すべき規約が現れてきます。なんと、このサイトに入力していく内容は関係もないイオン銀行という所と自動的に情報共有されるからそれに同意しなければ次に進めないよと言ってきます。ありえねーな等と思いつつも、仕方なく支払いの利便を考えてハイに同意して次に進んだのですが、今度は住所入力パスワード設定等の三ページ分の入力を終えた後で何と入力内容に間違いがありますということで最初の1ページ目に飛ばされてしまいました。「オイ!1ページ毎に入力内容の間違い指摘せ〜やこのタコ!」と思いつつ、その1ページ目に戻らされたトップの部分を見ると、最初に入録したカードの内容がまるっきりゼロになっていてもう一度全部入力しなおしではありませんか。
  • こんなサイトってアメリカにも15年位前ならあったな、、、と思いつつ推測に基づいてサイトの求める古い情報を入力していくと確かにそれは受け付けられたのですがそこでセットアップを要求されたPWは何と何と驚くことに8桁だけの数字!!でした。嘘でっしゃろ???こんな緩いパスワード、21世紀に使うとかありですか?と思いつつビビりながら前進。強烈な地雷臭を嗅ぎつつもここは勇気を振り絞って匍匐前進です。w
  • そこで更に住所の変更を試みましたが、、、今度は素直に入力していった住所に関して「番地を入力してください!」というところでスタックしてしまって二進も三進もいきません。番地はしっかり入力しているんですが、、、。orz
いろいろ試してみたのですが一体どういったアルゴリズムがこの「番地入力」のリクエストを構成しているのか理解不能です。そこで、ここは最後の拠り所ということで人力による回答を試みました。ところが、、、。
  • まずカードの裏にフリーダイヤルの番号がありません。???と思ってメガネを外してためつすがめつ眺めてみてもどこにもそんな番号ありません。「おい、おい、なんかの冗談でしょ〜」と思ってウェブサイトに行って調べてみてもそんな番号どこにもありません。仕方ないのでこのイオングループの大代表みたいな番号でスリーなものをウェブで調べて電話をかけてみると最初に出てきたのはイオン・クレジットではなくイオン銀行というところでした。
  • そこでこの人に頼んでクレジットの方に繋いでもらって出てきた「Xり」という派遣の女性がもうこっちが泣きたくなるほどの駄目っぷりでまるで、何を聞いても他人ごとであるかのように何も知らないのでした。ホントに最初の質問の気持ちはアッという間に消え失せてびっくりするほどのこの派遣女性の駄目っぷりを受話器越しに感じるだけなのでした。
  • 質問した質問が4つか5つあったのですが何れも一つもまともに答えることが出来ず、唯一返ってくる返事といえば「は~、そうでございますね。わかる人にきいてみます〜。」って、あんた何のために金貰ってそこに座ってるんですか〜!www
最後にこの女性、わかる人に伺って折り返しお電話差し上げますと返事をしてくれました。内心、「まあ、この人経由でのいかなる人物も返事はしてこないやろな〜」と、内心で確信しつついじわる半分で「大体何分ぐらいでお返事いただけますか?」と聞いてみたところ「大体15分以内では」とのお返事でした。

五時間経ちましたが当然返事はありません。当然ですが。w

恐ろしいことにこのイオンのカードのサイトに行くと、他の銀行やカードのサイトの情報をここに一つに集約してみませんかなどというリンクまで有って、、、。
恐ろしいばかりです。クワバラクワバラ。一回目の支払い終わったら急いで解約せねば!

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2014年2月27日木曜日

若手看護師さん、先輩に怒られる、、、

病棟で仕事をしているといつも怒られている若い女性の看護師さんがいます。(昔は看護婦さんと呼びましたが。)

上司にあたる先輩看護師達に怒られているのを聞くとはなしに、見るとはなしに見ているとその主な原因は指示の受け忘れ、カーデックスへの記入漏れ、清潔操作の粗等々いろいろあるのですが、やっぱり同じような経験年数の看護師さんでも全く怒られること無くスイスイかつ和気藹々と仕事を進めている人もいるわけですからその差はどこにあるのか。

同じ時間幅の中でもよく怒られる娘の方は一生懸命にやっていることにかけては怒られない娘の方よりもよほど頑張っているのですが、その頑張りがほとんど空回りであるのは傍から見ていて気の毒なほどです。
この前も医師の居ないところでかなりキツく叱られたということを別の看護師さんが僕にささやくような感じで教えてくれたのでその事実がわかったのですが、かなり頻繁に怒られているようで「もう看護師辞める」なんてことを言いながら別の機材準備室でしくしく泣いたりなんてことも度々あったとか、、、。

とりあえず、医療関係の仕事というのは無知や手順の間違いは人の命に直結することが多々有りますので、大きな責任を伴いかつ緊張感の度合いも高い仕事の一つだと思いますが、その仕事は多くのスタッフたちの眼や思考という相互のチェック機構によって間違いや勘違いを減らすシステムになっていますし、そうでなければ危なかしくてかないません。

ですから、お互いの意思疎通が日頃からスムースでないと「ここはもしかして?」と疑問に思ったことを気軽に質問することが出来ない状況に保っておくことが出来ないわけで、そこから「失敗」と言う名のヒビが日常業務に入る可能性を排除できなくなるわけです。

そういった眼でこの女の子の仕事ぶりを眺めてみると、仕事がうまく運べている女の子との間には実は「ある些細な、しかし上に書いたような内容からすると重大な」と思われるような差があります。それは「人にものを尋ねるときの間合いの取り方が実に不味い」ということ。
数秒待って自分の疑問を先輩なんかに尋ねればよかろうものを、いきなり「自分の都合」で開いたカルテを先輩が仕事をしているデスクの前に持って行って拡げて「あのー、すみません」と言って話し始めるのです。
こういったことは看護学の実習の中では多分教えないことだと思うのですが、要するにそれまで育ってきた中で既に身につけておかなければならなかった基本的なマナーである「他人への配慮」が「ほんの少し」欠けているせいで非常に損をしているんだろうと推測されるわけです。

それも一度や二度ならまだしも、それが毎度となると先輩の中には彼女の行動自体を色眼鏡(フィルター)を通してみるという「予断」を含んだ対応になってくるという状態ですから最後にはその空気が周りにも伝わって、職場の輪の中に馴染めなくなると言う状態になっているんじゃないかなと思うんですよね、、、。

もって他山の石となす。医療はチームワークの賜物。私自身も気をつけなければなりません。

追伸:その女の子を先輩が居ない廊下のスペースに呼んで日常の業務で気をつけるべき点を数点ピックアップして( ´ノω`)コッソリお話しておきました。変わってくれると良いな。

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2014年2月26日水曜日

一人で暮らすと毎月いくらの出費?

一人暮らしを始めて幾ら掛かるのか?

