2012年8月29日水曜日

娘の大学生活開始!

いよいよ今日から上の娘の大学生活が始まる。
昨夜も意外なことにグズグズ泣くようなことも無く、朝からは比較的爽やかな笑顔で起きてきました。嫁さんも下の娘も特に泣いていません。I-95を素直に北上していき約三時間ちょっとでボルチモアに到着しました。ボルチモアの街中は昨年から始まり今年で二回目のボルチモアグランプリのセットアップが進行中でコンクリートの壁があちこちに張り巡らされています。交通規制も始まっており、そのせいで少し渋滞に巻き込まれたようでした。
とりあえずホプキンスの中に入って行くと、在校生の引越し応援隊が 次々と荷物を我々の車から引っ張りだしてはサッサと寮の中へ持ちだしていってくれます。結局、部屋の中へ入っていって娘の荷を解くところから始めました。部屋は一番安いものですが実に清潔で女の子達の部屋ばかりです。他の娘達も当然のように家族とやって来ているようで、あちこちで荷造りを解いていっているのが見えました。
暫くして全てが終わった所で、昔一緒にNIHで少しだけ働いていた女の子でこのホプキンスで働いている女性と合流し、家族みんなで近くのカニで有名な店に行ってバクバクとカニを食べました。ミドルサイズのもので1ダースが$50。少しだけ季節から外れているため、どうしても少し高めです。まあ、お祝いなのでここは出費は覚悟していたので問題なし。しばらく見ていると、どうやら下の娘の何か言った何気ない一言で姉ちゃんの涙腺が崩壊したようで、壁の脇でさめざめと泣いていました。
JHUに戻って娘に別れの言葉をかける段になって嫁さんと上の娘は只々滂沱の涙を流すのみ。私も最初は涙など流すことは無かろうと思っていたのですが、、、実際に娘を抱きしめて肩を叩きながら「お前なら大丈夫!頑張れ」と言った時点で自分の中にグッと込み上げるものがあり、それ以上の言葉を継げず。下の娘はいつものごとく「比較的」クールでしたが、、、。最後の瞬間、昨日一日かけて書き上げたメールを娘に手渡しました。
長女はそのままクルッと向こうを向いてこちらを見返りもせずに片手だけを振ってバイバイのサインを出していました。これ以上の涙を見せたくなかったのでしょう。
いろいろな経験を積んで、沢山の人と会って、多くのことを学んで独り立ちできる人の役に立つ人に育って欲しいと思いました。でも本音を言えば、まずは健康であってくれれば、親としてはそれでいいんですけどね。
帰りはGPSがI-95の渋滞を避けろとの指示を出したため、その指示に素直に従い4時間ほどかけてroute301を通って8時前に家に帰り着きました。家に帰り着いて暫くしてガラ~ンとなった上の娘の部屋を見た時はやっと一人が大学生になったかという想いとともに、寂しさもこみ上げてきて複雑な気持ちになりました。
頑張れよ!お父さんはお前が幸せになる道を選ぶのなら全力で応援するよ~!
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