リッチモンドの日本人小中学生と宮城県石巻で東北大震災を経験した中学生の子供達の間で交流会が持たれたのでした。三々五々集まってくた家族とアメリカ側のYMCA関係者、そして日本からYMCAの石巻支援センターの方が引率されてきた中学生達がやってきた。最初にアメリカ側の代表の挨拶があり、その後みんなが自由に話し合う感じで色々なアクティビティーに参加していたのだが、途中でアンダーソンさんという方が来られていることに気づいた。
この方はあの大震災で犠牲になったバージニア出身の女性英語教師テイラー・アンダーソンさんの御尊父アンディー・アンダーソンさんでした。あの震災と、娘さんのお話の事が多くのメディアに流れていたことを話し合っているうちに、自然と二人共涙が流れてきてしまいました。自分の最愛の娘の命が、突然の災害で予期せぬ形で遠い異国の地で消えてしまうという悲劇をどうやって乗り越えることが出来るでしょうか。私には無理です。JETプログラムで派遣された彼女は半年もせずにアメリカに帰ってくるところでした。
あの日の事を記した多くのページが今でもあちこちに残っていますが、優しそうなお父さんの眼から流れだした涙を見るのは同じように子を持つ親として耐え難いく辛いものでした。
来年以降はアメリカ側から日本への派遣を検討しているそうです。今後共この交流が末永く続き、日米の新しい架け橋が次々と立ち上がることを期待したいと思います。そのために少しでも力になれるのならそのお手伝いはしますと、YMCAの日本側代表の方にはお話しました。FB経由で繋がることになると思います。
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