取り敢えずいま毎月の昼の食事代が7000円、週に一回前後の買い物で毎月送っているアメリカに送るお菓子などを詰めた箱を除けば大体2000円もあれば十分です。まあ、月に8回行くと仮定しても最大2万円で、(昼飯以外の)日常の食品と諸々の出費で食い物台は3万以内というところでしょうか。

ガス代で4000円ほど。電気代もその程度。水がまた数千円。あとはネットで6000円くらい。
スマホ代が約一万円ちょっとというところでしょうか。これらを全て足しあわせると食費以外で約三万。
(そう言えば、病院の若い看護師さん達に話を聞いたら出費の中で最も多いのは今やスマホ代なんだそうです。下手するとすぐに二万円前後の出費とか、、、。一体全体何をそんなに使っているのか。オジサンにはわかりませぬ。)

ですから、食費と生活用品と光熱費を入れるとどう考えても最大で10万以内。そこに家賃が入るのですが、、、実は家賃が幾らなのか未だに知りません。病院側が負担する割合と自分が払う割合が大体1対3だという説明を受けているのですが、、、。飯が食えれば良いという私の生活パターンでは自ら望んで外食や酒飲みに出ることは無い上に部屋が4つあっても使っているのはたったの二部屋で、ほかは全くガラーンとしているものですから、病院に近いという理想的な勤務条件を除けば残りの二部屋を誰か受験生にでも貸し出したいくらいです。w

後は交通費ですが、まずどこにも行かないので小学生と同じもしくはそれ以下の行動範囲でしか動かないので精々バス代をちょこっと使うくらい。車も持たず、運転もせず。したがって車にかかる恐ろしいほどの税金もかかりません。

これが家族で住めばもっと効率よくお金を使うことが出来る計算にはなりますが、実際は一つであるべき家族があちこちに分かれて暮らすのですから、経済的に非効率なのは致し方ありませんね、、、。
せめてアメリカに住む嫁さんと息子が帰ってくる日を待って効率の上昇を目指すしかありませんね。

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2014年2月25日火曜日

乾燥機能付き洗濯機はアカン

金返せとはこの事か?w

日本に帰ってきてまず買った物の中に入っていたトップバッターは洗濯機でした。いずれにせよ数少ない上下の服しか持って帰っていませんでしたから、服を連続して洗っていかないことにはどうしようもないということはわかっていたので、何はともあれまず洗濯機というのはどう考えても正しい行動だったのですが、次にその洗濯機でどの機種を選ぶのかというのが大問題。

そこでの選択肢は2つ。斜め巨大ドラム式か縦型のものか、、、というものだったのですが、kakaku.comでのレビューを読み込んでいくとどうやら斜めドラム式のものは音に関して問題有りということでしたので却下。何しろマンションの四階ですから騒音に関してはアメリカのようにユルユルでも問題無しと言うわけにはいきません。
では縦型ドラムを選ぶとしてどの会社のものを選ぶかということで今度もレビューのなかで信頼できそうな客観的なものを読み込んでみるとどうやら東芝のものが静からしいということが理解出来ました。

更にそれでは、、、ということで乾燥機能付きか否かということで悩んだのですが、アメリカの外付けダクトによる排気排出方式でないのにどうやって乾燥させるのだろうか???というのが解らなかったのですが、まあ取り敢えずここまで来た段階で店に行って実物を見てみるとそれほど大きくはアマゾン等と値付けが変わらない感じで売っていたので、まあ、ここで5年保証がついてくるなら良いかということで買う決心まではつきました。

確かに店員さんに確認をとっても東芝製はモーターが静かという評判を「こちらが語る前に」話してくれました。ところが問題は乾燥機能の件です。店の人も余りはっきりしません。値段の差は二万から三万、、、でも乾燥機がついていれば物干し竿や室内干しの竿を使わなくても綺麗に乾くはずということでちょっと高い方の乾燥機能付きのものを選んで帰りました。

設置してもらった電器店と関係ないオジサンの説明でも東芝製のモーターは静かだということでちょいと嬉しくなりました。早速使ってみると確かに滅茶苦茶静かで時代の進歩を確実に感じることが出来ました。
実際に真夜中でも特に気にすること無く普通に洗濯できます。
では続いて乾燥機能も使ったのですが、、、これがアキマセンでした。

音はいいのですが、乾かんこと乾かんこと長い長い時間をかけて終わりのブザーが鳴ったのは良いのですがワクワクしながら蓋を開けて驚いたのは中の衣類が皺くちゃなことと、ほこりクズだらけであることでした。
正直言いますと、この一回目以降は二度と乾燥機能使ってません。w
実際に上司の先生が買った十年ほど前の乾燥機能付き洗濯機も一度使ったきり使ってないと言われていたのですが、この十年で進歩したかと思って挑戦したのがいけなかった、、、。

結局、アメリカにあるような外付け排気ダクト式のものでないと全くダメということがこれでよく解りました。高い授業料でした。日本の住宅環境は外付けダクトなんてデフォルトでは無理だしな〜。

金返せ〜!www 
ガックリ。 orz

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2014年2月24日月曜日

一人暮らしと料理の量

家族をアメリカにおいての逆単身赴任で日本に来てから未だに一度も独りだけの外食はしていません。

これといった理由は特に無いのですが、強いて挙げれば一人で外食をし始めたら「絶対に」自分の好きな、しかも油が多かったりカロリーの高いものを連発で注文し始めるだろうなということと、一度崩れたら何度も外食でご飯を済ませてしまうだろうといった懸念からです。

近所の飯屋関係の店も数件上司の先生方と回ったのですが、どこも美味しくて間違いなく一品だけで済まない感じの皿でした。また、たとえ一皿で済んだとしてもそれが定食の場合基本的にセットで800から1000円なので、それを一月続けると夕食だけで3万前後になってしまうということで、出来ることなら避けたいということでしょうか。まあ、そういうのは後付の理由でして、要するに「外食あんまり好きじゃない」ということなんですけどね。w

これは上の娘にも遺伝しているようで、彼女も外食が嫌いで家で母親の手料理を食べることにこだわります。(将来彼女自身がそういう母親になると良いのですが、、、。)

昼は一回350円の病院の食堂で出される職員用の昼食で十分に腹がふくれるのですが、夜はやっぱ難しいですね。一人分を作るとなると結局食材が余ったり、無理して作っても一人分が多すぎたりですからこの前買った電子レンジ無しでは効率よい夕食作りは出来ません。最近はやっといろいろな作り置きを冷凍庫に突っ込んで貯め始めました。

節約効果が見えるようになるのは「これから」だろうと期待しています。

それにしても、もっと近所に美味い酒屋はないのでしょうか、、、。リサーチが足りないな。

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2014年2月23日日曜日

STAP細胞 崖っぷちか?

何だか残念な感じがますます強くなってきた気がします。

最初におぼろげに抱いてた疑念の雲が日々大きくなっていく「良くない感触」が、、、orz
若い女性研究者が必死の根気強さと素晴らしい着想、そして持ち合わせた運とで手繰り寄せたノーベル賞クラスの発見が何だか幻に終わりそうな良くないデータ検証結果がかなりのレベルで揃い始めているような気がします。

細かく検証しているサイトとして幾つもあるのですが、そのまとめサイト的なところを幾つか挙げてみると、、、
などが有ります。

先だってこの糞ブログに書いたように、私の方でもPubpeerのディスカッションサイトでこの論文に関して、発生の同業者達がどういった議論を展開しているのかに関するディスカッションをつらつら眺めていたのですが、確かに彼らの言う事には一理あって、特に以下にあるような検証すべき事項は彼女のプライマリーな実験が「真実だったと仮定した上で」更に応用のためにはクリアされるべき課題であるべきだという議論に発生に関しては門外漢の私でも深く納得させられます。

1. Will it be reproducible by other labs? 
2. Will it work in human cells? 
3. Will it work in adult cells? 
4. What are the molecular mechanisms? 
5. Do these cells possess significant rates of mutations or epi-mutations, the latter being abnormalities in the epigenome? 
6. Are these cells tumorigenic (besides forming teratoma)?

