2014年2月23日日曜日

STAP細胞 崖っぷちか?

何だか残念な感じがますます強くなってきた気がします。

最初におぼろげに抱いてた疑念の雲が日々大きくなっていく「良くない感触」が、、、orz
若い女性研究者が必死の根気強さと素晴らしい着想、そして持ち合わせた運とで手繰り寄せたノーベル賞クラスの発見が何だか幻に終わりそうな良くないデータ検証結果がかなりのレベルで揃い始めているような気がします。

細かく検証しているサイトとして幾つもあるのですが、そのまとめサイト的なところを幾つか挙げてみると、、、
などが有ります。

先だってこの糞ブログに書いたように、私の方でもPubpeerのディスカッションサイトでこの論文に関して、発生の同業者達がどういった議論を展開しているのかに関するディスカッションをつらつら眺めていたのですが、確かに彼らの言う事には一理あって、特に以下にあるような検証すべき事項は彼女のプライマリーな実験が「真実だったと仮定した上で」更に応用のためにはクリアされるべき課題であるべきだという議論に発生に関しては門外漢の私でも深く納得させられます。

1. Will it be reproducible by other labs? 
2. Will it work in human cells? 
3. Will it work in adult cells? 
4. What are the molecular mechanisms? 
5. Do these cells possess significant rates of mutations or epi-mutations, the latter being abnormalities in the epigenome? 
6. Are these cells tumorigenic (besides forming teratoma)?

彼らの延々と続くディスカッションからはいかに彼女の報告が360度万遍なく検証され議論されているのかがよく解ります。多分、間違いなく中で討論している人間の内には「世界的に著名な発生研究のラボ」から投稿されているものがわんさとあるはずで、その議論の切り口の鋭さを見ていると彼女の論文のフィギュアが一つ一つ恐ろしいほどの緻密さで「ナマス切り」にされているのを感じます。

更には先に上げたPubpeerの追試実験による検証結果の報告ページがもう何だかな〜(orz)と言う感じで、ますますお隣の国で今を遡ることほぼ10年前に起きたヒト胚性幹細胞の捏造事件と同じような経過を辿るのではないかと言う気が。

しかし!

お願いだから、このブログがブログと呼ばれる「彼女にとって良い形」で集結して欲しい!!!この実験が偽造だと「万が一にでも」なったら、日本のサイエンスはいろいろな意味で計り知れない大ダメージを受ける恐ろしい予感がするのです。当然真実であったと判明した暁にはそれを見抜けなかった有象無象の末流サイエンティスト達の眼の節穴ぶりを存分にせせら笑う権利が彼女にはあるのですが、、、。(無論、彼女は忙しいでしょうからそんな糞共は相手にもしないのは眼に見えていますが。)

もう一度言いたい、頼む!頼む!頼む!日本の科学の信頼性と栄誉の為にもどうか彼女の実験が「嘘偽りのない真実であって欲しい」と心の底の底から願う!と。

しかし、何で本人じゃなくて理研が表に出てきていろいろ発表してるんだ???

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