2013年1月30日水曜日

入れ墨(刺青・タトゥー)の話

iPhone5を買って以来、2chまとめをMatome Blogというので読むようになった。
暇潰しには実に使い勝手の良いソフトで、面白そうなこと、全く食指をそそらないことがごちゃ混ぜで日々並び出てくる。まあ、この手のサイトというのは愚にもつかないことから、え~!?というような事まで本当に(私にとって)玉石混交の日本の情報源の一つです。w
面白いのは記事そのものよりもどちらかといえばそれに対するコメント、反応の方です。読んでる方も沢山居ると思うのですが、スマホを手に入れるまでは2chには本当に極稀にしかアクセスしなかったんですが、(2chリーダーもインストールしてはあるもののほぼ嫁さんが使うのみw) スマホを手に入れてからは本当に時間潰しのネタとしてニュースのまとめと2chが二大巨頭です。
その中でたまに「おいおい」というようなまとめネタがあるのですが、今回はこれがネタであってくれと祈りたくなるようなものがありました。それは「自分の子供にタトゥを彫りたいのだが親が反対している」というものでした。まあ、ネタであって欲しいんですが、世の中は多くの人間の常識が通用しないイカレタ連中が沢山居るのも事実。
スレッド内でのやり取りを見ていると、どうにもこうにも、、、っていう非難の応酬があるのですが、このスレがもし釣りと呼ばれるものでなくて、本当に馬鹿親が書き込んだものなら、私個人としてはまあ、「やれば?」としか言えません。何を言おうと、子供を自分の所有物としか思わない馬鹿親がその子の身近にいれば、その子もほぼ間違いなく次世代の馬鹿親に高確率で成長して、社会の底辺を蠢く生き物としてその一生を馬鹿の再生産に捧げるでしょうから。カエルの子はカエル。DQNの子は高確率でDQN。w
馬鹿親から引き剥がして全うなシステムの下で育てる法や環境でもない限り、本当に環境は子供の将来を規定してしまいます。日本のそういうネガティブスパイラルの一群というのは見たこともありませんが、アメリカではそういう連中は人種に関わらず、比較的判り易いところに判り易い形でかたまって住んでいるのが現実です。
この馬鹿親の入れ墨の話の本質は入れ墨自体ではなくて、わが子をペットのように扱い(ペットに対してでもでもこんなことは出来ませんが!)「自分の子なんだから許可などとる必要も無いだろ」と言い放つその低脳ぶりとその愚かな育ち振りにこそ呆れるべきポイントなのでしょう。
この馬鹿親の親には反対されているというのですが、まあ、言っては何ですが、この馬鹿親を産み育てた(育ってませんがw)その親が既にこの孫の命運を規定してしまっているというのが悲劇ですよね。
入れ墨は時代、国、歴史や文化の背景によってその「意味あい」が全く変わってきます。すくなくとも「現代の日本」である一定以上の水準の生活を志向しようと思えば明らかにネガティブな影響しかない墨を、自らの意思も無い我が子に入れるなんぞ、ほぼ「極めつけの馬鹿」としか言いようが無いです。
アメリカではみんなおしゃれの一環としてタトゥーしているというような誤解をされているような若い人が日本にはいるのかも知れませんが、それはハッキリと「嘘」です。ある一定水準以上の稼ぎや地位のある職業に就く人間は、従軍経験者が戦場で血盟のような感じで彫ったものをしているの以外、本当に墨を入れている人間は少ないです。まあ、宗教的なものが背景にあるかどうかは知りませんが、クリスチャン系統のアートを入れる人間も居れば、それを拒絶するクリスチャンも当然居ます。
何はともあれ、周りに居る多くの人を見て思うのは、墨の入れ具合は確実に、その人の経済的、職業的階級を反映しているという事。無論、反比例で!
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