彼らの延々と続くディスカッションからはいかに彼女の報告が360度万遍なく検証され議論されているのかがよく解ります。多分、間違いなく中で討論している人間の内には「世界的に著名な発生研究のラボ」から投稿されているものがわんさとあるはずで、その議論の切り口の鋭さを見ていると彼女の論文のフィギュアが一つ一つ恐ろしいほどの緻密さで「ナマス切り」にされているのを感じます。

更には先に上げたPubpeerの追試実験による検証結果の報告ページがもう何だかな〜(orz)と言う感じで、ますますお隣の国で今を遡ることほぼ10年前に起きたヒト胚性幹細胞の捏造事件と同じような経過を辿るのではないかと言う気が。

しかし!

お願いだから、このブログがブログと呼ばれる「彼女にとって良い形」で集結して欲しい!!!この実験が偽造だと「万が一にでも」なったら、日本のサイエンスはいろいろな意味で計り知れない大ダメージを受ける恐ろしい予感がするのです。当然真実であったと判明した暁にはそれを見抜けなかった有象無象の末流サイエンティスト達の眼の節穴ぶりを存分にせせら笑う権利が彼女にはあるのですが、、、。(無論、彼女は忙しいでしょうからそんな糞共は相手にもしないのは眼に見えていますが。)

もう一度言いたい、頼む!頼む!頼む!日本の科学の信頼性と栄誉の為にもどうか彼女の実験が「嘘偽りのない真実であって欲しい」と心の底の底から願う!と。

しかし、何で本人じゃなくて理研が表に出てきていろいろ発表してるんだ???

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2014年2月22日土曜日

「歩く」暮らし

車を持たない暮らしをしていると移動にかけるお金の向きと量が変わってきます。

アメリカ暮らしの頃は大体月のガソリン代が幾らで、定期的にメインテナンスするとタイヤはこんな感じで、オイルとオイルフィルタはこの間隔で、エアフィルタも年に一回は新品にという感じで大体のコスト計算が概算ですぐに出てきました。
ところが日本に帰ってからは生活圏自体がアメリカの頃とは大きく違い、本当に小学生レベルの移動範囲以下というのが実際です。

移動しているのは食料品店と病院と家のこの三角の点を結んだ間のみというのがほぼ全てで、後は極々稀に足を延ばすブックオフや電器店ですが、電化製品も揃ったし、読む本もブックオフのネット注文かアマゾンでの選択で滞り無く到着することが判ってしまった今、歩いて30分のところに時間の隙間を縫って行くわけでもありません。

では一日の内最も歩数を稼いでいるのはどこかというと、当然のごとく仕事場である院内での病棟間往復となります。大体い一日どれくらい歩いているのかをiPhone5sのセンサで計測しているのですが、だいたい平均すると一日6千歩前後というのが自分の場合の総歩数のようです。まあ、この数値がどれくらい正確なのかは定かではありませんが、仮にこれがほぼ正確と仮定すると、厚生労働省が推奨する「健康21」での一日10000歩と言う目標は、ちょっと遠目のところに歩いて出かけて行って週に一回達成されるかどうかというものですので、現時点ではかなりあきまへん。

じゃあ、そういう意味で今後も年齢の上昇に伴ったADL(日々の活動性)の低下を防ぐにはどうすればいいかというと、やっぱりアフター5での運動を入れるしか無いのかなって言う気がします。アメリカのラボにいた時は体調の良い時にやっていたrowingをまたこっちでも、、、といきたいのですが、近隣にそういった施設を持つ所がないわけではないのですが、如何せん歩く距離にはちょっと無い感じで、、、。

走る?のが一番安いのかな、結局。

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久しぶりに感動

当直中にスケートのニュースが繰り返し流れていました。

通常はテレビも付けず読書と勉強とネットの3つのうちどれか、もしくはその幾つかを選んでコソコソしているのですが、今回は何気なくつけてみて思わず見入ってしまいました。
浅田真央選手がフリーで完璧なジャンプを次々と見せてくれた演技のことが何度も何度も流れていました。私自身はその芸術性の評価などのことはわかりませんが、他のトップ数人の選手と比べても誰よりも攻撃的でダイナミックな演技だと感じました。

ショートプログラムで転倒したことからは完全に吹っ切れた感じの素晴らしい演技で、成熟した女性が醸しだす美しく力強い演技が終わった直後に彼女が天を仰いで堪え切れずに流した涙は私の涙腺も完全に緩めました。
小さな頃から頑張って頑張って頑張って、母の死を乗り越え、不公正な審判を乗り越え、それでも文句一つ言わずに全てを乗り越えてきた彼女が最後にポロリと流した涙の意味を本当に理解できたのは極一部の人しかいないのでしょう。
アメリカで見ていたという嫁さんも、朝その感想を聞いたらもう涙腺崩壊と言ってました。

前にもちょこっと書いたようにこの手の「審美」が入る競技というのはタイムやボールなどで点数を競いあうスポーツと違って、ホームタウンデシジョンが大きい上に国の審判同士もいろいろと大きな問題があるので私は基本的に自分がこれは凄いなと感じた人が心のなかで「優勝」だと思うのですが、今回の彼女の演技は文句なくその「優勝」に値するものだと思いました。

彼女の心のなかで、今回のソチ・オリンピックはいろいろな意味で彼女の競技生活の集大成の一つだったのだろうと思いますが、糞マスゴミの余計な解説など完全に関係なしで、彼女の偉大な業績に最大限の尊敬と賛辞を送りたいと思います。

引退するもしないもまったくもって彼女次第。アマとしての彼女を見られなくなるのは残念な気もしますが、彼女は十二分に氷の上で闘ったと思います。あとはもう、スケートを純粋に愉しむ時期に来たと彼女が考えても誰もそれを否定することは出来ないでしょう。

あ、そう言えば銀メダルで国を上げてガタガタ文句を言っている某国の話もありましたが、、、口にするのも汚らしいのでやめます。w

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2014年2月20日木曜日

病院当直と検食

普通、医者にでもならない限り病院で緊急対応をする要因として待機当直するのは医師くらいしか居ないと思います。

看護師さん達は基本的に一晩中大忙しで、投薬、検温、血圧計測、血糖計測、喀痰吸引、その他諸々の患者さんからのコールに加え、いつ起こるかわからない患者さんの不測の事態にも緊張を解く暇もなかなかありません。医師は医師で三次救急病院だと一晩中地域の中核救急病院としてそこに当直する医師たちは寝る暇なく一晩中病院内を駆けまわる事も度々になります。

これが二次、一次となるとだんだんそういう「医師側の」忙しさは希釈されて来て、だんだんとネーベンと呼ばれる寝当直の様相を帯びてきます。研修医の頃はもうハラハラ・ドキドキ、なにか変なこと、対応できないことが起こりませんようにと祈りながら研修医マニュアルを読みつつ寝付いたりするものでした。

研修医というのは中央の病院や大学病院、その他医師同士で忙しいから代わりに行ってくれとかいう感じでの当直割り当てが来たりします。当直は受けるもよし受けぬもよしなのですが、病院側としては「当直無し」では患者さんを守るという義務を果たせませんので当直者は必須です。

そしてこの当直について来るのが夕食や朝食です。ところがこの食事が実に病院病院で様々違っていて面白い。多くの病院ではこれを患者さんに出す標準食の「検食」と言う形で提供してきます。その感想や結果を当直日誌に書くように依頼してある病院もあれば、何もそういった義務の無いところも。しかし、検食とは全く切り離して地元の海の幸や山の幸を出してくる病院まで有ります。(特に田舎や離島はほんとうに美味しいのを出してくれる病院が多いです。)

御想像の通り「残念ながら」病院標準食は美味しくないのがほとんどで、たま〜に美味しいのが出たりするとビックリ!ということのほうが多い感じです。それほど確率的には美味しい検食が出る可能性は低い感じ。w
しかし私にとって頭の上がらぬ先輩が厳かに一言「患者さんの気持ちを理解し、患者さんがどんなものを口に入れて日々を過ごしているのかを知るためには必ず食すべし!」と言われました。この先輩、エンシュアリキッドから始まり様々な病院食を次々に口に入れ糖尿検査用の75gOGTTの砂糖水まで、、、。(ウェッ。不味そ〜〜〜。)orz それを聞いて途方に暮れた私です。

そういう私は時々この教えが守れずに、近場の安いストアで予め買い込んでおいた菓子パンなどを時々買ってしまう意志の弱い男です。w

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2014年2月19日水曜日

大きなものにはいろいろな話が、、、

大きな組織、大きな建物、長い歴史には必ず日々積み重ねられていく人々の仕事の中から出てくる変わった話、不思議な話、面白い話、とてつもない話が染みこんでいきます。

私自身もいろいろな組織に属してきましたが、大学という高等教育機関に限らず、病院、そして研究機関においてもやがて「その当事者が誰であったかもわからないような」昔語りの物語として様々な伝説が生まれては消えていくようです。
我々がN歳代の頃には誰もが知っていたようなある組織の伝説が二十年も経って世代が入れ替わるともうほとんど誰も知らない覚えていない、そして知っている人も話す機会が無くなり消えていく話がそのほとんどでもあるにも関わらず、その中でもさらに選りすぐりのもの?として残っていく信じられないような話、不思議な話、笑い話があるものです。しかし、そういった多くの話の中でも「特定の話」が人の噂話の山が積まれた俎上でセレクションを受ける過程というのはどんなメカニズムが働くのか、実は「人の心の不思議を知る」という意味で興味はあります。

とは言え、自らがそんな長く残るような「組織の伝説」になるようなことは出来得ることなら避けたいものです。何となればその手の「長く残る伝説」の多くは多くの場合、過激でネガティブな失敗談やその人の人生の転機となるレベルの大間違いが間違いなく多く、どちらかと言うと「栄誉」「名誉」系の話は皆無ですから。w

大事故絡み、男と女の様々な事、怪奇幽霊譚、とんでもない輩のとんでもない行動、酒絡みの武勇伝等々数え上げたらきりがないほどのいろいろな出来事に関する「お話」を今まで聞いてきましたが、そういった話を全て聞いた上で思うのはやっぱ「人間の絡んだ話」に勝る話は無いな〜、と言うことでしょうか。

これからもいろいろな話が真偽を問わず生み出され人の口から耳へと次々に伝わっていくのでしょうが、なるべくなら自分の存在は組織内で伝説になって欲しくないな〜と独り思うのでした。

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2014年2月18日火曜日

インド料理を食べに行った

食い物にはもともと余り拘らなかった私自身なのですが、食う事こそ生きている理由と言う感じのうちの嫁さんに「少しは」影響されて、アメリカではいろいろな民族系の料理を食べてきました。

それらはインド、中華、レバノン、コリアン、タイ、ベトナム、アメリカン、メキシコ、カリビアンその他諸々なのですが、そういったところで嫁さんに「投資」をさせられた為に好むと好まざるとにかかわらずいろいろと味を覚えさせられました。もともと辛い味や乾いバンズで何かを挟んで食べるような感じのものは少なくとも「好んで食べるもの」では無かったのですが、今では結構好きなモノになってしまいました。

おまけにlabではまわりの人間は多国籍軍でしたから、それぞれの国のそれぞれのおふくろ直伝の味を持ち込んできます。こうなると、上に書いただけの国では到底収まりきるはずもなく、完全な「国連総会」状態になります。w
そんななかで長く過ごしていると、必然的に多くの国の標準的な味というものがどういうものか、こんなに「味には無関心だった私」もいろいろな味がわかってくるようになりました。

そして日本。私が帰ってきたエリアにも何故かわかりませんが、台湾ラーメン屋とインド料理店がかなりの数散らばっているのです。というわけでやって来たのがインド料理店。仕事が終わってチョット一口、と言う感じで上司の先生が誘ってくださいました。

入ってすぐにわかったのはアメリカにあるインド料理店と全く同じバッフェ形式の店であるということで、食べ放題のカレー、野菜、タンドリ、その他飲み物飲み放題と言う感じで注文してしばらくすると、どでかいナンもやってきます。最初は二枚目も、、、と考えていたのですがすぐに「ムリだすw」と胃袋から拒否指令がきました。

いつもはこういった機会以外決して外食をしない自分ですが、こういった店で食べるという行為も他の気心の知れた人達と一緒に来るのは全く別ですね。

何より良いのは一人ぼっちで食べないところ!と言っておきましょうか。

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2014年2月17日月曜日

船を編む

「船を編む」読み終わりました。

年単位の昔からこの本を読んでみたいなとブクログにマークをしていたのですが、結局日本に帰るまでは読まずじまいでした。先日ブックオフで安くで売っていたので思わず著者の本を数冊まとめ買いしました。
この本を読んだ方もすでにたくさん居るだろうし、映画にまでなっているのも読んでいる途中で知りましたので、中身については私が話すまでも無いし、いかなる場合もネタバレは避けようと思います。

ところで今回は本を最初に次に映画という形で共に見たのですが、やはり今回も良かったのは本の方でした。想像力の中で展開していた小説の中身は確かにいい感じで映像化されていたとは思うのですが、やはり主役たる男優が松田龍平というのがいまいち合っていないような気がしました。
悪くはないけど合ってない、と言うのは映像化されたものを観る者の勝手ではあるのですが、それでも時々ピタッとハマっている素晴らしい映画もあるわけですから少しだけ残念でした。それでも、原作のストーリーを頭の中で一人だけが愉しむドラマの監督として勝手に組み立てる特権は読書のみに許された行為だと思います。

それにしても、この本の中に出てくる辞書編集者達の精神力と信念は「重大な仕事を成し遂げる」人間に備わっている多くの資質を結構念入りに描き出しているな〜、と感じましたね。
最近調べ物といえば最近はグーグルばかりですが、こうやって準備されて世の中に出てくる辞書達を見ていると久しぶりに「紙バージョン」の辞書を手元においてみたくなりました。今度、書店に行った時、辞書の棚をじっくり眺めてみようかな。

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2014年2月16日日曜日

石油ファンヒーターは買ったけど?

今日は石油ファンヒーターを買いに近くの大型電気店まで行きました。

家にはちゃんと冷暖房機能が付いたいわゆる「エアコン」があるのですが、部屋の温まり方が遅いうえにやたらと電気を食います。少し温度を早く上げたくてパワフルモードにすると、、、一人暮らしなのに一ヶ月の電気代が〜!と言う感じになるので、灯油を使っての「自分の好きな温まり方」が出来る石油ファンヒーターを買いました。

アマゾンで見てみるとDAINICHIというところとCORONAが結構人気があるようです。値段は一万を切るものから三万円台の物まで、取り敢えず近くの家電店で買ってもたいして値段が変わらないのがわかったので、手っ取り早く買えるところ、、、というわけで保証が五年付いている近くの家電店での買い物としました。

タンクのサイズは5リットルと9リットルというのがメインで、私は小型でも十分に私のいつも居るダイニングが温まるサイズの小型を選びました。最終的に購入したCORONAのものはDAINICHIのものより2千円高かったのですが、それを決断させた理由は単純に2つ。一つは消費電力がDAINICHIのものの10分の1だったこと。(年間では数百円の差らしいんですけど、今の御時世そんなのは関係なく消費電力が低いほうが勝ち〜!)もう一つは燃料である灯油を入れるタンクがくるくる回すキャップ式ではなくて、ワンプッシュで開け閉めできるタイプのものだったことです。

この2つの理由で買って、家まで持ち帰りました。そこまでは良かったのですが、私自身は車を持たない身。どこでどうやって灯油をゲットするかが大問題です。
18リットルもあるものを一個か二個両手に持ってガソリンスタンドから家まで帰るのは私の心臓に宜しくありません。wというわけで、配達を、、、と考え、ネットを使って配達をしてくれるガソリンスタンドを探してみたのですが、名古屋程の街でも今どきそういうサービスをしてくれるところは実に少なくて、見つけたのは結局二件のみ。

しかもそれは電話で注文したからすぐに来てくれるというようなものではなくて、相手側が指定した時間帯にタンクを持っていくタイプか、部屋の玄関の前にタンクを置いておいて自分の家を予めその業者に教えておくとそれを勝手に充填してくれるタイプ。
取り敢えずどちらか自由度の高い方を〜と思いたいのですが、少なくとも今の段階ではどちらのシステムも使って居ないので、どうしようか悩むところです。何れにしてもまずはポリタンクを買わんとイカンですな。

この時に同時に買ったのは電子レンジですが、やっとこれで俺も文明人の仲間入りですかね?無理か、、、。

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2014年2月15日土曜日

仮名を書きたい、、、

お礼の気持を表したい。

そんな時にサラサラっと懐から毛筆を取り出し、格調高い言葉で和紙に気持ちを書きつける、、、。
私はそういうのは物凄くカッコ良いと感じるんですよね。他の方はどうかはさておいて。
そういった方法で文章を書きつける為には書きつけるコンテンツもまたそれなりのレベルのものでなければならないだろと考えます、というかそう有りたいですよね。w

少なくともある程度の和語、古典の知識も含めてそれが「本物」であるためには深く広いバックグラウンドが必要なはずですが、私には到底今それを築きあげるだけの精神的余裕がありません。
というわけで今の自分にできるのは「なんちゃって」毛筆しかありません。小字毛筆でさらり、さらりと自分の思うところを書き付け、足らぬところ無く、余るところもないような熟れた文章を書くことが出来れば平成の「藤原俊成」なのですがね〜。

まあ、このクソブログを読んだ瞬間にご理解頂ける如く、そんなことが端から無理だということは明白。そこで、狙うは「字体のみは」恥ずかしくない毛筆小字をと考えるわけですが、意外なことにその練習の参考になるようなインターネット上のリソースは結構限られているのでした。
どうしてかなと少しばかり考えたんですけど、こういった書道を生業にする人達はネットにその手の情報を上げるという作業において大きなtechnical disadvantageを持っているのかも?というのが私なりの結論でした。
英文の場合であれば、いろいろな書体で出力されてPDF化されたサンプルがすぐ手に入るんですけどね、、、。

どなたかそういった変換出力サイトご存知でしたらまたお教えいただけましたら助かります。

こんなことを考えながら、グーグルマップを使って近場の書道教室を探してみたところ、二軒ほどあるようでした。月謝って幾らくらいなんでしょうかね。ちょっとだけ気になる今日このごろです。

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病院関係者三人で飲みました

夜からはA氏とB氏との三者で飲み会でした。

「美味しい日本酒を飲みましょうか」というA氏からのお誘いがあったのが日本に戻ってきてすぐの頃でしたが、ついにそれを実行する日がきました。駅の近所にある隠れ家風の小料理屋に招待されての飲み会でしたが、上品な雰囲気の中で飲み食いするのは本当に久しぶり中の久しぶりでしたので、最初は少々しゃちほこばった雰囲気の中で硬くなっていたのですが、酒が進むにつれて、皆が少しずつガソリンが入ってきたのがわかり気勢も上がります。w

なにを話したかに関してはちょっといろいろと企業秘密という面もあって詳らかに出来ないところがあるのですが(笑)、世の中の仕組みの複雑さをいつもより深く紹介された感じがしました。
病院の運営、経営にあたっての保険診療請求の仕組みや経営の構造。病院内におけるさまざまな取り組みや問題、今後の展望と期待。そしてあるべき方向性はどういったものであるかなどというものでした。更には院内のいろいろな人間模様に関してもA、B両氏なりの見解がいろいろと出てきましたがそこはそこ、それなりに聞き流して記憶に留めぬように計らいました。

ここで三人で一升半くらい飲んでしまったため、かなり出来上がってしまっていたのですが、それから後は次の焼き鳥、刺し身を食べさせてくれる店を探して少し歩いた後に二次会に突入。何を話したのかは既にここから覚えていない状態。A氏がいつの間にか手土産の寿司を準備してくださっておりましたがそれだけでは帰してくれず、ミスタードーナツに勝手に入っていってドーナツを10個買って私に強引にもたせ、病棟で夜勤中の看護婦さんとヘルパーさんに持っていくように指示まで出されました。w

病棟にお寿司を持って行くと大喜びされて「太る太る」と言いながらも喜んで食べてくれました。
それ自体は良かったのですが、問題は翌朝の私。仕事があるというのに頭のなかはまだアルコールがアセトアルデヒド漬け状態の上に眼まで赤っぽくなっていて「酒飲んだでしょう?」的な状況だったことです。

さすがに少し反省しました。 orz

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2014年2月14日金曜日

小保方さん大丈夫なんかな、、、

何となくこれを書いている今も心配しているんですが、小保方さんの研究結果って間違いないんでしょうか。

というか間違いなく正しい「成果」であった信じたいというのが正直な思いです。マスゴミが大騒ぎしていた二週間ほど前から、この手の発見にありがちな捏造の可能性が無いことを心の底から願っています。ハーバード側も彼女が見つけたという方法で同じような実験を行っているということですから、問題はないのだろうと思ってはいるのですが、ファン・ウソクの時のように国家をあげての大騒ぎをした挙句の大恥などをかかないかな等と心配しています。

小保方と言う名前と捏造という2つのキーワードでネットを探すとありとあらゆるサイトが真偽不明のソースを含めていろんなことを言っているのがよく解ります。その中には過去の彼女の論文のデータを検証してその画像の中にどうにもおかしいというデータを見つけて激しく糾弾しているものもあります。研究者間の競争や嫉妬その他も含めていろいろあるのでこういったことも21世紀の今検証されまくりという形で出てきて来るのも普通かとは思いますが、、、。

彼女の研究に関して研究者間の討論で最も熱いのはここのPubPeerだと思うんですが、今のところ彼女の研究結果を再現できないという報告が続々と寄せられるという「彼女にとっては」不利な状況が続いています。
特にこのブログに集めてある、全世界のこのSTAPに関する追試を行っている研究者達の手記とデータが集められたサイトでは彼女の手法もしくは類似の環境を使った追試実験で結果を再現できないと言う報告が次々に出されている状況です。

ただし、彼女たちにはもしかして論文に載せていない「隠し味」となる手技や試薬が存在する可能性もありますので、簡単には否定出来ないのかもしれません。これから山のように集まってくるであろう追試データをまとうではありませんか。

持ち上げまくっては若い女の子の研究者を地上の星のように持ち上げて時の人にした各マスゴミ共。もしこの成果が何らかの間違いだとわかった時には奴らはどういった態度に出るんでしょうか。とても興味深いところです。
こういったマスゴミの余計な行為が彼女の研究者生命のみならず、本当の生命まで奪うようなことにならなければよいのですが、、、。

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2014年2月12日水曜日

テレビを見ない人にとってのオリンピック

今は多分オリンピック真っ只中なのではないかと思います。

多分というのは医局に投げ捨ててあるスポーツ新聞の一面にソチ・オリンピックに関する記事がカラフルな文字で踊っているからです。最近ではネット上のニュースさえ週に一度か二度ほどしか見なくなってきた私ですが、そもそも家にテレビというものが無いので、世の中でどんなことが「マスコミの御意向的には」流行りなのか、どんなテレビが放映されているのかなども全く知りません。

病院の仕事が終わってから家に帰りついてすることといえば、夕飯の準備と洗濯、掃除、そして読書と勉強、ブログを書くこと。それくらいで十分夜も更けていきます。
テレビに金をかけるだけの如何なる価値も見いだせませんし、それだけの価値のある番組が放送されていることも例えあったとしても今の段階では全く知りませんし、見る時間もありません。嫁さんとしてはガラポンTVを導入してからアメリカに日本のテレビ番組の画像をネット経由で送ってもらいたいらしいのですが、今はまだそれをセットアップするだけの時間がありません。

さてイマの話題は世間的には「多分」オリンピック。
しかし、私いとってはほぼ全くどうでも良い行事でしかありません。winter sportsのなかで雪か氷の絡んで面白いものといえば精々アイスホッケーとボブスレーくらいしか思いつかないのです。基本的に宮崎という暑い田舎で生まれ育ったせいで、冬のスポーツといえば授業で苦しめられたマラソンくらいしか思いつかないのがこういった人間が出来上がった要因なのだとは思いますが、、、。

誰が勝とうと負けようと、夏でも冬でも特に関係のない私。世界記録が更新されることに関しては人類の一員としては興味がありますが、それもドーピングが怪しいのが多すぎて興を削がれるし、、、審美的な競技、例えばアイススケートとか勘弁してくれよとか言うレベルのおかしな判定が有りすぎてこれまたツマンナイし、、、。

やっぱ観戦していて一番面白いのは瞬発力と持久力とチームプレーを適度に混ぜあわせたバスケやアイスホッケーのような一触即発系のゲームか肉体がモロにぶつかり合うボクシングのようなシンプルでガチのファイトでしょうかね。オリンピックは、見ていても確かに凄いし、こんなことやれと言われて100回やっても1000回やっても出来んだろ!というような思いはありますがそれが「面白いか?」と言われれば多くの場合その答えはノー。
というわけでどの角度から見てもこの時期にテレビ経由でオリンピックを観る気は「やっぱり」サラサラありません。まあ、私の存在など金と利権まみれのオリンピック委員会にとっては完全なZEROなので見てもらう義理も無いというのが真実ですが。w こんな捻くれ者にはなかなかコマーシャリズムは浸透してくれません。

マスゴミがこれでもかと突つき回しているであろう毎度毎度の「取らぬ狸の皮算用的結果予想」と自分のところがやった「予想と実際の結果の乖離に対する勝手な非難コメント」や上から目線の「よくやった」だの「XXに泣いた〇〇」とか言うような無責任記事のオン・パレード。

所詮、お前ら競輪も競馬予想も全く当てきらん無責任クズ野郎供なのに何で人間の競技になるとスポ根とか裏の人間関係とか。国家の威信とか持ちだしてお話作るんかね?黙って画面だけ流して選手の国名と選手名だけ流しとけばもう少しは視聴率や記事の購読率も上がるんじゃないか?w

いつもは日本の国旗に唾を吐く野郎のくせしてオリンピックだけは特別でございって言っても通じんぞ。

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2014年2月11日火曜日

良い薬を作る競争

実験をする時にはモデルを考えてそれを実際の事実に応用するための「最も単純化した場合」を考えて実験を組み立てていきます。

ですから実際には生体においてはとてもそんな単純な図式では描ききれないような事もあたかもその実験が成功したことで、「体の中にその系を使って行った結果を戻してもそれが上手くいくのではないか?」等という淡い期待を抱きながらアニマルモデル、ヒトモデルへとステップを上げながら実際の治験などで成果が出るかどうかを見ていくことになります。

以前、実際のそういったステップを製薬会社の方とお話したことがあるのですが、それはそれはモデルで始まった仮説実験が最終的に製品化されることの恐ろしく低い確率の話を伺ってビビったことが有ります。本当に「当たり!」の薬が出なければ、そして出さなければ会社の収益は数百億円単位で上下動する事も普通で、「特許や製法の秘密」の塊というのが我々が飲んだり注射しているクスリなんだというのがよく解りました。

本当に出したくない特許は特許として登録せずにノウハウ自体を誰にも教えないということも当然だし、論文としては出さないのもごく日常的で、素晴らしい論文として世を賑わせている結果を横目で見ながら既に遥か前にそれと同じ結果を手中に持っていて隠している何ていうこともこれはザラだという事。

利潤を追求する組織というのはサイエンスを行っていても、利潤の最大化のために「中にいる人達」の栄誉や成果を「顔無し」の状態として保つのも当たり前だという、製薬関係者の間では「当たり前」だということが恐ろしくも有り、やるせなくも有ります。本当に「疾病という人類共通の敵を倒す」というレベルで共闘するように完全に互いの情報とノウハウを共有したらどんなことが起こるんだろうかということも夢想したりすることも有りはしますが、実際はこういった水面下での激しい殴り合いのような競争があってこその進歩なのだろうということもまた一面の真実なのでしょう。

しかし、巨大製薬会社のようなスケールメリットが無いと製薬競争では生き残り組に残れないというような記事を読みますが、私はこの点にはちょっと懐疑的です。実際に研究費の潤沢さと優れた頭脳の数という意味では巨大製薬会社は特許と人材で多くの敵を脅かすのでしょうが、実際には弱小と言われる所でも限られた資源を使って素晴らしいアイデアで単発の優れた薬を作って疾患治療に立ち向かってくるベンチャーもあるわけで。

とは言え、これらの芽吹いてきた小さな会社を札束で買い叩き続けるのもまた巨大製薬会社であることも事実なのですが、、、。
まあ、我々使用者側にすれば、優れた薬が適正な価格で出さえすればどこから出ようがそれほど構わないわけではあります。

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2014年2月10日月曜日

名古屋へ戻って仕事と言う時に、、、

朝は6時過ぎに起きて飯を食べて飛行機に乗る準備をしました。

昨夜のうちに家の裏に住まれている個人タクシーの運転手さんのお宅に電話を入れていましたので、朝も問題なく迎えに来てもらえました。時間は7時30分、飛行機の出る9時ちょっと前までであれば少々の渋滞など関係なく十分に間に合う時間です。
実際に出発の1時間以上前に飛行場に到着して名古屋の病院へのお土産を少し買い込んでそのまま出発を待っていたのですが、何と名古屋からの到着便自体が遅れたためにまず35分の出発遅れがアナウンスされました。

関東地方の大雪が空のダイヤを大幅に狂わせていることはテレビ等で知っていたのですが、名古屋も影響あったんかいな?という感じで緊張していましたら、何と!お隣りの搭乗口で待っていた東京行きの便は「欠航」のアナウンスメントがされたではありませんか、、、。

横に座っていた私は「こりゃあ、、、ヤバイかの〜」と考えていたのですが、東海名古屋方面まではなんとか雪で大混乱という状態にはならなかったようで、時間が来たら確かに出発してくれました。
雲の上に出たら機体はキラキラと光ってくれます。
和歌山を通過して、名古屋に突入する直前です。
チョットだけ機体が揺れましたが、大したことはありませんでした。
セントレアに到着したあとは病院へ一直線。55分で駅まで到着し、そこからはバスで10分。病院にはミニスーツケースのまま入って行き白衣に着替えて仕事を開始しました。
やっとネットのある環境に帰ってきて、こうやって原稿を上げているわけですが何か宮崎の実家もそろそろネットを家に導入して、19世紀的な生活から脱出してもらえませんかねえ。私がお金を肩代わりしてマックを買って家に据え付ければネットもしてくれそうなんですが、、、。

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2014年2月9日日曜日

次は実父・実母の住む宮崎へ

さて、コタツで寝入ってしまった私ですが、朝は早うからまた起きて実家である宮崎への帰郷です。

嫁の実家には義父への見舞いと種々の野暮用の処理、そして長崎の両先生に会うことを目的に帰ってきましたが、今度は私の実家で顔見世興行をして両親の様子を確認することがお仕事です。取り敢えずは昨日買っておいた親戚一同に配るカステラを荷物に詰め込み、朝早く義理の妹に駅まで送ってもらいました。

二日前に義父の病院を訪れた折に買い込んでおいた宮崎行のバスのチケットでしたが、今回はいつもの繁忙期のような事は無く、バスの中はスカスカの状態で、自分自身を入れてたったの5人しか乗っていませんでした。まあ、こんな時期にこんな路線に乗ってくる人はまあ珍しいでしょうから驚きもなにもないのですが、片道6000円前後でこの数の客を運んだところで採算がとれるのか他人事ながらちょっと心配でした。

さて、バスは5時間ちょっとで宮崎に到着したんですが、降りていきなり衝撃。聞こえてくる宮崎弁がまるで聞き慣れない言葉とイントネーションの世界であると感じたことでした。本当にうたでも歌っているんじゃないかというくらいキーの高い発音の連発。一音節毎に尻上がりの発音をする言葉の連続した会話、、、。もうこんな話し方は本当にスッカリ忘れてしまって出来ないな〜と言う感じです。
部分部分でのコピーはまだ出来るんですが、両親が話しているような話し方はなんか体の中から消えた感じで、結局、長崎や名古屋で生活していた期間が長かったんだろうかと思っています。

家にはタクシーを走らせて到着。後期高齢者となった老親が玄関口で私を迎えてくれました。
何だか右瞼を虫に刺されたとかいう母親が登場してきました、、、。orz 結構、オイオイというような感じだったのですが、数日前はお岩さん状態だったらしく、これでも治ったほうだとか。ショックとかを誘引するようなタイプの虫刺されでなくて良かったですよ、ホンマに。

帰ってすぐに用意したカステラを一斤ずつ3つ持って親戚まわりの開始です。
おやじの原付きに乗って走りだしたのは良かったのですが、寒くて寒くて薄着で乗ったことを大後悔でしたが時既に遅し。震えながらのカステラ配りです。w それぞれの親戚たちと一時間ほど話し込みちょっとした親戚同士の情報交換をしました。こういった細かい話し合いというのはアメリカに居て、日本には居なかった自分にとって本当は円滑な親戚付き合いの基本として大事なんですよね。

夕飯は魚を食べ、取り留めもない話をして8時ぐらいには眠くなってしまいそのまま寝ました。まあ、老いたとはいえ両親が元気でやってくれているのは息子にとってありとあらゆる意味で有難いことです。
このまま元気でやってもらいたいものですが、、、。老々介護が始まるのは一体いつになるのか、それともこのまま元気で居てくれる時間がもっと長く続いてくれるのか?しかし、老いるということは何らかの本当に小さなきっかけが全てをガラリと変えてしまうことになってしまうことです。
柔軟性や回復力の極端な低下が見られるのが老年期というもの、まあ、その先の事も色々と考えておいてやるのが子供の役割の一つ、というのがこの頃の日本の姿なのだと思います。

色々と考えておかねば、、、。

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2014年2月8日土曜日

20年ぶりの再会

朝起きて、いろいろとおみやげを買い込んだり、チビ達と昼飯をリンガーハットに食べに行たりで午前中を過ごし、その足で義父の病室へと向かいました。
昨日の昼間では白血球低下に伴う感染予防のために小児の来訪は禁止となっていた病室ですが、今日からはチビ達もOKです。ところが病室に入ってもチビ達三人はお爺ちゃんと何かをすることもこれといって無くて、5分もせずにいきなり「疲れた」だの「帰りたい」だのを連発。w
お爺ちゃんもそれを受けて思わず「帰れ~」との御宣託でした。もともと小さい子が少々苦手のお爺ちゃんですから、きっと持て余してしまったんでしょうかね。

私自身は次回の再会を約してそのまま部屋を後にして久しぶりに出会った甥や姪のために散財開始です。帰りの道すがら、近くにある巨大なショッピング・モールである長崎夢彩都へと向かいました。まずはチビ達のために午前中のジャスコのおもちゃ屋に引き続き訳の分からないおもちゃやカードやフィギュアを購入、この場に居ない姪には可愛い文房具をしこたま買い込みました。それにしても訳のわからぬフィギュアが6000円だの4000円だのというのには納得がいきませんな~、、、。

更に北朝鮮の最新ファッションのようなカッコで身を固めた義理の妹に「お前それはないぞ~!」と言う感じで服を上から下まで買ってやることにしました。はじめはかっこいい財布を云々と言っていたのですが、選んで持ってくる財布がどいつもこいつも選んだようにダサいデザインだったので、尽く却下。w

財布はやめにして近くにあるちょっと高級な服を売る店に入りシャツ、その上の重ね着用のセーター、そして下のパンツ二着とサマーコート、コーディネートを繰り返しながら試着室から出たり入ったりさせながら決めていき、全部合わせて5着買い込んで支払いました。
まあ、これで少しはまともな現代人風のファッションになったかな。

さて、今回は帰郷のもう一つのメイン・イベントである先輩のH先生とその同僚のT先生との再会がありました。6時過ぎに、義妹たちと別れて歩いて入っていっためがね橋の側でランタンの飾りが綺麗に飾ってありました。
その後、その光の波の中で揺らめくランタンをゆっくりと眺めながらアーケードの中を進んでいきました。いつもは見ないような大量の観光客があちこちのお店の前で列を作っていて驚いてしまいました。最後にそこを通り抜けて銅座の中にあるオコゼ料理専門店の小笠原というところに入ってH先生とT先生の到来を待ちました。
美しく作り上げられたランタン。素晴らしい造形でした。
15分程で両先生方が到着し、早速旧交を温めたのですがH先生とはもう20年ほど会っていなかったのにあたかも昨日別れたかのようなあっという間の邂逅でした。やっぱり尊敬できる先輩を持つのは僥倖以外の何物でもないなと感じた瞬間です。H先生はMITで、私はNIHとVCUでの研究生活。T先生はこれから留学先の最終決定ですが、今回は海外での研究の話も熱かったですね〜。

三人でゆっくりと激ウマのオコゼ料理を堪能しながら数時間、今度は河岸を医学部そばの浜口の焼き鳥屋に移してまた数時間。気づけば12時はとっくに過ぎていました。研究の話、医学のはなし、教室運営の話などいろいろと変えながら何れも話し尽きることない感じでした。

名残惜しかったのですが、再会を約束してそのまま私一人で遠く離れた蛍茶屋というところまで歩いて長崎の夜を散策しました。一時間ほど歩いた頃にはちょうど酔いも覚めた感じで、残りの山道をタクシーで移動して家に帰るとそのまま(昨日に引き続き)コタツでグーグー寝てしまいましたとさ。

ほんに日本のコタツは気持ちよさすぎ!

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2014年2月7日金曜日

長崎への帰郷

昨日の深酒が祟ったせいか案の定早朝目が覚めてしまった私。しかも3時半。

しょうがないので朝食のパンを焼いてヨーグルトを飲み、野菜ジュースを体に入れてゆっくり準備です。ちょっとした帰郷ですからなんの準備もしていませんでしたので、取り敢えず一日分の服と下着を詰め込んで忘れ物がないかチェック。トランクはスカスカの状態です。
駅を出てセントレアへ向かう直行バスは5時半から30分おきですが飛行機の出発時間を考えると取り敢えず6時のバスには乗っておいたほうが無難ですのでタクシーの会社に電話をしました。
ところが名古屋でも中心部にない会社だとこの時間はそもそも営業をしていなかったり、配車センター自体が配車用の車を手配できなかったりという感じで無駄に5分10分と過ぎていきます。

うむむ、ヤバイぞと思った時にやっと一台こちらにまわせるという車が現れましたのでそれにすがりつく感じでの手配を頼みます。ぎりぎり五分前にバスの発車場に到着して一安堵。名古屋の生活も既に一ヶ月経っているので乗車してマナカという乗車用の電子カードも手持ちの道具として持っており、スムースに乗降できました。

久しぶりに帰ってきた長崎は本当に西の端、、、。ズンズンズンズンとバスに揺られて高速を西へ走りますが、本当に何でこんな日本の西の端っこに住んでいたのだろうと不思議になるほどの端っこにある街だなーと感じました。

長崎新地から市内に入り路面電車で蛍茶屋までゴトゴト揺られたあと、義理の父の入院している大学病院まで歩いて行きました。
本当に超久しぶりの自分の大学再訪でしたが、病院が完全に新築されていたことに驚くとともに、内部のシステムも極めてアメリカ的になっていた事に二度びっくり。案内係の人がやたら沢山いるのと病棟の中がナース・ステーションを含めて完全にアメリカの標準的なシステムのコピーになっていたことに「おろろ」となってしまいました。

エレベータに乗って義父の入院する部屋へ向かうとそこには義母も待っていました。こちらから短い挨拶をすると、義父らしく右手をチョコっと挙げて「ヨッ」と言う感じの挨拶。表情を見ても意外と元気そうです。

数日前に義母に電話で話を聞いた時には化学療法で相当元気が無くなっているというような話でしたがどうやら今日あたりから急速に元気が戻ってきたようです。本当に元気な笑顔を見ることが出来てよかった。この後またスケジュールを組んで手術をするということですが、これならば大丈夫かな、と思えるほどの回復ぶりです。

三時間ほど部屋で過ごした後、義母とともに嫁さんの実家へ戻りました。久しぶりの実家は懐かしい匂いのする場所でした。しばらくすると義理の妹と弟の子供たちが義理の妹とともに雪崩れ込んできて激しい喧騒状態。責任あるオジサンとしてゲンコツのおみやげをバラ撒きながら祝福してあげました。

夕方からは歓待のお寿司も振る舞われ皆でワイワイ言いながらの夕食の宴が始まりましたが、この前まで赤ん坊だったチビ達がかなりお兄ちゃん、お姉ちゃんになっていたことに感慨深いものが有りましたね。暫くしてそのまま眠くなり私自身はこたつで眠りこけてしまいました、、、。

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2014年2月5日水曜日

義父への御見舞い

嫁さんのお父さんがちょっと体調に問題があり故郷の大学病院に入院。

既に化学療法の1クール目を終了したとのことだが、元気が無くなってしまったということで応援を兼ねて田舎の方へ顔見世に帰ることに決定したのはいいんですけど「御土産」に何を持っていくか悩むところです。
名古屋といえば天むす、味噌かつ、ういろう、シャチホコグッズ、手羽先なんかが有りはしますが、それらが素敵なお土産かと問われればちょっとばかし「?」が点灯するわけで、悩ましいところです。

今回の義父の件、数年前から伏線はあったのですが何れも本人の意志で「良性」のレベルでの最終的な腫瘍摘出を拒否し続けてきたという経緯もあり、他の兄弟などからも「まあ、これも本人の人生の選択」と言う感じで諦められています。

こういった話は今回親族に起きた身近な一例ですが、体調がおかしくなった時の対応に関しては本当にそれぞれ個人差がありまして、医者が医学知識があるから診察を積極的に受けに行くかと問われれば、自分の都合のいい方に解釈してそのまま精査せずなんていうことも実に日常茶飯事ですから、患者さんの事をとやかく言えないのはどっちもどっちということなんですけどね、、、。
先ず隗より始めよ、とは言いますが多くの場合において灯台下暗しみたいな結果になることもあるわけで、この話ばっかりはそう単純ではありません。

じつはこの話の延長にあるのが医者の処方した投薬のこと。実際に患者さんに投与しても、こちらが思ったように服薬をしてくれないなんていうが「現実的には」デフォルトでありまして、自分の体調次第で止めたり、忘れまくってそのまま飲まなくなったり、捨てたり、保存してしまったりとかありとあらゆるパターンで医師側の予定している服薬計画は無視されてます。そしてそれを見越した上でのデータの解釈などもしないといけないのが現実の医療ですのでほんとうに難しいもんですね。

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2014年2月4日火曜日

嫁さんとgoogle hangout

嫁さんの顔を見ながら久しぶりに話しました。

いい時代になったものです。お互いがiPhoneをもっていればそれだけでWiFi経由の無料通話ができるし、googleのアカウントを持っていても動画を見ながらお互いに話ができるし、SKYPEを使ってもわずか数十セントを使うだけでお互いが満足出来るだけの長電話の出来る時代です。

変な長距離電話契約なんかもう過去の話。何がなんだろうと既にskypeの品質とコストパフォーマンスには勝てないでしょう。また、もし完全なタダで超長距離の話をしたければgoogle hangoutをすればいいだけの話ですから世の中変わってしまったもんです。

私がアメリカに初めて行った頃には丁度国際長距離通話の安売りバトルが始まった頃でしたが、それでも一分間が100円以上というのは常識でした。それが月を追う毎に10%前後の安売りが進む感じで、一、二年経つ頃には一分が30円くらいにまで下がっていました。そして今ではほぼ無料。

嫁さんの夕飯前の準備を画面越しに見たり、学校に子供たちを送っていった後の姿を見ながらの動画付きチャットがタダなのは隔世の感があります。ただし日曜とか土曜の週末は全世界的なアクセスが重なるのか音声と画像の「ズレ」が顕著になります。でも、まあタダですから文句は一切言えません。w

これからはグーグルも更にサーバの能力を増強してHDで画像を送ってさえも何の問題もないようなレベルのセッティングをしてくるんだろうなと思います。それがいつか、、、多分「すぐ」だと思います。

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